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ヒヤリングの問題(特訓)

shigure136の回答

回答No.21

awayuki_ch さん こんばんは。 いつもながら多くの回答者が参加してくれてますね。 *「下手だった⇔上手になった」はだめだと思いました。 ⇒awayuki_ch さんがこの後半で書かれているように、「下手だった⇒上手になった」はおかしくはありません。 ★「あの頃の彼女のピアノ、決して上手とは言えない、というより下手だったよね。それにひきかえ、今日の演奏、ずいぶん上手になったね」 このように「過去の状態からは想像できないほどの変化を遂げた状態になった」ことを表現するには、【それにひきかえ】はとても便利です。 *「下手になった⇔上手になった」でないと、何か落ち着きません。 ⇒多くの文章に触れることで目に慣れ、耳に慣れ、口に慣れれば、落ち着かないということはなくなりますよ。 *不自然な用例がありましたら、ぜひ教えてください。 ⇒不自然な用例は無いと思います。 *「大きく変わって」とは変化の「なる」のことなのでしょうか。 ⇒「なる」は変化を表しますが、「変化」は常に「なる」なのではありません。 【下手だった⇒上手になる】⇒【上手になる】は【上手】という単語、または【上手だ】などでも表されます。 したがって、「昨年は下手だった。それにひきかえ今年は上手になった」でも良いし、「昨年は下手だった。それにひきかえ今年は上手だ。(=上手になった )でも良いのです。 変化して出来上がった状態を表現している場合は、「なる」を使うのではなく、「なった結果としての状態」を記述しますので「なる」という表現が使われなくなってしまうのです。 以下は、【このような言い方も出来る】【このような言い方が変化した】という例を書いてみました。 ・ひどい米不足だった去年にひきかえ、今年は米がたくさん収穫できるようになるとのことです(=豊作のようです。 ・節約家の父にひきかえ、母は本当に浪費家だ。 節約家の父にひきかえ、母の浪費癖は年々ひどくなる。 ・昔の若者がよく本を読んだのにひきかえ、今の若者は活字はどうも苦手になったようだ(=苦手のようだ)。 ・落ち着きのない弟にひきかえ、お兄さんはいつも冷静でしっかりしている。 ⇒「お兄さんはいつも冷静沈着だ」 ・昨年にひきかえ、今年はたいへん不景気だ。 ⇒昨年にひきかえ、今年は次第に景気が悪くなるようだ。 ・お姉さんは積極的なのにひきかえ、妹さんは消極的な性格だ。 ⇒お姉さんは積極的なのにひきかえ、妹さんは消極的というか、物静かで女らしくなってきた。 ・去年にひきかえ、今年の夏はとても涼しい。 ⇒去年にひきかえ、今年の夏は冷夏になりそうだ。 ・朝の青空にひきかえ、午後は大雨になった。 ⇒「午後はバケツをひっくり返したような大雨だ。」でも構いません。 ・お父さんにひきかえ、息子は背が高い。 ⇒お父さんにひきかえ息子は背の高い好青年になった。 このように、変化をしたからといって、いつも「なる」を使わなくてはならないとかではなく、変化しつつあることを表現するのであれば「なる」でもいいし、変化して或る状態になったのであれば、その状態を表す言葉に置き換えて「である」とか「だ」で構わないのです。 ★ただ、日本人の編集者の解説にある、「中間的な」「冷静に」「主観的な気持ちを込めるとき」などは、あまり拘らなくて良いのではないでしょうか。 確かに、「弟にひきかえ兄貴の方はどうしようもない奴だ」などと、感情を露にする表現に「ひきかえ」は使われます。しかし、「午前の青空にひきかえ、午後はこの大雨だ」など感情の入る余地のない、自然現象の対比にも使われているのを見ても明らかです。 したがってあるものを比較する場合に、自分の思いや感情を込めたい場合は「ひきかえ」の方がそのニュアンスは伝わります。 *「にもまして」に関しては、「なる」の用例は1つもありませんでした。 ・私自身の結婚問題にもまして気がかりなのは姉の離婚問題です。 ⇒私自身の結婚問題にもまして、今後私の気がかりとなるのは姉の結婚問題になるでしょう。 ・ゴミ問題は何にもまして急を要する問題だ。 ⇒ゴミ問題こそ何にもまして急を要する問題になるでしょう。 ・きのう友達が結婚するという手紙が来たが、それにもまして嬉しかったのは彼女の病気がすっかり治ったということだった。 ⇒昨日、友達から結婚するという手紙が着たが、それにもまして嬉しかったのは、彼女の病気が全快し、何処へでも行けるようになったことだった。  それに対して、中国人の編集者の本に「なる」の用例は1つありました。 ・花子さんは以前にもまして、美しくなった。 ⇒花子さんは以前にもまして健康そうになった。 ・「水害も怖いが、それにまして怖いのは地震だ。」 ⇒水害も怖いがそれにもまして地震が気になるよ。 ・太郎はだれにもまして花子さんの健康を心配しています。 ⇒太郎は誰にもまして花子さんの健康のことが気になっている。 ・過去3年の実績にもまして、すばらしい飛躍を見せている。 ⇒過去三年の実績にもまして、今年はすばらしい飛躍の年となった。 このようにどちらも、すこし言葉遣いや言い回しを変えるだけで違和感無く使えることがお分かりのように、あまりう神経質にならなくても大丈夫なのです。 質問文の下記の部分は、編集者がダブって出てきて少々うるさい感じです。 【手元に編集者が日本人と編集者が中国人の本が2冊あります。】 ⇒手元に日本人が編集したものと、中国人のものと2冊の本があります。 ⇒手元に日本人編集者のものと、中国人のものと2冊の本があります。 ⇒手元に2冊の本があります。一つは編集者が日本人のもの、もう一方は中国人のものです。 ⇒手元に編集者が日本人のものと中国人のもの、2冊の本があります。 などなど、「編集者」を一つにした場合でも、色々な書き方が考えられます。

awayuki_ch
質問者

お礼

 shigure136さん、こんばんは。度々ありがとうございます。参考書の例文を「になった」、「になる」などのような形に変換していただいて大変助かりました。「にひきかえ」の両側は厳密的な対立関係を求めていないような気がします。日本人の編集者の解説にある「中間的な」「冷静に」「主観的な気持ちを込めるとき」などには拘らないようにします。「手元に編集者が日本人と編集者が中国人の本が2冊あります」という補足文までも解決案をたくさん教えていただき感謝いたします。確かに困っていました。大変参考になりました。  何度も本当にありがとうございました。

awayuki_ch
質問者

補足

>変化して出来上がった状態を表現している場合は、「なる」を使うのではなく、「なった結果としての状態」を記述しますので「なる」という表現が使われなくなってしまうのです。  申し訳ありませんが、上の一文の意味がよくわかりません。ほかの言い方に言い換えていただけないでしょうか。 >このように、変化をしたからといって、いつも「なる」を使わなくてはならないとかではなく、変化しつつあることを表現するのであれば「なる」でもいいし、変化して或る状態になったのであれば、その状態を表す言葉に置き換えて「である」とか「だ」で構わないのです。  いま、「になった」にはすでに抵抗感がなくなったのですが、「になる」と「ようになる」には何か納まりがよくないような気がします。過去のある静かな状態「だった」に対して、「にひきかえ」で結びつけることによって、変化しつつあることを表現する動態的な表現「になる」、「ようになる」で問題がないのでしょうか。厳密的な対立を求めていないかもしれませんね。私は「になる」、「ようになる」、「になった」の本質がよく理解できていないとも思います。ということで、shigure136さんに書き換えていただいた次の例文はいまのところまだ理解できていません。(・が付いている参考書の元の例文は理解できます。) >ひどい米不足だった去年にひきかえ、今年は米がたくさん収穫できるようになるとのことです(=豊作のようです。 ・節約家の父にひきかえ、母は本当に浪費家だ。 >節約家の父にひきかえ、母の浪費癖は年々ひどくなる。 ・昨年にひきかえ、今年はたいへん不景気だ。 >昨年にひきかえ、今年は次第に景気が悪くなるようだ。

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