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3項間漸化式の変形について

3項間漸化式の変形をするときに、 a_(n+2)-αa_(n+1) = β(a_(n+1)-αa_n) と変形できるのはなぜなのでしょう? どうして、その位置にαとβが出てくるのかが不思議です。 回答よろしくお願いいたします。

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回答No.1

まず,もともとの形が,例えば (1)a_(n+2)-5a_(n+1)+6a_n=0 であるとしましょう.もし, (2)α+β=5,αβ=6 となるα,βを見つけることができれば(1)は (3)a_(n+2)-(α+β)a_(n+1)+αβa_n=0 となります.これを変形すると a_(n+2)-αa_(n+1)-βa_(n+1)+αβa_n=0 a_(n+2)-αa_(n+1)=βa_(n+1)-αβa_n (4)a_(n+2)-αa_(n+1)=β(a_(n+1)-αa_n) と変形できました.(回答?) (2)はα=2,β=3とすれば成り立ちますから(4)は a_(n+2)-2a_(n+1)=3(a_(n+1)-2a_n) となります.また,(2)はα=3,β=2としても成り立ちますから(4)は a_(n+2)-3a_(n+1)=2(a_(n+1)-3a_n) ともなります.どちらで解いてもよいでしょう.あるいは両方使うことも. さて,(2)のα,βの値はどうやってみつけるのか.それは数列を学んだ方なら2次方程式を学んだでしょう.つまり(2)を満たすα,βは2次方程式 x^2-5x+6=0 を解けばよいのです.これを(1)の特性方程式と呼ぶことがあります.

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  • naniwacchi
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回答No.2

こんばんわ。 >a_(n+2)-αa_(n+1) = β(a_(n+1)-αa_n) >と変形できるのはなぜなのでしょう? というよりは、このような変形を要請している。ということかと。 このような形に変形できれば、a(n+1)- α・a(n)= b(n)と置くことで、 等差数列の形に持っていけますよね。 (β= 1の場合は等差数列とも) そして、この要請した漸化式を変形すると、 a(n+2)- (α+β)・a(n+1)+ αβ・a(n)= 0 という形になります。 これは、「足して α+β、かけて αβとなる 2数を求めればよい」ことを示しており、 2次方程式の解として与えることができることになります。 また、隣接 2項間の場合も同じようなことを考えています。 a(n+1)- q= p・{ a(n)- q } という形を要請して、それを満たす p, qを求めていることになりますよね。

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