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ニュルンベルク裁判について

TANUHACHIの回答

  • TANUHACHI
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回答No.2

 こんばんは夜分遅くに失礼します。♯1の方が推奨されている史学雑誌-5月号は前年度の研究動向に関しては参考になります(論文のタイトル及び執筆者、掲載誌等々)が内容に関しては「こんなものがあるんだな」程度でしかありません。  歴史学に携わる者の立場から何冊か文献を紹介させていただきます。 (1)『ニュルンベルグ裁判-ナチス戦犯はいかにしてさばかれたか-』ウェルナー・マーザー著:西義之訳.TBSブリタニカ.1979年刊 (2)『ドイツ総決算』アルフレート・グロセール著:山本尤・三島憲一・相良憲一・鈴木直訳.社会思想社.1981年刊 (3)『過去の超克』石田勇治著:白水社.2002年刊 (4)『奴隷以下-ドイツ企業の戦後責任-』ベンジャミン.B.フレンツ著:住岡良明訳.凱風社.1993年刊 (5)『記念碑論争』米沢薫著:社会思想社.2009年刊 (1)及び(2)は古典的な労作として知られていますが、現在でもその価値は衰えておりません。(3)から(5)はニュルンベルグ裁判そのものではなく、ニュルンベルグで焦点となったあの事象からの浮き彫りをする形です。  他にも演劇や文学作品などには「過去を問う」作品が数多くありますので、よろしかったらご覧になってみてみださい。ホーホフートの『神の代理人』をはじめペーター・ヴァイスの『審判』などがあります。  「中立的」とは言い得て妙な言葉ですが、それは「立場として中立である」ことではなく、歴史学のスタンスから申しますと「史料に綴られた言葉、およびそれらが紡ぐ歴史の事実」に対し「対象として観る」ことを意味しますので、そこは誤解のなきように「事実をどう受け止めるか」をお考えいただければ幸甚です。

tokuninashi2009
質問者

補足

回答ありがとうございます。 あと、ニュルンベルク裁判で裁かれた戦犯の罪状みたいなのが書いてあるサイト、もしくは本などはないでしょうか?

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