• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:TPP 反対で日本の農業は守れるか?)

TPP反対で日本の農業は守れるか?

PENPENMAKKYの回答

回答No.8

戦後の農政は、スタートから大きなつまずきがあったと思うのです。 それは農地解放です。農地解放により不在地主の土地が耕作していた小作農に分配された。小作農からすれば今まで耕してきた土地が自分の物になるので嬉しいでしょう。でも、その土地に執着心があるのはその当時の人だけです。逆に土地が細分化されてしまい、大規模農業時代が到来するとやっていけなくなるのです。結果的に農地解放から20年で零細農業は破綻したのです。  たらればですが、戦後の農政改革で、農業の法人化と雇用形態の変更義務(小作農から農業サラリーマンへ)をおこなっていれば農業人口の過剰が起こっても転職ができましたし、就農者が減っても放置耕作地は発生しない訳です。  あと、減反政策。全国一律で減反という行為が愚策です。優秀農地と転用検討農地に仕分けて優秀農地で美味しい米を作るという政策をおこなっていれば良かったと思います。ちなみにですが、近所に教科書に掲載されている有名な史跡があるのですが、その周辺は市街化調整区域に指定されていて農地以外には使えません。優秀耕作地とは言い難い場所なのです。せっかくの史跡は史跡だけで、観光地にすらなっていません。あの一帯の再開発をやれば地元も潤うのですが…  日本の米農家はTPPに関係なく崩壊します(既にしてます)。果物農家はオレンジその他の自由化で崩壊しましたか?しなかったのです。何故か?品質の引き上げに努力したからです。さくらんぼ農家は加工用さくらんぼから佐藤錦(もっとも佐藤錦を作るには加工用のナポレオンが必要なのですが…笑)に転換し逆に潤いました。りんご、みかん、何れも崩壊しておりません。  米も高品質米を作る農家は高かろうが売れていきますから問題ないと思います。低品質米やブランドに胡座をかいた米はだんだん儲からなくなります。昨今、秋田・新潟の米は高品質米という評価が出ていません。  政府は、低品質米生産地を飼料米・援助米(飢饉国向けの援助物資)など日本人向けではなくバイオ燃料や鳥の餌、ODA用の米として買い上げるのです。品質は最低ランクですが、手間要らずの品種が存在しますのでそれにすれば米農家は儲かります。作況も気にする必要がありません。  尚、日本の農政が破綻して日本農業が崩壊したら世界は戦争になりますよ。日本は財力で世界から食料を買い漁れます。でも、世界は食料が足りてはいません。ジャパンマネーをちらつかされたら農産物輸出国は喜んで日本に輸出してしまいます。実際、1994年の大凶作でタイは北朝鮮向けの米を日本に売ってしまい、結果的に北朝鮮で飢饉が起こったのです。それがまた起こるのです。 ではどうしたら良いのか?日本が世界の食料を買い上げ、世界に輸出するんですよ。援助するんですよ。 メキシコの国民食はタコスではなくマルちゃんである事実を忘れてはいけません。

関連するQ&A

  • 協同組合で働く人

    一般的に存在する協同組合、たとえば、農業協同組合(JA)で働く人々、営業活動をしたり、農家に農産物指導したり、市場へ出荷をする人たちなどは、組合員とは違うのですか? あの人たちは、株式会社等で働く人たちとは違うのでしょうか。 どんな違いがあるのか、教えてください。 よろしくお願いします。

  • TPPの農業問題

    NHKのTPP討論会を見ました。 農業が壊滅するから反対と言う意見があった反面、もともと自給率が低いから開放すべきと言う意見もありました。 ここで疑問に思ったのが、農業生産者ばかりでなく農協、全農、全中といった農業生産者から搾取している団体職員の生活はどうなるかといった疑問です。 農家一戸あたりでは市場に農産物は出荷できません。 国民の税金(農業補助金)を獲得し、農家へ分配し給料を得ている職員にとっては由々しき問題です。既存どおり誰もが農業で安定した収入を得るのは難しいことでしょか? 緑を守る意味でも、農業団体が存在する意味は強いと思います。

  • 日本のTPP参加について(農業政策)

    現在、日本政府は環太平洋経済連携協定(TPP)の協議を開始するとの閣議決定しました。 そして、関税が撤廃されると日本の農業や漁業などに大きな影響があるので、農林水産省や各農協等が「TPPの参加に否定的」というニュースを耳にします。 ここで疑問です。 TPPの参加によって関税が撤廃され、輸入農作物の価格が国内産よりも安くなると農家が大変なのは理解できますし、農家の皆様も普段から苦労されていることは理解しているつもりです。 ただ、アメリカ等の先進国も含めた外国産の農作物などの価格が安くできるのは、その国の農業政策によるところが大きいと思うのです。 日本の農作物が諸外国に比べて高いのは、日本の農業は個人事業として行われていることが多く、例えば、耕作機械を導入しても、その機械の能力を生かしきれていない(農地面積の関係で)ことや、2~3の農家が持っている農地面積に対して1台でまかなえるのにそれぞれの農家が機械を導入し、結果として農作物全体のコストが上がってしまうことに原因があるのではないでしょうか? 日本も現在は農業生産法人など一部の法人に対して農業を行うことを認めていますが、もっと営利法人にも参加を今以上に拡大して、農業等にかかるコストの削減をすればいいと思うのですが、なぜ日本の農業はいわゆる「ファーム」みたいなことをしようとしないのでしょうか? また、農業人口の減少についても、人とモノについて自由化されるTPPに参加すれば、対策ができるような気がするのですが、みなさんの意見や考えについてお聞かせください。

  • もしも新規事業を立ち上げるとしたら農業か?

    もし、宝くじが当たったような場合ですが、私は農業をしたいです。TPPで農産物の種類によっては農業をやめたり縮小したりする個人農家が出てくると思いますが、それでなくても使われない田畑が多く存在しており、農地を借りることは比較的簡単にできると思うからです。 今は逆に貸した状態です。

  • 日本の農業の未来

    知識が足りず、しかしいろいろな考えを教えていただきたいので、質問します。 日本の農業についてです。ここでは、米とします。まず、これから日本の農業は、とりわけプロの農家を支援していくということですが、(それが正しいのならば、)それで日本の農業は、守ることが出来るのでしょうか? 兼業農家は無くならないとは思うのですが、日本は兼業農家がほとんどなので、プロ農家への支援をしていくと今までの支援(実際あるのかないのか、分かりませんが)が兼業農家へと回らず、より苦しくなると思われます。そうなると、日本の、特に地方の生活者が破綻していくのではと思いますが、どうなのでしょうか? 企業が農業に参入するようですが、そこで働く人はどういう人なのでしょうか?農業をしたいと思っている人、専業農家、兼業農家でしょうか?企業に雇われるという形態でしょうか?また、この新しい農業経営に関して、問題と思われるものは既に存在していますか? 日本の農業を守ることは絶対でしょうか?農業を守るということは、そこで働く人の生活を守るということであるとすると必要ですが、農業の収益率は高くないように感じます。生活を守るために支援する、自国で食物を作らないとは何事だ!的な感情で、政策は考えられている気もします。効率的でない気がしないでもないと思うのですが。。。 今も、農家の担い手不足が問題となりますが、農業に希望を見出せないことと、農家に多い因習やら面倒臭さ、古い考えがあると思いますが、それを変えずに担い手を増やすことは出来るのでしょうか?担い手問題について考えていらっしゃる方はおられますか? 間違っていたらどんどんご指摘してください。よろしくお願いします。

  • 農業人口

    卒業論文で、食料自給率を調べています。 日本や各国の農家人口、農業人口について現在調べているのですが、外国の資料がネット上でなかなかそろいません。 農林水産省に電話して聞いてみたら、数年ごとに資料をつくるので同一年はなかなかないと聞きました。 いい資料があったらおしえてください。 あと、農家人口と農業人口のどちらが分かりやすいデータですが? ご協力お願いします。

  • 農業政策への1つのアイデア

    食料の安全性と食糧自給率の低さと食料資源の高騰が問題となっていますが、1つ提案します。農業の活性化を図るため企業の農業事業への産入を認め、かつ海外からの農業に従事する労働者を受け入れるというものです。山間部の農村では高齢化し、かつ後継者もいないところも多いと思います。しかし、既存の高速道路等が通り、ある程度の面積がありながら農業地として有効活用されていないところも多いのではないでしょうか。そこで、これらの土地を国が中間に入って保障するかたちで借り上げ、企業に貸すのです。そして、海外からの労働力を使って比較的大規模な農業経営を行い、安全な農産物を生産すれば海外農産物との競争にも勝てると思います。(輸入農産物には輸送費がかかる。)固定資産税等に特例を設け、土地賃借料を高齢者農家に支払えば農家への所得保障にもなると思うのですがどうでしょうか。

  • 日本の農業のこれから

    お世話になります。 表題の通り、日本の農業のこれからについていろいろ考えているのですが、 まとまらず、みなさまのご意見をいただきたいと思います。 ちなみに我が家は兼業農家です。 ★食糧自給率 日本の食糧自給率はかなり低い水準ですが、 それがどんどん下がることについて、どのような弊害があるのでしょうか? 原油等、ほとんど外国依存のモノはたくさんあります。 農業従事者の過度な保護は悪影響ではないかと思います。 ★みんなコンバインを持っている いまはそれほどでもないでしょうが、私が子供の頃(20年前)などはそれぞれの農家が 一台数百万円のするコンバインを所有していました。 せいぜい一年のうち数日ほどしか使わないのにも関わらずです。 投資効率が悪すぎると思います。 ★小作人制度は悪? 戦後の改革によって農家はそれぞれ自分の農地をもてたわけですが、 同時にノウハウや研究開発力が分散し、全体で非常に効率の悪い産業になっていると思います。 産業として発展をしたいのであれば、部門毎に適正のある人をまとめて効率を上げるのが必須ではないでしょうか。 まったくまとまっていないんですが、 みなさんのそれぞれの考えなどを教えてもらえればと思います。 よろしくお願いします。

  • 農業の関税は有った方が良いのですか?

    素人質問です。 農業の関税は高いものは300~780%になっていると聞きます。 つまり私達は4~8倍もの値段で 農産物を買って自国の農家を支えているとも言えるのでしょうか? もしそうならこれも税金的に暮らしを圧迫し苦しむ一因の様な…? 現状でも農業の平均年齢が65歳とか 継ぎ手が居ないとか このままでも先細りそうな気も。 しかし一部の農業は海外に高品質な高級品として農産物を売って それなりの収益を上げていると聞きますし、 そうした人から見れば相手の関税が無くなれば競争力が増し、有利に? 食糧問題は緊急時の食糧確保や、食料価格と暮らしの安定など 保険的な面も有るのでしょうけれど・・ 総じて関税は有った方が良いのでしょうか? 無い方が国際競争力が無い産業を国民が支え苦しむ事が減るなど 無い方が良いのでしょうか?

  • 日本の農業と農業基本法

    こんにちは、日本の農業について調べているのですが、どうしてもよい資料が見つからず困っております。いくつか質問させてください。 (1)農業基本法はいつ改正されたのでしょうか?(無知ですみません・・) (2)農業基本法が改正されて、農協が今まで米を売っていたけれど、これからは農家の人自身が売らなければならないと聞きました。そこで、農家の人々にとっての農業基本法改正に伴う問題点とは何でしょうか?また、減反政策はこれとどう関わるのでしょうか。 (3)農家の人々がこういった問題を抱えたとき、私たち消費者に起こり得る問題はなんでしょうか。 (4)現在日本の農業には、自給率や農業人口低下などさまざまな問題がのしかかっています。これを解決する方法には、何があるのでしょう・・・。現在グリーンツーリズムという企画で都市部の人と農家の交流をはかる運動があると聞いたのですが、これ以外にも何か策はあるのでしょうか? どうぞどうぞよろしくお願いいたします。