「金輪際」の意味と使い方 - 過去も含めた使用方法は正しいのか?

このQ&Aのポイント
  • 「金輪際」とは、仏教用語で「この世の果て」を意味し、一般的には「絶対に」という意味で使われます。
  • しかし、「金輪際」には時間的な意味や限定が含まれており、過去も含めた使い方がされることもあります。
  • 使用方法は個人の感覚や言葉の変化によって異なる場合もありますが、教科書的には過去を含めた使用方法も正しいとされています。
回答を見る
  • ベストアンサー

「金輪際」の使い方

「金輪際」という言葉について、語源や意味などは、調べて判りました。 仏教用語で「この世の果て」、端的には、「絶対に」という意味みたいですが、 「金輪際」に、時間的な意味や限定は含まれているのでしょうか? 例えば、 「金輪際、君とは口をきかない。」 のような使い方はよく目や耳にします。この場合、絶対(今後共、未来に向かって、永遠に)~しない、という意味ですよね。 しかし、先日、古い書籍の中で、 「金輪際、○○ということは、あったためしが無い。」 のような、過去の時間も含めたものも含めた文章を見ました。 私個人としては、このような過去の時間を含めた使い方を見たことがなかったので、違和感を感じたのですが、教科書的にこのような使用方法はOKなのでしょうか?間違っているのでしょうか? あるいは、言葉の使用方法の変化で、このような使い方もOKになってきているのでしょうか? 国語に詳しい方、宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.1

イメージされる「絶対(今後共、未来に向かって、永遠に)~しない」といった時間的な「果て」に関わる場合には、「尽未来際(じんみらいざい)」とか「未来永劫」「五劫永劫」などとなるでしょう。 この「金輪際」は「地下一百六十万由旬の」深さを指し、「金輪奈落」とも呼ぶように、空間的な「果て」とされるもので、人の住む地表・地上はもちろん地の底の底、奈落の果てにいたるまでそっくり全部・一切合切を指す言葉で、ここから「根こそぎ」という極限の程度副詞と「金輪際」を合わせた「根金際(ねこんざい)」といった言い回しもあります。 ですから「金輪際、あった例はない」という場合は、空間的に、地の底の底まで探そうとも見つからない/ありはしないという強調語として、もともとの表現に適っていると思われます。

tatsuya3fd6
質問者

お礼

丁寧なご回答、ありがとうございます!よく分かりました。

その他の回答 (1)

  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4337)
回答No.2

国語に詳しいというわけではありません。常識的判断ですが、 金輪際は多く後に打消しを伴う。副詞 断じて、とことんまで、  過去の事もその出来事を反省したり、非難したりするとき使っていると思います。 日本は金輪際、第二次大戦のような戦争に巻き込まれてはならない。 おじはケチで子供の時金輪際お年玉くれなかった。 過去の出来事でも、未来に向けて、断じてやってはならないというような警告、 にも使われると思います。

tatsuya3fd6
質問者

お礼

ありがとうございます。

関連するQ&A

  • 宗教の意味

    いわゆる「宗教」Religion は、神との契約、という意味なのでしょうか? それでいくと 一神教の絶対神との個人の契約であり、ギリシャ・ローマ教などのいわゆる多神教は「宗教」とは言えないのでしょうか? また仏教も、釈迦は「目覚めた人」の意味であり、お釈迦様は絶対神ではなく、契約もないので、本当の意味では「宗教」ではなくて「哲学」なのではないのでしょうか???? Religionの語源、「宗教」という言葉の正確な意味・解釈が知りたいです。 よろしくお願いいたします。

  • Abies=アビエスについて教えて

     自社でAbies=アビエスという言葉を販促活動の一環として用いた企画を立てています。 この言葉の出所がわかりません。ラテン語で「永遠の命」を意味すると聞いたことがあるのですが定かでありません。 この言葉の出所の言語、語源、意味を教えてください。

  • しゅゆ【須臾】の語源は

    しゅゆ【須臾】 短い時間。しばらくの間。ほんの少しの間。「―も忘れず」「―の命」[類語] 暫く 辞書で調べると上記のようにありましたが、この言葉の語源は何処からなんでしょうか?何か仏教に関係があるのでしょうか?

  • 仏教の関係の分野だと思います

    仏教の関係の分野だと思います 仏様の言葉で 「親子の絆は永遠に続く」  というような意味の言葉はありませんか? どんな逆境があっても私たち親子の絆は信じているよ という言葉を仏様が唱えた言葉を知りたいのです それに近い言葉でも構いません 漠然とした質問かもしれませんが わかる方、教えて下さい。

  • NATUREの意味

    明治時代まで、日本には、Natureに当たる単語がなく、もともと仏教用語だった自然(じねん)、あるいは「自然に」の「自然」をその翻訳語にあてたと聞きます。 すると日本には、木や空や川や海や草など、それぞれを指す言葉はあってもそれら全体を示す言葉はなかったのでしょうか? それだったら、昔の人はいわゆる「自然」を何と表現していたのでしょうか? また西洋では、人間と自然は対峙している、とのことですが、Natureにはもともとそのような意味があるのですか? これはラテン語から派生した言葉だと思うのですが、ラテン語の語源によういった意味があるのでしょうか???? Natureの語源、本来の意味を教えていただけたら嬉しいです。 よろしくお願いいたします。

  • 「小乗仏教」という言葉の使用が適切でない理由

    「小乗仏教」という言葉の使用が適切でない理由とは何ですか? 以前、仏教について「仏教は主に小乗仏教と大乗仏教に分類されるが、小乗仏教という言葉の使用は適切ではない」という話を聞きました。 イマイチこの意味がわからないのですが…。 小乗仏教は上座部仏教の蔑称であるから適切ではない、のでしょうか? どなたか回答お願いします。

  • 「ギャのほう」とは?

    ネット上の自己紹介で「ギャのほう」という言葉を見つけました。 googleで言葉を検索すると性別を表す言葉のなのかも知れないということはわかったのですが絶対数が少なくそれすら不確かです。 何を意味する言葉なのかわからず気になっています。 何を意味するのか、語源なども含めて教えていただけるとうれしいです。 よろしくお願いします。

  • 《永遠》とは人間に分かるか分からないかは分からない

     《永遠》とは 何か? が問いです。  《非知》であるというのが たたき台です。  思いっきり自由にご見解を述べてください。    1. そもそも永遠に生きたひとはいない。生物も無生物もいない。と経験則からのように推し測られる。  2. なのに 人間はこの《永遠》という言葉を持っている。つまり人間は時間的存在として有限だとし 永遠を無限だとすれば 有限のものが無限のことを語っている。これいかに?  3. かなり昔にどこかの野球チームは 永久に不滅ですということでした。これは むろん言葉のアヤであり文学的修辞です。ですが 永久・不滅そして永遠とは どういうことですか?  4. 限りがない・果てしがないと言ったとして その限りや果てをあなたは 見たのか? 調べたのか? と問い返さねばならない。のではないでしょうか。  5. 永遠とは何か? あなたは分かりますか?

  • 「かませいぬ」の正しい意味・語源を教えて

    最近テレビのバラエティーを見ていて「かませいぬ」という言葉が気になりました。 「俺はかませいぬか!」のような使い方をしており、何となく雰囲気で、「形だけの対抗馬」のような意味で理解していますが、モヤモヤしています。 パソコンの国語辞典にも載っていないし、漢字では「噛ませ犬」なのでしょうか?また、語源は闘犬などからきているのでしょうか?誰か知っていたら教えて下さい。

  • 無の世界

    宇宙の果ては、どのようになっているのかということは、謎に包まれていますが、私は、無の世界があると思っています、というか、それ以外に考えようがないですから、皆様は、時間も空間もない世界というのは、どのようなものと思いますか、時間は、永遠の過去から未来に向かって流れつづけるという、固定観念を捨てる必要があると思いますが、私には、それがどうしても、できないのです。皆様は、それができますか、できた時に、どのような、回答が生まれるのでしょうか