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百貨店業界の合併・連衡が相次いだ理由

近年、老舗百貨店も含め、百貨店の合併・連衡が相次いでいます。 (たとえば、三越伊勢丹HDや大丸と松坂屋のJ・フロントリテイリング。そごう・西武もセブン&アイホールディングス傘下です。) なぜ各社が他社と生きる道を選んだのかその目的や理由が分かる方がいらしたらぜひ教えて下さい。 宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • matsu_kiyo
  • ベストアンサー率42% (683/1590)
回答No.1

まず素地としてあるのは『長引く不況』です。 個人消費が盛り上がらず、百貨店の売上げは前年割れを何ヶ月連続で達成したかわからないくらいです。 ということは勢い、少なくなっていくパイを奪い合わないといけません。そうすると、百貨店の場合は薄利多売はありえませんので、店舗の改装や、セールの前倒し、催事企画などを繰り出して客を呼ぶことをしないといけません。 しかしながら、百貨店に客が足を向けなくなっていく状況は変わらず、売り上げは上がりません。お互いのことを考えると、大きくなっていったほうが、たとえば後方系の人員のリストラや、競合する店舗の統廃合などメリットが大きいということからライバル同士が業務提携→持ち株会社設立で経営統合という道筋を通るのです。 すでに銀行がメガバンク体制になっているように、マスメリットを生かすような体制になりつつあります。小売でも、その流れで生き残りを図ろうというのが実態でしょう。

ainakitom
質問者

お礼

回答有難うございます。厳しい業界状況の中で生き残ろうとすると経営統合もひとつの道なのですね。参考にさせて頂きます。

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