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当座借越が難しい

当座借越が難しい 税理士試験の勉強をしていますが、当座借越が苦手です。 例えば、 当座借越契約を結んでいる甲銀行に関して、当座預金の帳簿残高は15000千円だが、銀行残高確認書の当座勘定残高は△500千円だった。差額の原因は、支払手形の期日到来による引落分の未記帳額16000千円と甲銀行から振り出した小切手の未取付分500千円だった。 この場合、△1000が残高のようなのですが、解き方がまったくわかりません。 どなたか教えてください。

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  • ベストアンサー
  • kirirock
  • ベストアンサー率64% (40/62)
回答No.1

当座借越の問題というか銀行調整表(名前違うかもしれません・・・)の問題だと思います。 概要としては企業側と銀行側で金額が違う場合に差異の原因を調整して正しい数字を出すというものです。 この場合に注意としては差異の原因が企業側の修正(銀行側では正しく記録されている)事項か銀行側の修正(企業側では正しく記録されている)事項かを分ける事が重要です。 質問内容の問題ですと、支払手形~期日到来の未記帳額16000千円というのが企業側の修正が必要な事項で、小切手の未取付分500千円が銀行側の修正が必要な事項になります。 このような調整事項をそれぞれ企業側と銀行側それぞれ調整するとどちらで計算しても正しい(本来あるべき)金額が計算されます。 真実はいつもひとつってわけです。 支払い手形の未記帳の方はわかりやすいと思いますが、未取付分の方だけ一応説明させていただくと、小切手を振り出した時点で企業側は当座預金勘定をを減らしますが、銀行の当座預金残高が減るのは実際振り出した小切手を振り出し先の企業が銀行に提示したときになります。この差異を調整するため銀行側の残高を修正します。 具体的な計算としては 企業側→15000千円-16000千円=△1000千円 銀行側→△500千円-500千円=△1000千円 となります。 また、今回のような問題以外にも銀行残高確認書の金額を求めさせるような問題もあります。 これはどちらから計算しても同じ金額が計算される事を利用して、企業の帳簿残高に修正事項を調整して正しい金額を出した後、銀行側の修正事項を逆に調整(元に戻すため)します。 例えば質問の問題で銀行残高確認書の金額がわからない場合には 15000千円-16000千円=△1000千円 と一度正しい金額を出した後 △1000千円+500千円=△500千円 と求めることになります。 企業側の残高→修正→正しい金額←修正←銀行側 というような流れをしっかり理解し、どちらの修正事項かと見分けられるようにすれば難なくとけるようになると思います。

Meru9009
質問者

お礼

丁寧なご回答をくださり、感激しました。 説明を読んで、100%理解できました。 ここでつまずいて、勉強するのが嫌になっていたのですが、頑張れそうです。 どうもありがとうございます!

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