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私は思い違いをしていたのでしょうか?

先日竜馬の事を特集した番組をみました。 そこでコメンテーターが竜馬は商人だと言っていました。 私もその部分は同意しました。 その後、商人でも経済で日本国を救うための「商売」だと言っていました。 私利私欲がなく国家を助けるための手段としての「商売」というわけです。 私は商人というのは、自分のための金儲けが大好きで 竜馬もそうだったと思っていましたが。 経世救民だとは思いもしなかったことです。 はたしてこれは本当でしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • cse_ri2
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回答No.4

うーーん、質問者さんが何を聞きたいのか今ひとつ読み取りがたいのですが、「坂本龍馬は商人だったのか?」という疑問ですか。 それなら、「イエス」でしょうね。 他の方の回答にあるように、おそらく日本初となる株式会社のような組織である海援隊を作りましたし、船を買って運送業を営んでいました。 一方で「経世済民」のための活動だったかというと、これも「イエス」ですね。 質問者さんは世界史を、特にフランス革命からナポレオンあたりをきちんと学べば見当がつくはずです。 日本もそうでしたが、ヨーロッパでも中世という時代は非常に商人に優しくなかった。 日本だと藩とか幕府、ヨーロッパでは貴族の支配力が強すぎて、自由に商売ができなかったんです。 外国と商売すれば利益が大きいのに、それ一つするにも藩や幕府の様々な許可が必要で、また政局一つで途端に商売を停められてしまう、商人の側からすればたまったものではないですよ。 だから、フランス革命の一方の主役は資本家たちであったし、また革命が少し落ち着いた段階でナポレオンがかの有名なナポレオン法典を作って、主に法律でもって民間のビジネス活動を保護しました。 また日本では、そういう商売の邪魔になる勢力を倒す活動に、ある意味坂本龍馬は生涯をかけたといってもいいでしょう。 また、昔の日本は貧しくて、その貧しさを解消するには、誰かが先ず富を作らなければならなかった。 日本では幕末に坂本龍馬が、そして明治時代には、彼の残した商売の遺産を引きついた三菱などがそれを行います。 三菱など財閥が儲ける一方で、政府も富んでいき、政治やビジネスの分野で庶民が出世できる様々な道が開拓されました。 英語の「エコノミー」が「経済(経世済民からきています)」と翻訳されたように、明治という時代は富むことと経世済民が強くリンクしていたのです。 こういう生きた歴史は、歴史の教科書をいくら読んでもダメです。自分で歴史に関する様々な本を読み漁り、自分の中で歴史観というものを再構築していけば、自然と理解できるようになるかと思います。

daigakudaigaku
質問者

お礼

大学の歴史学の教授さんからの アドバイスとても参考になりました、ありがとうございます。

その他の回答 (3)

回答No.3

龍馬に幻想を抱く者が後を絶たないが、コメンテーターがそういうならば、 また新しいドラマでもやるつもりかな。視聴するに値しない番組を参照されても・・・。 結果的に龍馬は殺されたから後が続かなかったが、日本国を救うという発想は 彼にはなかったでしょう。本当にその気ならば、国策に組み込んで動きますから。 鎖国で小さい社会しか見てこなかったのだから、実際に海の大きさを感じて 動きたくなった、市場が!! そんな感じですな。 そこに大した意味はない。

回答No.2

商品を売りたい人から買って、ほしい人に売り 手数料を得るのが商人です。 両者の橋渡しをするんです。 利害が違い対立している藩同士を結び付け 大きな勢力にした。そういう意味で竜馬は 商人だったとも言えるでしょう。

  • hideka0404
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回答No.1

日本人初の武器商人ですよ? だから生き残りの部下は巨萬の富を独占して財閥作りました。

daigakudaigaku
質問者

お礼

三菱財閥は海運業です

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