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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:簿記2級の工業簿記の原価差異について質問です。)
簿記2級工業簿記の原価差異についての質問
このQ&Aのポイント
- 直接材料費の原価差異の計算方法について理解しているが、価格差異と数量差異の計算方法がわからない
- 参考書では価格差異と数量差異の計算式が記載されているが、標準消費量と実際単価をどう使うのか疑問
- 誰かわかりやすく説明してほしい。なぜ標準消費量と実際単価を使うのか、理解ができない。
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質問者が選んだベストアンサー
これは、一般的に混合差異と呼ばれます。 混合差異とは、(標準単価-実際単価)×(標準消費量-実際消費量) のことを言います。 この混合差異が、価格差異に含まれ、数量差異に含まれない理由についてです。 まず、工場においては、価格差異よりも、数量差異が重視されます。 なぜなら、価格差異は材料の供給業者との兼ね合いで決定されるため、責任者の管理にも限界があります。 一方、数量差異は、の中だけで発生する差異であるため、責任者の努力しだいではゼロに近づけていけるのです。 工場では数量差異を明確にし、原価管理に役立てます。 このため、重視される数量差異に混合差異を含めてしまう計算方法(『実際』単価×(標準消費量-実際消費量))は、採用されません。 連動して、価格差異も、(標準単価-実際単価)×『標準』消費量 とは、計算されません。
お礼
非常にわかりやすい説明ありがとうございます。 てっきり数学的な理由だと思っていたのですが、 そのような合理的、理論的な理由だったのですね。 ちなみに2級のテキストには混合差異なんて言葉は一切載っていないのですが、 それは1級や会計士試験の範囲ですか?