年間被曝許容線量1mSvについて質問です

質問

現在診療放射線技師の専門学校に通い第一種主任者取得を目指しております。
放射線生物学の勉強をしていて気になった事がありましたので質問させて頂きます。

急性被曝1Svで致死がん発生率が10%/Sv
低線量長期反復被曝の場合は低線量効果のため1/2の5%となるとあります。

そこで年間許容被曝線量1mSvを急性被曝した場合致死がん発生率はどれくらいになるのかと考えました。
単純計算で0.01%つまり1万人に1人となるのでしょうか？
となれば今度は自然被曝で考え、年間許容被曝線量で日本の年間平均被曝線量の1mSvでは低線量効果で1/2になるのでしたら10万人に5人の発生率となるのでしょうか？
よくいろんな講師や放射線に詳しい方が、
マスコミは騒ぎ過ぎたとおっしゃっており、
例えば原発で400万ベクレル漏れてる！
というとすごい量に思えますが医療で体内に注入する核種の放射能は2億ベクレル程だったりする。
と聞きました。

要するに大げさにマスコミに取り上げられているせいで不安がっている患者さんや自分の周りの人には正しい知識で安心させてあげたいという気持ちがあります。

何千人に1人とかいう単位は国で考えればほっとけないでしょうがもし不安がっている人達個人に伝える数字としては気休め程度にはなりそうかなと考えております。

なので計算があっているか気になりました。
それよりも確定的影響についてもっと考えた方がいいのでしょうか？
知識や考え方など誤っていれば訂正をお願い致します。

回答No.2

ga111 · ベストアンサー

＞単純計算で0.01%つまり1万人に1人となるのでしょうか？

ええと、それは、致死と線量が比例関係にある場合だけですから、ノーだと思います。

http://allabout.co.jp/gm/gc/436779/ ＞＞「放射線被ばくによる健康への影響が確かめられているのは100ｍＳｖ以上」である

すなわち、100ｍＳｖ/年以下では、健康への影響は分からない、と言うことだと思います。すなわち、具体的には80ｍＳｖ/年を当てた場合と当てていない場合、実験的には健康への影響について有意差が出ない。健康への影響ですから、死ぬかどうかはもっと分からない。

お礼

単純なことを見落としてました。
ありがとうございます！

回答No.1

teppou

「患者よ、がんと闘うな」という本を出してかなり有名になった、慶応大学の近藤誠氏が治療用放射線による被ばくの本を出しています。

　タイトルは「放射線被ばく　CT検査で　がんになる」（亜紀書房）という本です。

　内容を信じるか信じないかはご自由ですが、こういう質問をする方ならお読みになる価値があると思います。

お礼

回答ありがとうございます。
1度読んでみますね！