タバコの税金と利益について

質問

会社でタバコの販売許可を取得する手続きを進めています。
そこでまだ早いのですが、ＰＯＳの設定をする都合上、税金と利益の関係が知りたいです。

いわゆるたばこ税と消費税はどのように係るのか、また販売利益は１０．５％と聞いていますが、これも何に対してかかるのかを具体的にご存知の方がいらっしゃれば教えていただきたいです。

あるところで４００円のタバコを売ればおよそ４０円利益が出ると聞きましたが、あまりに漠然としていて良く分かりません。４００円の中には税金も含まれている訳で、全額の１０．５％というのもおかしな気がします。

今はもう少し高いようですが、分かりやすくするため仮に１箱４００円のタバコを販売した場合でご説明いただけるとありがたいです。

回答No.1

chie65535 · ベストアンサー

４００円のタバコの仕入れ価格は３５８円で、その３５８円の中に、すべての税金が含まれています。

仕入れ時に３５８円を仕入先に払う事により、たばこ税も消費税もすべて「払った事」になります。

そして、そのタバコを４００円で売ると、販売利益として４２円が手元に残ります。

タバコ税も消費税も「仕入先に仕入れ代金を払う時に含まれている」のです。

タバコを４００円で買った消費者は、４００円の中にタバコ税も消費税も含まれてるので、結局、

・消費者が払う筈の税金を、販売業者が仕入れ時に立替払いで仕入先に払う

・消費者がタバコを買う際に、税金込みの価格を販売業者に払う（立て替えた税金分を販売時に消費者から回収する）

と言う事になります。

簡単にいうと「言われたとおり358円で仕入れて、言われたとおり４００円で売る」しか無いのです。

最終的にお国に税金を納めるのは、仕入先がやってくれますから、販売業者は何もしなくても良いのです。

POSには「税込４００円」「内税４００円」で登録して、販売業者が納付する消費税には算入しないよう「非課税商品」として登録しましょう。

お礼

とても丁寧な解説ありがとうございます。
タバコの販売利益１０．５％は、消費税が３％の時も同じだったと聞いています。
要するに、税込販売価格の１０．５％が利益となり、販売価格が変わっても、消費税率が上がっても同じということですよね。とても良く分かりました。
感謝致します。

回答No.2

chie65535

因みに。

一般的なPOSシステムとして販売、リースされているPOSレジシステムなら、商品科目に「タバコ」「お酒」があって、その分類に入れた商品は、普通に販売価格を設定するだけで済むようになっている筈です(自動で内税、非課税対象になる筈）

自社開発のPOSシステムだと、その限りではありませんが。

補足

一般的なPOSレジではないもので・・・。
販売価格と利益率を設定しなければならず、このような質問をさせていただきました。