- 締切済み
工業簿記2級 日商 労務費について
労務費の支払高と消費高の意味がよく分かりません。 例えば材料なら「購入」し、それを「消費」したというのは分かるのですが、労務費の支払と消費という意味をどのように捉えたらいいのかいまいち混乱します。初歩的でお恥ずかしいのですが、。。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
>順番として材料は(1)購入(2)消費 労務費の場合は(1)消費(2)支払(賃金の支払は後払いだから) 私もそれで理解しています。 一般的な問題を解く上では、(1)消費(2)支払で処理される問題しか見たことはありませんので、この順番だという風に考えてもいいでしょう。 ですが、絶対ではないことはご理解ください。 一例として、労務費が確定されている場合が考えられます。一般的に工員に対する賃金も固定化されていてることが多いですよね。 固定給であっても支払は労働が提供された後に支払われるので、質問者さんの考え方に合致します。 しかし、優秀な工場長を雇い入れて年俸制を利用し役務提供がなされる前に 一時金として支払われる契約がなされていたらどうでしょう? 既に支払がなされたあとで、消費がなされるとも考えられます。 実際にこのようなことがあるかどうかは別として、絶対的にこのような順番であるとは言い切れません。 原価計算はある程度機械的に解くことが求められますが、弾力的な対応も必要です。
- kamkamkam3
- ベストアンサー率42% (216/514)
原価計算には血も涙もなく、人の労働さえも”原価”として考えます。ですから、労働費も材料と同じく消費すれば消費、支払すれば支払です。 材料の消費・・・使った時点です 労務費の消費・・・使った時点(工員に働いてもらった時点)です 材料の支払・・・購入したときです 労務費の支払・・・賃金を支払ったときです。 材料費の場合でも支払ったけど、まだ使用していない材料はありますよね。労務費の場合でも賃金は先に支払ったけど、まだ働いてもらってない部分がありますよね。ですから、労務費も血も涙もなく機械的に費用の計算をするわけであり、支払=消費とはならないんです。上記の場合だと前払賃金が発生します。未払賃金が発生する場合もあります。 では、がんばってください。
労務費は人が提供した役務(労働やサービス)に対して支払われるものです。ですから、役務を買っていると考えれば労務費の支払高は材料の購入高に対応し消費高は消費高に対応することになります。 また視点を変えると、支払高は工員や事務員に実際に支払われた額であるのに対し、消費高は原料を製品にする過程で原料に付加された価値です。つまり、消費高が製品製造に利用された労務費の額で支払高は実際に支払われた額という違いがあります。 最後に、問題を解く上では支払高は賃金勘定等の借方に来て消費高は貸方に来ることが重要となります。
お礼
ありがとうございます!! 今、読んで、今までよく分からなかったのが理解できそうです。 それと、もうひとつお聞きしたいのですが、 順番として材料は(1)購入(2)消費 労務費の場合は(1)消費(2)支払(賃金の支払は後払いだから) という順番になるんですか? となると勘定記入に転記するときも、この順になるんですか?
お礼
ありがとうございます。 ただ、賃金て先払いするときありましたっけ・・・?でも絶対無いとはいいきれないですもんね。 ^^