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太平洋戦争時の日本って

私は子供の頃はよく親に反戦教育と称した 太平洋戦争の本を読まされましたが、治安維持法や 特高警察というものを知って怖がっていたように 記憶しています。このように現在やそれ以前の 日本からは考えられないような野蛮な法律や組織 の存在がまかり通っていたのはなぜですか? シビリアンコントロールをしないとある日、突然 北朝鮮みたいになってしまうということですか? それとも、パラダイムがそっちに行ってたと言うか 戦争の熱病にかかった当時の人々はいわゆる非国民を 厳しく取り締まるのを支持していたのですか?

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  • ベストアンサー
  • Willyt
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回答No.4

>なぜ、ありがちなのでしょう?  これはいい質問ですね。騙される方が悪いのです。  しかし、こういう輩が天下を取るのは決まって世の中が巧く行っていないときなのです。悪いヤツが幅を利かせていると皆が感じているときに、狂信者はその心理を巧く捉まえ、自分に従って呉れればその悪をすべて一掃してやるときっぱり豪語するのです。それにみんなはつい騙されてしまうのですよね。狂信者は常に最初は救世主として迎え入れられるのです。  それがムッソリーニやヒットラーだったり、毛沢東だったりポルポトだったりアルカイダだったりするのです。みんな最初は拍手喝采のうちにリーダーの座を獲得しています。  ヴェネツィアはそんな人間の性をよく理解し、そんな指導者が出ないように最新の注意を払った政治制度を確立していました。それが8世紀からナポレオンに倒されるまで繁栄を続け瘰得た秘密なのです。しかし独裁者を恐れるあまり衆愚政治に陥り、ソクラテスまで死刑にした揚句に国を滅ぼしたギリシャの例もあります。  日本の戦前は恐慌の後の不況から立ち上がれず、議会では政友会と民政党が政権をめぐって泥仕合を続ける中、農村では娘を売らなければならないような極貧が支配していました。そんな中でこれを一掃して昭和維新を達成すると宣言した青年将校達が軍を事実上支配してしまうのにそんなに苦労はしなかったのはそれを是認する空気があったからです。

その他の回答 (12)

  • jamiru
  • ベストアンサー率5% (170/3044)
回答No.2

魔女裁判の魔女=非国民の認定と一緒ですよ。 日本では魔女裁判の経験が乏しかったのでね。 心理としては魔女裁判の心理が近いと思います。 異端審問間なんて暴虐な組織がありましたからね。 教会への寄進が少ないだけで魔女にされたりとか。 文化大革命も魔女裁判ですねぇ。

phage_2007
質問者

補足

なぜ、「魔女=非国民」なのでしょうか? たとえば、「魔女=特定の職業についている人間」 なんてのもありえるでしょうに。

  • Willyt
  • ベストアンサー率25% (2858/11131)
回答No.1

 そんな中を生き抜いて来た一人です。  それが人間社会というものです。アメリカだって威張れたものではないでしょう。日本からの移民を捕虜収容所のようなところに入れたり、マッカーシー旋風が吹き荒れたり。少数の狂信的なアジテーターが多数を支配してしまうことは有りがちなことなのです。中国では文化大革命という馬鹿々しい虞挙がありました。それだけにそういう事が起きないように細心の注意を払う必要があるのです。

phage_2007
質問者

お礼

ご自身の経験に基づく貴重なご意見をありがとうございます。

phage_2007
質問者

補足

>少数の狂信的なアジテーターが多数を支配してしまうことは有りがちなことなのです。 なぜ、ありがちなのでしょう?

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