自然放射線外部被曝 1年間の線量と1時間の線量の差

このQ&Aのポイント
  • 日本で受ける、自然放射線による年間線量、平均1.5mSvのうち、宇宙から0.39mSv、大地から平均0.38mSvという値を元に、1時間あたりの自然放射線の外部被曝量を計算すると、0.0879μSv/hです。
  • 各都道府県の、年間自然放射線量の資料から、各都道府県の1時間あたりの自然放射線の外部被曝量は、0.059~0.102μSv/hです。
  • ニュースによる比較では、各都道府県の1時間あたりの自然放射線の外部被曝量は、0.025~0.064μSv/hです。
回答を見る
  • ベストアンサー

自然放射線外部被曝 1年間の線量と1時間の線量の差

日本で受ける、自然放射線による年間線量、平均1.5mSvのうち、 宇宙から0.39mSv、大地から平均0.38mSvという値を元に、 1時間あたりの自然放射線の外部被曝量を計算すると、 (0.39mSv+0.38mSv)÷365÷24で、0.0879μSv/hです。 各都道府県の、年間自然放射線量の資料から、 (※「原子力・エネルギー」図面集2011-全国の自然放射線量 http://www.chuden.co.jp/energy/nuclear/nuc_hosha/nuch_sizen/index.html) こちらは、「宇宙、大地からの放射線と食物摂取によって受ける放射線量 (ラドンなどの吸入によるものを除く)」というこのですので、 食物摂取分、年間0.29mSvを除いた値で計算したところ、 各都道府県の1時間あたりの自然放射線の外部被曝量は、0.059~0.102μSv/hです。 ニュースに、原発事故後の比較として使われている、 (※文部科学省-「はかるくん」による測定値の都道府県別平均 http://www.kuis.ac.jp/~nakayama/images/essay/japanrad.jpg) 各都道府県の1時間あたりの自然放射線の外部被曝量は、0.025~0.064μSv/hです。 資料において、1時間あたりの自然放射線量の値と、 年間の自然放射線量から計算した、1時間あたりの自然放射線量が、 ずれているのは、何故でしょうか。機種の違いでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

「はかるくん」は一部の機種しかβ線を計ることが出来なかったと思います。 ガンマ線しか測れなかったと思います。おそらくγ線の量だけを 記載しているのではないでしょうか?

bloodyy
質問者

お礼

わかりました。ありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • drmuraberg
  • ベストアンサー率71% (847/1183)
回答No.3

調べて見ると意外と単純な事の様です。 No.1の回答者が指摘されているように、文科省が貸出している「はかるくん」は γ線だけを測るタイプだからではないでしょうか。 β線とγ線の合計を測れるタイプ「はかるくんII」での測定値では無いと思います。 下記URLに宮城県米山高校の加藤先生の測定データが有ります。 http://www.yoneyama-h.myswan.ne.jp/senryouyonekou.pdf データの一つはガイガーカウンタ型RADEX測定器によるβ線とγ線の同時測定、 他のデータは「はかるくん」によるγ線だけの測定結果です。 常にRADEXによる測定値が「はかるくん」より高く、日によっては2倍以上の差が有ります。 これは、質問に有る見積もりの差を十分に説明できる範囲の違いです。

bloodyy
質問者

お礼

とても参考になりました。ありがとうございます。

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.2

放射線量の測定は難しい面があるようですね。日本で一番信頼できるデーターは、オーストリアのウイーンに本部がありますCTBTO(包括的核実験禁止条約機関)が群馬県の高崎市にあります日本原子力研究開発機構・ 高崎量子応用研究所(高崎原研)の構内に設置しています日本での固定モニタリングポストと思います。この高崎原研のデーターは公表されませんでしたが、今回の事故で要望によりウイーンの本部からの許可で一部データーが公表されています。 この高崎原研のモニタリングポストは、CTBTOの規定の通り人工建造物の影響を受けないように建物や側溝から離れた平地を選んで地上高1mに5ヵ所設置されています。平常時は0.06μSv/h程度のようです。しかし、同じ群馬県の前橋市の固定モニタリングポストは、3階の建屋の屋上の1.8mに設置されています。平常時は0.03μSv/h程度です。前橋でも高崎と同じ平地の地上高1mで測定しますと平常時は0.06μSv/h程度のようです。 今説明しましたように放射線量の測定は、測定装置の問題、測定場所の問題等を統一して測定しないと意味のないことです。今回各地の放射線量が公表されていますが、目安程度と思った方が良いのではないかと思います。規定通りの装置と測定場所で測定したものではないですから少し値が小さいように思います。また、西日本では東日本の倍近い値のようです。何かの参考になさってください。

bloodyy
質問者

お礼

そうなんですね。大変参考になりました。ありがとうございます。

関連するQ&A

  • 子供むけ年間1mSVとかに自然放射線分は含まれるか

    http://www.chuden.co.jp/energy/nuclear/nuc_hosha/nuch_sizen/index.html  によれば、 全国の自然放射線量 宇宙・大地からの放射線と食物摂取によって受ける放射線量(ラドンなどの吸入によるものを除く) 日本全体 0.99mSV とあります。その上の円グラフ(1人あたりの年間線量(世界平均))での、「宇宙から」「大地から」「食物などから」の分で 0.99mSV だと解釈しますと、「食物などから」は25%くらいですので、「宇宙から」「大地から」という外部被曝分が 約1mSVの75%だとすると 0.75mSV になります。  年間被曝上限 20mSV とか、子供むけには 1mSV とかの被曝線量は、自然放射線(0.75mSV)を含んでの値なのでしょうか。そうなると、0.25mSV しか余裕がありません。  それとも、自然放射線の分を除いて 1mSV つまりは、合計で外部被曝分を 1.75mSV に、という意味なのでしょうか。

  • 空間放射線量と被曝線量の関係

    新聞に各地の空間放射線量が載っていますが、これと被曝線量はどういう関係にあるのでしょうか。 仮に空間放射線量が50μSv/時として、一年間では50*24*365=438mSvとなりますが、これと自然被曝線量(2mSvくらいだったと思いますが)の関係を教えて下さい。 99%くらいは、建物、衣服、皮膚で遮蔽されるということでしょうか。

  • 年間被曝量の計算

    年間1mSvという基準がありますが、例えば個人でガイガーカウンターなどで 測定した値が「0.13μSv/h」だったとします。 0.13*24*365=1138.8=1.1388(mSv/年) になりますが、この他にどのような計算を加えて 年間1mSvと比較すれば良いでしょうか。 既に1mSvを超えていますが、多分ここから自然放射線量を引くのだとは 思うのですが、 ((0.13*24*365)/1000 ) - 自然放射線量 で良いのでしょうか。 (日本での自然放射線量がいくつなのかも知りたいです)

  • 放射線量について教えてください。

    放射線量について教えてください。 http://www.bousai.pref.niigata.jp/contents/dbps_data/_material_/localhost/eikyo-housyasen.pdf に、世界平均の自然放射線(年間)が2,4msvとあります。 私の住んでいる地域では、今日検出された放射線量は0.1マイクロsv/毎時だそうです。 この数値を比較したいのですが、次の算出で合っているのでしょうか。 0.1マイクロsv=0.0001msv x 24(時間) x 365(日)=0.876msv/年間 とすると、世界平均より低い放射線量という事になるのですが、正しいですか? お教え下さい。よろしくお願い致します。

  • 関東の放射線量

    関東に引越し予定です。 http://www.geocities.jp/environmental_radiation/ こちらを見ると例えば東京といっても値が高いところ低いところがあります。 自分は国際放射線防護委員会の定める年間1ミリシーベルト以下になる地域に住みたいのですが そこで質問です。 (1)年間何ミリシーベルトになるかはどう計算すればよいか。 →日本に住んでる場合の自然被曝量はだいたい年1.5ミリシーベルトとらしいので 国際放射線防護委員会の定める年間1ミリシーベルトはこの自然被曝量を除いてと言うことでよいのでしょうか? 例えば放射線量が約0.4マイクロシーベルト/hのところの場合 0.4x24時間x365日=3504 で年約3.5ミリシーベルト。 自然被曝量1.5をひいて2ミリシーベルト。1ミリ超えている。 放射線量が約0.2マイクロシーベルト/hのところの場合 0.4x24時間x365日=1752 で年約1.8ミリシーベルト。 自然被曝量1.5をひいて0.3ミリシーベルト。1ミリ超えてない。 、、、であっているんでしょうか? 埼玉県の「和光研究所モニタリングポスト」の平常時平均値は0.04マイクロシーベルト/hらしいので それに近いほうが良いのは良いのでしょうが、、。 (2)現在値が高い地域でも1ヵ月後には値が低くなるか。 →自分が一番住みたい地域は0.4マイクロシーベルトです。。 引越しは来月なので値が下がるならその地域に住みたいのですが。 (3)現在値が低い地域でも今後高くなることがあるか。 →せっかく値の低い地域に引っ越しても高くなったら、、、 自分は今後大きな爆発等ない場合は大丈夫かと思っているのですが 甘いでしょうか? (4)上記サイトの値はどの程度あてになるのか。 →文部科学省(http://mextrad.blob.core.windows.net/page/13_Tokyo.html)と比較すると 4/30で文部科学省の新宿区は0.7マイクロシーベルト程度で 上記サイト西新宿の値は0.1マイクロシーベルト だいたいあっている気がしますがご意見お願いします。 よろしくお願いいたします。

  • 2.4 mSv の自然放射線ってのが分かりません

    wikiに 1年間に自然環境から1人が受ける自然放射線の世界平均… 2.4mSv(宇宙0.4、大地0.5、ラドン1.2、食物0.3の合計) 1年間に自然環境から1人が受ける放射線の日本平均… 1.5mSv ってのがあるのですが 新聞なんかに日本各地の放射線量出てますけど だいたい0.05マイクロシーベルト/時ぐらいです これは0.4msv/年ぐらいですけど、この0.4は何に当たるのでしょうか? 大地+ラドン(空気中のってことだろうか?)にあたるのでしょうか?

  • 年間被曝許容線量1mSvについて質問です

    現在診療放射線技師の専門学校に通い第一種主任者取得を目指しております。 放射線生物学の勉強をしていて気になった事がありましたので質問させて頂きます。 急性被曝1Svで致死がん発生率が10%/Sv 低線量長期反復被曝の場合は低線量効果のため1/2の5%となるとあります。 そこで年間許容被曝線量1mSvを急性被曝した場合致死がん発生率はどれくらいになるのかと考えました。 単純計算で0.01%つまり1万人に1人となるのでしょうか? となれば今度は自然被曝で考え、年間許容被曝線量で日本の年間平均被曝線量の1mSvでは低線量効果で1/2になるのでしたら10万人に5人の発生率となるのでしょうか? よくいろんな講師や放射線に詳しい方が、 マスコミは騒ぎ過ぎたとおっしゃっており、 例えば原発で400万ベクレル漏れてる! というとすごい量に思えますが医療で体内に注入する核種の放射能は2億ベクレル程だったりする。 と聞きました。 要するに大げさにマスコミに取り上げられているせいで不安がっている患者さんや自分の周りの人には正しい知識で安心させてあげたいという気持ちがあります。 何千人に1人とかいう単位は国で考えればほっとけないでしょうがもし不安がっている人達個人に伝える数字としては気休め程度にはなりそうかなと考えております。 なので計算があっているか気になりました。 それよりも確定的影響についてもっと考えた方がいいのでしょうか? 知識や考え方など誤っていれば訂正をお願い致します。

  • 福島の今の放射線量

     先日の連休で福島県へ行って来ました。道路上には 【??μSv/h】の電光表示が多数有りました。高速道路上では 低いところで0.1μSv/h、高いところで3.4μSv/h くらいだったと記憶しています。  どのくらいの量の放射線を浴びたのか気になり調べてみました。 日本人1人の自然放射線が年間平均1.5mSvとあります。 0.1μSv/hを年間に換算すると、0.1×24(時間)×365.25(日)≒877μSv/Y 0.877mSvとなりますよね?日本の平均よりも低いというのは おかしくないでしょうか? それとも、その付近は1.5+0.877で2.377mSV/Y という事なのでしょうか?。 今更な質問かもしれませんが、よろしくお願いします。

  • 放射線量の基準について

    世界平均の自然・環境放射線量は2.4mSv/年。日本はそれよりも低く1mSv/年と聞きました。 これには食物からの内部被曝もふくまれるのでしょうか?

  • 放射線量と計算式

    被ばくした放射線量が高いほど数年後から数十年後にがんになる危険性が高まると考えられますが、その危険性は、例えば100mSv(ミリシーベルト)の放射線量で0.5%程度です。これは喫煙や食事などの生活習慣を原因とするがんの危険性よりも数十分の一程度の低い値で、過度に心配する必要はありません。 >その危険性は、例えば100mSv(ミリシーベルト)の放射線量で0.5%程度です。 つまり1万人いたら500人発病するってことですよね。 一年間で8760時間だから1マイクロシーベルトが仮に一年間都内で継続したとすると、8.76ミリシーベルト。 100mSv(ミリシーベルト)=0.5% だとすると 8.76mSv=?% になりますか? 計算式もお願いします。 またこの考え方は間違っていますか?