震災から一年間の年間被曝量は?

このQ&Aのポイント
  • 東京と福島に住む一般的な成人の、震災から一年間の年間被曝量(内訳含む)をそれぞれ知りたいです。
  • 現在では自然放射線以外に人工放射線(福島第一原発からなど)による余剰の外部被曝、内部被曝があると思います。それらがどういった経路でどの程度の被曝量になっているのか、答えづらいとは思いますが、可能な限り詳しくご説明願いたいです。
  • 4月現在で飛んでいる放射線の種類とその割合を教えていただきたいです。
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震災から一年間の年間被曝量を知りたいです。

はじめての投稿です。 東京と福島に住む一般的な成人の、震災から一年間の年間被曝量(内訳含む)をそれぞれ知りたいです。 現在では自然放射線以外に人工放射線(福島第一原発からなど)による余剰の外部被曝、内部被曝があると思います。それらがどういった経路でどの程度の被曝量になっているのか、答えづらいとは思いますが、可能な限り詳しくご説明願いたいです。 また、4月現在で飛んでいる放射線の種類とその割合を教えていただきたいです。 これらは、私の調べ方が悪いのもあり、検索でみつけることができませんでした。 できるだけ正しい情報を得て正しい行動をとれるようにするのが目的です。どうかお力添えをお願いします。 (かぶっていたり、失礼があったらすみません)

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回答No.1

>東京と福島に住む一般的な成人の、震災から一年間の年間被曝量(内訳含む)をそれぞれ知りたいです。 まだ発表している機関はないだろうと思います。 毎日の空間測定値ならば http://atmc.jp/ にあります。 >また、4月現在で飛んでいる放射線の種類とその割合を教えていただきたいです。 種類に関してはここには書ききれません。 代表的なものとしては http://www.pref.niigata.lg.jp/houshasen/radiation_ri.html に紹介されていますが、代表的ではないものも含めれば数百種類の及びますので(汗)・・・ 例えば Iodine (ヨウ素) だけでも I-129、I-131、I-133、Cesium だけでも Cs134、Cs136)、Cs137 などがあります。 割合は、例えば http://sites.google.com/site/jchernobylreport/3/3_1 のような報告を元にして推測します。 数百種類もある放射性核種を分別してその量を分析するには専門機関が何ヶ月もかけて行わなければならず、大変な費用がかかりますので、毎日或いは多数の箇所での Data を分析するわけには行きません。 事故後初期においては半減期の短い I-133 や I-131、Sc136 などが多いものですが、1 年も過ぎるとこれらの物質が減少することから半減期 30 年の Cs137 の方が注目されるようになります。 >現在では自然放射線以外に人工放射線(福島第一原発からなど)による余剰の外部被曝、内部被曝があると思います。 その通りでして、現在では空間被曝量よりも吹き溜まりに溜まった場所からの接触被曝や吸引被曝を推測しように何処にどれほど溜まっているかは発見したところ以外に知る術がなく、地面から吸収した植物や海中から吸収した魚類などを加工して作られた食品、それらから作られた飼料を食べて育った家畜の乳や肉を用いた食品が追跡分析不能なほど溢れかえっていますので正確な資料など作れないのが現状でしょう。 >できるだけ正しい情報を得て正しい行動をとれるようにするのが目的です。 もはや為す術はないと言っても過言ではない状況になりましたので、正しい行動は「気にしない」ことかも知れませんね。 勿論、危険区域とされるところに行くことはダメですが、そうでもない限りは「心配のあまり神経過敏症になって、それが原因で様々な神経疾患や体調不良をきたす」方が遥かに確率が高いだろうと思いますよ。 いい加減な例えですが、喫煙で肺癌になる確率 (喫煙者であろうと喫煙以外の要因で肺癌になった人の確率は含めない) と原発事故の拡散放射能によって癌になる確率とどちらが高いか?・・・だからと言って喫煙者は肺癌に患うことを恐れて正しい情報を集めて正しい行動を採るために気を揉むか? と考えてみては如何でしょうか? 「喫煙」を「車の排気 Gas」「工場やゴミ焼却場の煤煙」「交通事故」「自殺」「対人関係」などに置き換えても良いでしょう。 対処しようにも対処できないものに対しては諦めるより他に手立てはありません。・・・原発事故による放射能被害を最も受けずに済む方法は放射能被害を最も受けにくい海外に避難することですが、地球上にいる限りは原発事故由来の放射能数値は Zero ではなく、地球上の食物を口にする限りは経口被曝量も Zero にはなりません。 では「どの程度までならば安全か?」と言えば「信頼出来る安全基準など皆無」ですので、正しい情報など得られようもありません。

amespilove
質問者

お礼

HALTWOさん 大変分かりやすい説明ありがとうございます! やはり、漠然と分からなかったり、調べていて明記されていなかったり、グレーな表現されているところは単純にわからないのですね。 私は幸いに繊細な人間でないために、よい案配で無関心でいるのだろうと思っています。 おっしゃる通り、何をもってして安全というのか、の基準は設けにくいですよね。確率的影響についてもよくわかっていない訳ですしね。 私が質問中で書いた、「正しい情報」とは「自分で判断するための最低限の情報」と言いたかったのですが、誤解する表現になってしまいすみません。

amespilove
質問者

補足

HALTWOさん 大変申し訳ないのですが、もう一つお答えいただいてもよろしいでしょうか? 「原発の核燃料は主にウランやプルトニウム、トリウムで、核分裂・核融合をしてエネルギーを発する」といった説明があったのですが、それは核分裂などが起こった際にヨウ素やセシウムなどといった放射性物質(α、β、γ、中性子線)に変化するという認識で大丈夫でしょうか? もし、これらの多種に渡る大量の放射性物質が原発を動かす度に生産されたとして、それは通常運行している原発ではどのように処理?しているのでしょうか。 もし、詳しく(素人でもわかる)説明されているサイトなどございましたら教えていただけませんか。

その他の回答 (6)

  • fisker
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回答No.7

No.5、6です。 福島市を含め、福島県内のガラスバッジによる外部被曝調査は小学生~高校生が主な対象だったと思います。具体的な対象範囲、人数については各市のプレスリリースを探してみて下さい。 「地位差や個人差」は「地域」差や個人差のタイプミスです。紛らわしいミスで申し訳ありません。宇宙線などはそれほど地域による偏差はないのですが、土壌や岩石に含まれる放射性物質(ウランなど)やその崩壊生成物であるラドン(気体)、さらにその崩壊でできるビスマスなどの量は同じ地域でも場所によってかなり差があります。また、医療被曝などは個人差が大きいのはご理解頂けるでしょう。 個人差に紛れるというところを補足説明すれば、例えば「成長期の子供に飲ませると身長を1年間に1cm多く伸ばせる薬」があったとして、その効果を確認するのは難しいということです。個人差や、同じ子供でも歳によって身長の伸びはバラバラなので1cm程度の効果はあるのかないのか判別できません。1mSvにも満たない余分な被曝も、影響が統計などで見えることはありません。 海洋汚染については、陸域とは汚染経路が違うため、含まれる核種の割合は違うでしょう。ストロンチウム/セシウム比は陸域より大きい(Bq換算で1割程度でしょうか)と見積もられています。それでもセシウムの方がずっと影響が大きいことに違いはありません。海水や海産物の調査は環境省、文科省、自治体、東電などがそれぞれ独自に行い、結果を公表しています。流通している食品の調査からの内部被曝推定では海産物も平均的な消費割合に応じて算入されていて、ストロンチウム等セシウム以外の核種による影響も係数を掛けることで考慮されています。 海水、海産物の汚染は低下傾向であり、今後現在以上に問題が大きくなるとは考えにくいでしょう。魚については拡散による希釈効果の大きい海水魚より汚染地域の湖沼などに生息する淡水魚の方が汚染されている可能性が高いと思いますが、いずれにせよ流通している食品を食べている限り内部被曝は極めて限定的だと思われます。

amespilove
質問者

お礼

追加で回答を分かりやすい例も含めてご説明いただきありがとうございます。 ストロンチウムについて質問させていただいたのは、ガンマ線に比べるとベータ線の方がエネルギーが大きいと聞いたことがあったので、留意する必要があるのではないか、と考えたのですが、ご説明していただいたように希釈され摂取する量自体が少ないことを考えると危険性が極端に高くないことがわかっただけよかったです。 丁寧にご説明いただいて重ね重ねお礼申し上げます。

  • fisker
  • ベストアンサー率31% (103/324)
回答No.6

No.5です。 もう一つぴったりの論文を見つけたので紹介しておきます。 福島県成人住民の放射性セシウムへの経口、吸入被ばくの予備的評価 http://hes.med.kyoto-u.ac.jp/fukushima/EHPM2011.html

amespilove
質問者

お礼

お礼が遅くなり失礼しました。 こういった調査もなされている方たちがいるのですね。興味深いです。

  • fisker
  • ベストアンサー率31% (103/324)
回答No.5

外部被曝、内部被曝に分けて考えます。 まずは外部被曝ですが、個人の実際の被曝量を正確に知るには、ガラスバッジを常に身に着けていないといけません。モニタリングポストで計測されているのはあくまでもその地点の線量率であり、個人の被曝量は滞在する時間の長い場所(寝室など)の線量率の影響が大きくなります。 ガラスバッジを使った大規模な調査は福島県内でしか行われていませんが、東京などでは福島県内よりずっと低いものと思われます。一例として、福島市のデータを紹介します。 http://www.city.fukushima.fukushima.jp/uploaded/attachment/7576.pdf 空間線量率に単純に1年分の時間数を掛けた値に比べると、1割程度の値になることが多いようです。一般に、長時間を過ごす屋内は線量率が低いためと思われます。 次に内部被曝ですが、これを正確に知るのは外部被曝よりも大変です。ホールボディーカウンターで定期的に体内の放射性物質の量を計測し、その径時変化を観察する必要があります。現在まだ径時変化を見るには十分なデータが揃っていないようですが、1回の計測値から推定した預託線量(今後50年間に受ける被曝の総量)が福島県から発表されているのでしょう介しておきます。 http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=B7458B62FFE758FAD28390A168195046?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=26211 なお、数は少ないものの複数回同じ人を検査したデータからは、時間が経つほど体内の放射性物質の量が少なくなる傾向があるようです。 また、内部被曝はほとんどが食品からの摂取によるため、流通している食品の検査から推定する方法もあります。たまに基準値を超えるものが流通したりしますが、ほとんどの食品は基準値よりずっと低い値なので、1年間のトータルではまれな基準値越えの影響は少なく、流通品からの内部被曝は1年間で0.1mSv未満と推定されています。 なお、食品を実際に調理した状態で測定する陰膳検査も行われていて、だいたい整合する結果が出ているようです。 http://www.coopnet.jp/products/anzengaku/201203.php ただ、WBCの検査ではたまに値の高い人がおり、調査してみると流通品ではなく、非流通の自家栽培野菜や山で採取した山菜、キノコなどを食べている場合が多いそうです。そうした人は、ややリスクが高そうです。 以上から、福島では外部被曝については9割程度の人は1年間で1mSv未満に収まるものの、5mSvを超える人も数%いるようです。10mSvを超える人はほとんどいないでしょう。東京では、1mSvを超える人はまずいないと思われます。 内部被曝については、流通している食品を食べている限り福島でも東京でも大きな差はなく、ほとんどの人が0.1mSv未満でしょう。ただし、福島で自家栽培のものや山で採取したものを食べている場合は、数mSv~20mSv程度の内部被曝をしている可能性があるでしょう。 自然放射線、人工放射線という区別に意味があるとは思いませんが、日本では自然からの放射線被曝が平均1.2mSv/年程度、医療放射線被曝が平均2.4mSv/年程度と言われています。地位差や個人差が大きいため、福島事故による追加の被曝量は個人差のばらつきに紛れて見えない程度となります。したがって、事故による健康への影響は(あるかもしれないけど)統計に出るほどではなく、「見えない」ことになるでしょう。 2012年4月現在、環境中にある福島事故由来の放射性物質はセシウムが圧倒的に多く、その他の微量な元素は放射線の量で比較して1/1000から1/1000000程度しかありません。ストロンチウムやプルトニウムを、セシウム以上に気にする理由はありません。

amespilove
質問者

お礼

fiskerさん 投稿ありがとうございます。 リンクもとてもためになりました!(ただ福島市ガラスバッチ測定結果は年齢、性別、職業が知りたいです)それも含めての数値なのでしょうけれど。。 後半部個人的にとても勉強になりました。普段使わない頭を使って皆様のありがたい意見や検索をしていて、当たり前のことを見落としていました。 もしよろしければ、以下の質問にもお答え願えますか。 >地位差や個人差が大きいため、福島事故による追加の被曝量は個人差のばらつきに紛れて見えない程度となります。 の地位差や個人差は言及するとどういう要因があるのですか? >ストロンチウムやプルトニウムを、セシウム以上に気にする理由はありません。 のストロンチウムなど(?)は海に漏出して、魚の骨などに溜まる(間違っていたら訂正お願いします)ときいたのですが、それは考慮しなくてもよい程度なのでしょうか?また、海に漏出した物質でこれから起こりうる(可能性の高い)問題は何かあるのでしょうか? よろしくお願いします。

  • eextu7
  • ベストアンサー率18% (33/176)
回答No.4

>基準値内で作る努力をする生産者と、その基準値に懐疑心をいだく消費者の意識は離れて行くのが心配です。。。 最近続々と基準値以上の農産物が出てきていますね♪こういう状況では東日本の各県のものを疑うというのは風評被害ではありません♪♪♪ たとえば生産地をより細かく表示するような仕組みを作らない現行制度が余計な買い控えを招いているといってもいいでしょうね♪ >生産者側への風評被害に繋がってしまう可能性があるのが問題だと思います。基準値内で作る努力をする生産者と、その基準値に懐疑心をいだく消費者の意識は離れて行くのが心配です。。。 >みんなハッピーになれる方法はないのですかね?(笑) 残念ながら生産してはいけない地域を設けないと、子供の未来に不安が残る♪ それほど厳しい状況に陥っているのがこの日本の現実です♪♪♪ 貴方も私も今生を受けている子供達も一生放射性物質から避ける努力をし続けなければいけないのですよ♪♪♪ ところで、外食産業で福島産のお米を大量に買い付けとの報道がありました♪♪♪ このようなお米を子供達に食べさせたいですか? 私は食べますが、子供にはねぇ~♪♪♪ 作るから、このような問題が発生するのです♪

amespilove
質問者

お礼

ここについては意見を言わせていただくほどの知識がありません。。。 ただ、現行についての問題は若干ではありますが、おっしゃられている解決案は理解できます。 子供がお好きなんですね。私も意見をいただいてから「もし子供がいたら・・・」を考えるようになりました。 リアリティは今のところわかないですが、きっとできるだけとらないようにつとめると思います。女性の率直な意見ありがたかいです!

回答No.3

A No.1 HALTWO です。 >「原発の核燃料は主にウランやプルトニウム、トリウムで、核分裂・核融合をしてエネルギーを発する」といった説明があったのですが、それは核分裂などが起こった際にヨウ素やセシウムなどといった放射性物質(α、β、γ、中性子線)に変化するという認識で大丈夫でしょうか? はい、その通りです。 大きく重い (陽子や中性子の数が多いという意味) Uranium や Plutonium が壊れて陽子の数が減れば Strontium といったように原子の名前が変わります。 自然界で安定した状態にある原子は陽子と中性子の数が決まっているのですが、陽子に対して中性子の数が安定数よりも多かったり少なかったりする異常な原子は αβγ に分類される放射線を発して Energy を放出します。 >もし、これらの多種に渡る大量の放射性物質が原発を動かす度に生産されたとして、それは通常運行している原発ではどのように処理?しているのでしょうか。 物質である限りは閉じ込めておけば外に漏れ出しませんので燃料棒に装填されている燃料 Pellet は円柱形に焼き固めた Ceramics 形状となっていて変性した Uranium 235 が分離しないようになっており、これを更に Zirconium 合金製の被覆管と呼ばれる Case に装填し、冷却剤を満たした原子炉圧力容器に浸すことによって冷却剤に生じる放射能も容器内に留めおき、原子炉圧力容器も原子炉格納容器に閉じ込め、原子炉格納容器も密閉可能な原子炉建屋内に設置されています。 放射能の処理は吸着剤に吸着濃縮して人々に影響を及ぼさない数 km という地下深い人工の洞窟 (天然の洞窟に手を加えたものもあります) に格納廃棄したり密閉容器に入れて深い海溝の海底に廃棄する手法が採られます・・・ただし、後者の海底廃棄は後に無人深海探査艇で調査したところ密閉容器が壊れて放射能が漏れだしていることが判ったので現在は地下の洞窟に廃棄する手法が主流となっています。 また初期の原子炉では燃料 Pellet から流出する核分裂生成物質 (放射能) の人体に及ぼす影響がよく判っておらず、人体への影響に対する研究が本格化したのは広島長崎の原爆症が Close Up されるようになってからのことですので、気体の放射性核分裂生成物は、ほぼそのまま大気中に放出されていました。・・・福島原発事故の際にも Vent といって放射能を有する Gas を排気していましたよね。 放射能というのは放射線を発する力 (能力) のことであって放射性物質そのものを指す言葉ではないのですが、放射性物質がなければ放射能もありませんので、放射性物質と放射能は様々な例で同義語として用いられています。 物質が放射能を持つためには上述のように原子が異常な状態に壊れなければならないのですが、強力な放射線を浴びると僅かながらとは言え原子崩壊を起こす原子が出現しますので、冷却剤やその沸騰蒸気も放射能を帯びるようになります。・・・問題は放射能のあるなしではなく、その量ですので、人体に影響を及ぼす危険のない量であれば自然界に放出されます・・・Vent を開いて圧縮された Gas を放出することにより原子炉圧力容器や原子炉格納容器内の Gas 圧を調整するわけです。 しかし今回の福島原発事故のように燃料棒が熱で溶け落ちて大量の放射性物質が溶け込んだことにより冷却剤も高濃度に汚染されてしまったので場合は少しずつ取り出して Filter 処理して行く限り、処理が終わるまで何十年という時間がかかりますので、Chernobyl 原発事故の場合は原子炉建屋ごと Cement で覆ってもはや永久に手を触れない棺桶状態にしてしまう手法もあります。 世界中に原子炉の棺桶が作られてしまったら困るじゃないかという発想は世界中に墓地が建設されたら経営する寺はともかくも(汗) 人が住む場所がなくなってしまって困るじゃないかという発想に似たようなものですので特に説明は不要かと思いますが、原子炉の棺桶もいずれは分解して地下深くに埋めるのでしょうね。 ちなみに原子力燃料の Uranium 235 は天然の Uranium 中に 0.7% ほど含まれるように地中には微量の放射性物質が含まれていますので、種類は異なる人工の放射性物質とは言え放射線 (αβγ 線) を発する物質である点では同じ放射性物質である核燃料廃棄物を地中深くに埋めても地球がどうなるというものではありません。 天然の放射性物質は http://www.aomori-hb.jp/ahb2_08_t05_term.html などに簡易な紹介があり、原子炉内で生成される人工の放射性物質は http://blog.goo.ne.jp/ogamiitousai/e/281f11e447830a8ff0c205bb9b6d625e といった紹介 Page があります。 原子炉内で放射性物質がどのように生成されるかについては http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=03-06-04-10 などに説明がありますが、ちょっと難しいという向きには千葉核医学技術研究会が講演用に作成した http://cnmt.umin.jp/public/earthquake/product_ri.pdf などが読み易いのではないかと思います。

amespilove
質問者

お礼

お返事遅くなり申し訳ありません。 大変勉強になりました。分かりやすい解説と(全て解読できていないですが)リンクありがったかったです。やり取りを通じてモヤモヤが晴れてすっきりしました。ありがとうございます。

  • eextu7
  • ベストアンサー率18% (33/176)
回答No.2

No1の方の回答はすばらしいですね♪♪♪ 分からないことを、なぜ分からないかを論理的に説明されて質問者さんもさぞ納得されたでしょう♪♪♪ 被曝するのもどの程度までが安全かと分からないときに人の取る行動は大きく分けて2つあります♪ (1)あきらめる♪♪♪ (2)子供の未来の為、外部被曝はできるだけ自然線量に近づける、内部被曝をできるだけゼロに近づける「努力」を続ける♪♪♪ 子供達の未来の為、日本の未来のためにはどちらを選ぶべきか・・・ 賢明な人なら分かるはずですね♪♪♪

amespilove
質問者

お礼

eextu7さん 回答ありがとうございます! やはり子供のことを考えると(2)は常につきまとう問題ですよね。内部被曝量をできるだけゼロに近づける努力は必要だとおもいます。大賛成です。 ただこれには生産者側への風評被害に繋がってしまう可能性があるのが問題だと思います。既に触れていますが、「何をもって安全か?」が主観で判断するしかない以上、基準値内で作る努力をする生産者と、その基準値に懐疑心をいだく消費者の意識は離れて行くのが心配です。。。 みんなハッピーになれる方法はないのですかね?(笑)

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