• ベストアンサー

戦国時代・城下町の治安維持について

戦国時代の城下町では治安をどのように維持していたのでしょうか。 城では見廻り衆(?)や在番衆など、村では自警団(?)のような若衆、あるいは若者組などの集団が治安を維持していたように見受けられるのですが、戦国時代の城下町に関して、どのような人々が治安を維持していたのか、いまいちよくわかりません。 町衆も自警団のようなものを組織していたのか、あるいは大名が直属の部下を送るのか? 混乱しているので、認識に間違いがあるかもしれません。 教えていただければ幸いです。

  • 歴史
  • 回答数5
  • ありがとう数5

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (811/3029)
回答No.4

もちろん大名によりけりなのでしょうが、城下町の場合基本的に町を支配する大名が安全を保証し、そこで市を開かせ税をとるわけですから、基本的に大名側が治安を維持します。 大きな城の場合町奉行がおかれ、その町奉行の与力(傘下の武将)が治安も担います。 小さな城の場合、城主なり城代が直接支配下の武将に治安をになうでしょうし、それこそ特定の武将が任じられるのではなく、問題があればそのつど出られる武将を派遣するかもしれません。 なおこの場合の大名が担う治安とは野武士の集団強盗のような大掛かりな武力攻撃をさすのであって、いわゆる万引き・窃盗の類はその都度町民が捕まえて奉行所に突き出します。町衆で見回りもあったでしょうが、これは窃盗などの対策であり上記のような武力攻撃に対する対処とは違います。町衆が対処する相手と大名が対処する相手は、根本的にその規模が違うと思えばよいかと思います。 村落であれば農民も武装し基本的に自分らで武力を持ち外敵を撃退しますが、城下町(あるいは定期市が開催される門前町等もそうですが)はその城主が治安を維持しそれがために税を払いそこで暮らしているので、あまり村落ほど強力に武装し自衛してはいないでしょう。

kouzin
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >大きな城の場合… >小さな城の場合… >なおこの場合の大名が担う治安とは… 城の規模によって対応する人も違うんですか…。 町衆と大名の対処する相手が違うということ、城下町の武装と自衛。 戦国時代については、学び始めたばかりなので、基本的なところがわかっていませんでした。 ご回答くださってありがとうございます。

その他の回答 (4)

  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (811/3029)
回答No.7

>なおこの場合の大名が担う治安とは… 城の規模によって対応する人も違うんですか…。 家臣団の整備と担当の役職化がすすんでいるかどうか、ですね。 小さな城の場合そこにいるのはその一族郎党のみとなりますので、一族の間で適当にやれば事が済みます。 手の空いてるものはみな武器を取って敵を撃退に行くでしょう。 大きな大名、大きな城になれば、役割分担も生まれます。 まあそこまでなると、野武士や山賊くんだりもおいそれと略奪をしかかけやできませんが。 蛇足ですが、お城見物は好きでしょうか? 復興天主や模擬天主の場合、その建物には歴史的な価値がありませんが、天主から周りが一望できると思います。 その範囲はだいたいその城の一義的な勢力範囲で、見える範囲で異常事態があれば城兵が駆けつけて撃退します。 それより外側の村落であれば、自分らで武装自衛の必要があるということになります。 逆に言えばその天主からの景色を見ることにより、その城の存在価値が測れるかもしれません。

kouzin
質問者

お礼

再びご回答ありがとうございます。 一族郎党が治める小さな城だと、役割がアバウトなんですね。 大きな城というと、宿老屋敷などがある城は大きな城に含まれますね。役割分担ですか……。 教えてくださってありがとうございます。 お城見物については、かなり少ないんですが(汗)、覚えている限りでは米沢城や青葉城、会津若松城、(城と言っていいかわかりませんが)五稜郭などはまわったことがあります。石垣の美しさに感嘆したり、思っていたより意外と小さいなと思ったり、城内に入って城のさまざまな機能を見て、戦国時代だけでなく、城が過ごしてきた時代を感じました。 天主からまわりを一望するというのも、戦国時代を見る新しい見方かもしれません。 今度やってみたいと思います。

回答No.6

たしか何か(本だったかな)で、町民が自警団のようなものを組織していた記憶があります。 江戸時代の火消しのような感じです。 また、街の規模や大名の財力(石高)などによっても変わります。 武士を雇えばお金はかかりますし。 マンガやゲームなどでは、大名直属の配下の武将は、 更に自分に従う武将を雇います(お金の場合もあればその人の魅力でついてきているとかもある)。 ので、大名は警備の仕事をさせる武将を選び、 その武将が指揮官になって配下の武将たちに仕事をさせる といった描写がありますね。

kouzin
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 町民が自警団のようなものを組織していたことを教えてくださってありがとうございます。 マンガやゲームも、ある程度歴史の前提がないとそういう描写はできないかもしれませんし、そこらへんも掘り下げてみたいと思います。 改めて、ご回答ありがとうございました。

回答No.5

有力者が自国の法を作って支配していました、あくまで勢力の及ぶ範囲内ですが

kouzin
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

回答No.1

支配していた大名にもよる もちろん大名のほうで武士を派遣して治安維持に当たらせる場合もあるし 町民自らやってたところもある だから支配する大名が代わるたびに町民は苦労したのよ ちなみに京都に上洛した信長は 洛中の治安維持を徹底させた 昔から上洛した武士はその褒美として京都市中での乱暴狼藉が黙認されていた (木曽義仲はそれで民心を失いましたね) 信長はその乱暴狼藉を禁止  市内で盗みを働いた下人を部下の前で切り殺しています

kouzin
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 大名によりますか。 具体的にどの大名にしぼるかとなると、主に伊達米沢について調べているので、できれば伊達家の統治を知りたいです。 織田信長のお話、ありがとうございました。

関連するQ&A

  • お殿様の住居

    戦国時代、大名の家族はお城の外に住んでいたのですか? 確かお城って砦で天守閣は展望台と戦のための建物ですよね? 城の外壁の外に住んでいたのですか?城下町に住んでいたのですか? 気になります。

  • 戦国時代の身分について

    今、戦国時代などの日本史について調べています。 歴史は苦手で最近調べ始めたばかりなのでまだまだ分からない事だらけですがよろしくお願いします。 身分は 将軍<大名<武将 って感じであってますか? 大名の部下にあたる役職はなんですか?武将ですか? 殿様とは何ですか? 戦国時代に存在していましたか? 今でいうと、将軍が総理大臣で大名が県知事みたいなかんじですか? 全く分かっておらず、すみません…

  • 江戸時代の城下町・陣屋町・門前町などの単位呼称

    江戸時代に各地にあった、城下町・陣屋町・門前町・港町他など、現在歴史的集落と呼ばれた場所は、昔はどんな単位呼称で呼ばれたのでしょうか? たとえば、農村なら「○○村(邑)」とか、宿場町なら「○○宿」っていうのなら知っているんですが。 名古屋城の城下町なら「名古屋城下」だったら少し長いような気がしますし、単位呼称は一文字のイメージがあるので違和感があります。 実際に現存する史料などにはどんな呼称で載っているのでしょうか?あるいは呼ばれていたのでしょうか?

  • 戦国時代に詳しい人教えて下さい。

     幼稚園児から小学校低学年の子ども達に、福知山城と福知山について話す事になりました。  このお城は明智光秀が建てたんだよ だけではなくもう少し詳しく でも難しい歴史的背景はまだ無理、戦国時代ですが死や過度な乱暴を連想させない言葉を使う  簡単で日常につかっていることばを出来るだけ使う というルールです。 ざっと物語り風に文章を考えてみたのですが、歴史が苦手、特に戦国時代は苦手なので、歴史的に絶対間違えてる!というところがあれば教えて頂きたいです。  『『むかしむかしの日本は今とちがって小さないくつもの国がありました。 幸せに暮らせているけれど、もっと広いお城にすみたいな…  このころの日本はけんかをして勝てば自分の土地、国が増えていくような時代でした。 なので、自分の持ち分だけでは物足りないと感じるけんかの強い人があちらこちらから出てきました。  けんかに負けた国の人は勝った国の人の仲間入りします。そうやって勝った国の人はどんどん自分のなかまを増やしていきました。 そんな時代に織田信長 明智光秀はくらしていました。  もっとけんかに勝ってどんどん国をひろげていくぞ!そしてもっとりっぱなお城をたてるぞ! あ!お手伝いをがんばってくれた人には僕のお城を一つあげちゃうから次のけんかもがんばってよ めざせ天下統一!!と話す織田信長に あなたのもとでがんばりたいです!と明智光秀が手をあげました。 「んー仲間にしてあげたいけど きみのとくいなことは何?」 「ぼくは鉄砲をじょうずに使えます!それに本をたくさん読んで勉強したからみんなが知らない事だって知っています」 そう 明智光秀はけんかも強いしとっても頭のいい人でした。  次のけんかはどうしょうかなぁと悩む信長に、 「つぎはこんな作戦でいきましょう ここに大きな落とし穴つくっておきましょう こっちの道のほうが近道です」 と 信長が勝てるようなアイデアをどんどん出していきました。  信長は頭が良くて物知りな光秀をとても気にいりました。  こうして光秀は信長にたくさん褒められるようなお手伝いをしたので1つの国をもらい、古いお城のあとに立派なお城をたてました。それが福知山城です。』』  この後治水事業や地子銭免除令の善政の話を考えています。 福知山でする予定なので明智光秀はいい人でした。で終わらせる予定です。本能寺の変は話しません。お城と城下町までのお話しです。 幼稚園児に戦国時代を簡単に伝えるコツがあれば教えて頂きたいです。

  • 戦国時代の城主の客の泊まる場所、移動手段

    戦国時代に城主が客を泊める場合、城の中の二の丸などに泊めるのでしょうか? それとも、城の外の城下町に屋敷があり、そこに泊めるのでしょうか? また、泊まった後、城主に会いにいく際の移動手段は何でしょうか? 例えば、宿泊場所が二の丸なら、城主がいる本丸まで歩いていくのでしょうか? それとも、城主が馬や輿を用意してくれて、それに乗って本丸まで移動するのでしょうか? ちなみに、客は最上位の賓客を想定しています。 以上の点を教えていただきますようお願いいたします。

  • 戦国時代の戦場における性事情

     戦国時代の戦場における性事情について教えて下さい。 大名級になると、戦場にも女性を連れて行ったというのを何かで読んだ記憶があるのですが、定かではありません。どうだったのでしょうか???秀吉なんか女好きだったというから、とても我慢できなかったのではないかと想像しているのですが。  一兵卒は、ただひたすら我慢の戦場だったのでしょうか???それとも、近くに宿場町なんかがあれば、戦場を抜け出して、遊びに行ってたりしたのでしょうか???

  • 戦国時代の奉行(大名?)

    歴史の本や歴史小説を読んでいると、徳川江戸幕府ができる前、波乱万丈の戦国時代の真っ只中でも、奉行(大名)が登場してきます。(城を持たない人) 彼らは自分のオヤカタ(信長、秀吉、家康など)に仕え、手柄をあげて土地を増やしてきました。 彼らはその与えられた土地、つまりそこにいる農民や収穫物など支配できる反面、土地を治めなければならないのですが、 (1)その支配下の土地で農民同士がいざござを起こした場合、農民は誰にどういう手順で訴えるのか? (2)江戸時代とは違い、その中で、彼らは年貢を自由に決められたのか? (3)戦国時代のまっただ中で一揆などのようなものはなかったのか? あったら誰が鎮圧していたのか。 を教えてください。

  • 戦国時代の権力者の尊称

    戦国時代に地縁血縁を中心とした氏族が武力を持ち、地方の権力者となりましたね。いわゆる戦国大名ですが、彼らは身内からなんと呼称されましたか? また彼らに忠誠を誓う武将はどのように呼称されたでしょうか? 藩主では違うし、殿様も違うと思います。 大殿、大将、頭目、長老、領主、城主、首領、これらも違うような気がします。 使い方は「○○家御定め書き」のような文体で 一族の(長老?領主?)にたいして部下の(武将?旗本?)は忠誠を誓い・・というような文を書きたいのですが。

  • 戦国大名たちの同性愛というのは

    戦国時代にいた大名たちには「同性愛」ということが「常識」だったと聞くことがあります。 現代には「同性愛」のがちょっと変なお好みですが、同時には誰の大名でも平凡のだったと、例を挙げれば、織田信長と森らんまるの関係とか、武田信玄が「男色」を楽しんだって記録とか、 でも、私は知り合いの人より、こんな言葉を聞きました その人は、 東洋における「男色」というのは伝統的な「陰陽論」から出てあることと、ただ若者と老者が一緒に寝るだけ、それによって若者の「陽気」を受け取ることだった。西洋のように「男と男が性的な肉体関係」を取ることはなかった と言いました。 では、戦国大名たちの「同性愛」ということもそんなに言えることですか。 そして、戦国人たちの性生活について、お勧めの本はなんことがありましょう

  • 戦国の城の本:小学校低学年向け

    小学校低学年の息子が、NHK歴史ドラマから戦国時代に興味をもちました。 これまでは、戦国の人物に焦点をあて歴史本を読みあさっていたのですが 最近は、その人物に関係する「城」にも関心を示し始めました。 解説に平仮名がふってあり、写真もビジュアルで戦国の世を生きた大名などに 縁のある城を紹介した本(図鑑)を探しています。 ネット通販ですと、実際に内容を見ることが出来ず 批評だけが頼りなのですが、大人向けのものやスタンプカードが付属で ついていたりするものもあるようです。 あくまでも、子ども目線で戦国武将との関連が濃く、さらに興味を広げられるような 「戦国の城」本・図鑑を探し求めています。 お詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さい。 よろしくお願いいたします。