• ベストアンサー

ヒヤリングの問題(特訓)

hakobuluの回答

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.23

#21です。ご返事ありがとうございました。 >何かまだ皆さんと違う海の中で浮いたり沈んだりして、明かりが見えなくてすごく焦っています…… :いえいえ、そんなことはありません。 同じ進路に向かって進む船団のように間違いなくちゃんと一緒に航海していますよ。 私のほうこそ時々違う進路に好奇心で逸れていくので、申し訳ないような気がしています。 ◆補足に対する回答◆ >「になった」という表現は時々事実を表し、時々人間の主観を表すのでしょうか。 :そういうことになると思います。 「少し前までは明るかったのにひきかえ、真っ暗になった。」は事実でしょうが、 「Aさん、きれいになったね。」は事実とも言えるし、主観ともいえるでしょう。 「になった」自体ではなく、「~」の部分が客観的要素か主観的要素かによって違ってくるのだと思います。 >ここは【日本語が上手になる】ではなく、【日本語が上手になった】なので、【になった】によって、動的な変化を経て結局静止の結果にたどりついたのではないでしょうか。 :そのほうがわかりやすい説明ですね。 >『「下手だった、上手になった」が×で、 「まずかった、おいしくなった」が○』 > これはやはり難しいような気がします。 :わかりました。それが普通の感覚かもしれませんね。 >確認していただきたいのですが、「AにひきかえB~」という表現が使えるかどうかは、「~」から、明確の条件の対立が想起しやすいかどうか(それともすでに提示されたかどうか?)、ということが必要であるというhakobuluさんのお考え方なのでしょうか。 :おっしゃるとおりです。しかし、 >「日本語が上手になった」から「もともとはすでに上手だった」と連想される可能性もあるので、だからだめということになるのでしょうか。 :ということではありません。 「以前にひきかえ(日本語が)上手になったよね。」という以上は、 「日本語が上手になった」の対立的概念として、 「非常に下手な日本語を話していたという【動的な】状況」が必要だと思うのですが、それを想起することは難しいのではないかということです。 「下手な日本語を話すという動的状況」の延長線上に「上手な日本語を話すという動的状況」がある、という感覚が抜け切れないということです。 しかし、「下手な日本語そのもの」と「上手な日本語そのもの」は明確に対立できるのではないか、と感じます。 「以前にひきかえ上手な日本語だよね」であれば正解だと思える理由は、そういうことです。 >>A:この料理とてもおいしいね。花子さん、料理学校に行った成果が出たわね。 B:そうだね。以前にひきかえ上手になったよね。 という会話は自然に聞こえるはずです。 :この場合は、「上手になった」という事実から、「下手だった」は想起しやすいということです。 なぜ、日本語の場合は想起しづらいのに料理は想起しやすいのか?  というと、料理の場合の「下手だった」は「=(料理自体が)まずかった」とう感覚に裏打ちされているからです。 「食べたものがまずかった」という感覚は、強い対立概念として意識されるのではないかと私は思ったわけです。 料理の上手下手の対立概念は標高差 1500m ぐらいで十分対立できるが、 日本語の上手下手の対立概念は標高差わずか 100m ぐらい。 というイメージが私にはあると言っても良いでしょう。 「(料理が)以前にひきかえ上手になったよね」は自然ですが、 「(日本語が)以前にひきかえ上手になったよね」は、感覚的になじみません。 >「まずかった料理が少しずつ進化していき、ある時点でおいしいという評価を得られるようになった」はだめでしょうか。 :確かにそういう場合はあるでしょうね。ただ、 「(料理が)以前にひきかえ上手になった」と言う場合は、 「下手だった(まずかった)」という【動的心理状態】が明確に想起できる(つまり「にひきかえ」を使えるパターンも可能)のに対し、 「(日本語が)以前にひきかえ上手になった」と言う場合は、 「日本語が下手だった」という【動的状況】がなかなか浮かびにくい(つまり「にひきかえ」は不自然)という印象は変わりません。 >仮に「日本語を90%以上マスターしているのが上手。50%以下は下手。」という基準があれば、 「ケンさんは以前45%よりマスターしていなかったから下手だった」と明確に認識することができます。 そして、特訓の成果で92%マスターしたことがわかれば、 「ケンさんは日本語が明らかに上手」という評価ができるわけで、「上手下手」は明確な対立概念となり得ますから、 「以前にひきかえ上手になったよね」という表現も可能になるでしょう。 という意味です。 >「になっている」と「になる」は【線】のようなイメージを受けるに対して、「になった」は【点】のような感じで、同じ【点】のイメージを与えてくれる「だった」と、眞反対の条件としても、「だった⇔になった」はおかしくないような気がします。 :という箇所は非常にわかりやすかったですね。 しかし、 「下手だった⇔上手になった」が「★⇔…………→☆」(この図形描写も素晴らしいです。非常にわかりやすい。)であるという点は同意しますが、 「上手に【なった】」の【】に該当する「・・・・・・→」の動的部分に注目するのが妥当なように思われます。 ◆#23さんのご意見に関連する回答◆ ●ーーーーーーーー→ 「日本語が下手な状態(静的)、日本語が上手になるという状態(動的)」の対立という説明をわざわざ引っ張り出さなければ、「ひきかえ」の両辺とも「静的」じゃないですか。 ーーーーーーーー→● 『「ひきかえ」の両辺とも「静的」じゃないですか。』とのことですが、練習問題の両辺が静的であるとは私は思いませんし、まさにその点の論議と思っていたのですが、このようにおっしゃられる趣旨が良くわかりません。 会話に出てくる「上手になった」という表現は明らかに動的ですが、それに対立する要素として「下手だった動的状態」というものが想起できない。 ゆえに「にひきかえ」という語で連結するのは不自然だ、ということを言っているのです。 つまり、「上手になった」という表現からは対立する要素としての「下手だった」という動的状態は想起できない、というのが私の考えの骨子なのです。 ●ーーーーーーーー→ 隣り合っている標高 2800m の山(A)と 標高 3000m の山(B)を比較して、「A山にひきかえB山は高い」と思う事情があったから、言うんです。当たり前の話ですけれど ーーーーーーーー→● おっしゃるとおりです。 ご本人にはそういう事情があったからこそ、そう言うのでしょうね。 しかし、それと「にひきかえ」という言葉の正しい使い方を知っているかどうかということは、全く別の問題ではないでしょうか。 ◆「AにひきかえBは~」論点の整理◆ 私の考えをまとめてみますが、大局的な齟齬や矛盾があれば指摘してください。 1、 A:ケンさん、日本語の特訓の成果が出たわね。 B:そうだね。以前にひきかえ上手になったよね。 という会話における「にひきかえ」という表現は妥当(正しい)か。 というのが出発点でした。 2、 「にひきかえ」には、 ≪BがAとは正反対の(あるいは「大きく変わった」でも良いのですが)事柄であることを述べることによって、Bを強調する意図がある(1)≫ 辞書的な解釈ですからこれに異存のある方はいらっしゃらないと思います。 最低限、 ≪BがAとは正反対の事柄であることを述べる意図がある≫ ということは確認済みと考えてよろしいですね。 3、 awayuki_chさんが「上手に【なった】」という【変化の要素】に注目してくれたお蔭で気づくことができたのですが、 ≪対立の概念が漠然としている事柄に関しては不適当(2)≫という点でも一致を見ていると考えて良いと思います。 4、 ここで、「上手になった」に明確に対立する概念とは何か、ということが論点になる。 a.「下手」 b.「下手だった」 c.「下手」「下手だった」どちらでも良い。 の3案が考えられる。 b と c に絞られると思うが、その違いは何か。 ・b の場合、 「下手だった」という状態を動的なものと捉え、「上手になった」というこれもまた動的なものと明確に対立しているから、というのが根拠になる。 ・c の場合、 「上手になった」という動的な概念は、「下手」という静的な概念、「下手だった」という動的な概念、どちらとも明確に対立すると言える。 5、 私の考えは b です。 つまり、 『「以前にひきかえ上手になったよね」という文は、 「以前は非常に下手だったのに、現在は非常に上手になったよね。」 という意味になる必要がある。』 と思うわけです。 しかし、ここが現在の論点になっていると思われますが、 「以前は非常に下手な【日本語】を話していた」という動的な状態が、どうにもイメージできないということです。 今、こうしてまとめていて気付いたのですが、おそらくは【成果】という言葉が無意識に引っかかっているような気もします。 A:ケンさんの日本語、特訓で大分変わったわね。 B:そうだね。以前にひきかえ上手になったよね。 であれば自然に感じるように思います。 この例だと、『特訓によって変化する前は下手だった』という動的状態が自然にイメージできるので、「上手になった」と明確に対立できそうです。 また、Aさんが「日本語」を主語にしているために「静的要素」としての「日本語」が浮き彫りになっているという捉え方も可能になり、 「B:そうだね。以前にひきかえ上手だよね。」という静的応答も自然に感じられると思われます。 練習問題の例は、『特訓というものによって変わった結果(成果)』を無意識的に比較の基準にしようとしていたために、 「上手になった」という動的変化と明確に対立するという判断ができなかったのでしょう。 他人事のような言い方で変ですね。(^^;) 6、 いずれにしても、これは私の感覚にすぎません。 この感覚による解釈が間違いだとすれば、 a.「以前にひきかえ上手になったよね。」が間違いという『他の理由』がある。 b.練習問題の解答はあくまで模範解答であって、 「以前にひきかえ上手になったよね。」という解答も間違いではない。 のどちらかということになるのでしょう。

awayuki_ch
質問者

お礼

 hakobuluさん、度々ありがとうございます。各船の後ろの白い航跡に振り返って目を向けたら、みんな違うのですが、みんな美しかったです。「AにひきかえBは~」の論点の整理は大変助かりました。全部理解できたとは言えないのですが、hakobuluさんのこれまでの考え方の理解にとても役立ちました。大変参考になりました。  何度も本当にありがとうございました。

awayuki_ch
質問者

補足

 「になった」についてですが、「に」(静的)に注目するのか、「なった」(動的)に注目するのかによって、静的と動的と両方とれるように感じました。hakobuluさんは動的と捉えられたのですね。 >「(料理が)以前にひきかえ上手になった」と言う場合は、「下手だった(まずかった)」という【動的心理状態】が明確に想起できる(つまり「にひきかえ」を使えるパターンも可能)のに対し、「(日本語が)以前にひきかえ上手になった」と言う場合は、「日本語が下手だった」という【動的状況】がなかなか浮かびにくい(つまり「にひきかえ」は不自然)という印象は変わりません。  料理の場合の「下手だった(まずかった)」という【動的心理状態】の「動態」は具体的に言えば、どんな感じでしょうか。「日本語が下手だった」という【動的状況】が存在するとすれば、どんな感じの状況なのでしょうか。 >≪対立の概念が漠然としている事柄に関しては不適当(2)≫という点でも一致を見ていると考えて良いと思います。  「一致を見ている」はどういう意味でしょうか。

関連するQ&A

  • 英語のヒヤリング 教えてください。

    すみません。 ヒヤリング能力が無いので、この英語が聞き取れません。 もし、わかる方がおられましたら。 英文にすると、どうなるのか教えていただけませんか? もし出来ることなら、日本語もお願いします。 音声は添付しています。

  • 練習問題(奨学金、おさめたい、お花見)

     日本語を勉強中の中国人です。適当な言葉を補って文を完成せよという解答問題をやってみました。参考書の最後には模範解答が付いているのですが、私の答えでも正しいのかとても気になり、確認していただけないでしょうか。また、ネイティブの皆さんは何か埋めそうな表現がありましたら、視野を広げていただければとても嬉しいです。 1. 学生「すみません。奨学金の申請のことで、ご相談したいことがあるんですが」 教授「そうですか。私はこれから(A)から、(B)来てください」 模範解答: (A)授業がある (B)4時ごろに私の部屋に 私の解答: (A)会議がある (B)(1)午後 (2)2時間後、また 2. 森さん「費用を全部で15万円以内におさめたいんだけど、できそうかな」 林さん「どんなに(C)ても、15万円以下(D)」 模範解答: (C)節約し (D)におさめるのは難しいでしょう 私の解答: (C)(1)コントロールし(2)おさめ (D)は無理だろう 3. 佐藤さん「今度のお花見、友子さんは出張で来られないでしょう……。そうそう、太郎君も来られないって、きのう連絡があったのよ」 木村さん「えっ。そうなの?(E)はともかくとして、(F)なんて……」 模範解答: (E)友子さん (F)太郎君まで来られない 私の解答: (E)友子さんが来られないの (F)太郎君が来られない  よろしければ、質問文に不自然な表現がありましたら、教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

  • 「ヒアリング」の仕事での一般的な意味

    日本語を勉強中の中国人です。仕事で使う「ヒアリング」という言葉は普通どういう意味でしょうか。 たとえば、「~のヒアリングを目的に、来るそうです」とか、「A社のヒアリングによると」とかの文言。 辞書を調べてみましたが、公聴会、聴聞会の意味のようです。イメージがなかなかつかめませんので、どなたかもう少し詳しく説明していただけませんか。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

  • 練習問題(売れていく、軍配)

     日本語を勉強中の中国人です。適当な言葉を補って文を完成せよという解答問題に答えてみましたが、参考書が提供した模範解答は唯一の解答だとは思わないので、私の答えでも正しいのかとても気になり、確認していただけないでしょうか。また、ネイティブの皆さんは何か埋めそうな表現がありましたら、視野を広げていただくとして、教えていただければとても嬉しいです。 1.この店は(G)と評判で、(H)そばから売れていく。 模範解答: (G)メロンパンがおいしい (H)並べる 私の解答: (G)パンがおいしい (H)(1)出来上がる (2)オーブンから出す 2.A社とB社は、し烈な(I)たが、(J)が明暗を分け、最終的にはB社に軍配が上がった。 模範解答: (I)販売競争を繰り広げ (J)海外での販売戦略の違い 私の解答: (I)ライバル関係だっ  (J)(1)去年業界入札式典での落札 (2)製品の人性化 (3)アフターサービス (4)コマーシャル  よろしければ、質問文に不自然な表現がありましたら、指摘していただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

  • 「〇○にひきかえ」の用法について

    私が「ひきかえ」と言われてすぐに思いつくのは「代金とひきかえにする」のように、「交換する」という意味の用法です。 しかし、よく考えると「妹にひきかえ、兄貴は…」のように「…とは違って」という意味の用法もあります。これについては大辞泉には載っておらず、大辞林に載っています。 ある外国人から質問されたことですが、その人が使用している日本語の問題集には、次の問題が載っているそうです。 問 次の会話に対する返事として、適切なものは1~3のどれか(正解は一つのみ) 会話:ケンさんの日本語の特訓の成果が出たわね。 返事: 1 そうだね、以前にも増して上手になったよね。 2 そうだね、以前に引き替え上手になったよね。 3 そうだね、以前につけても上手になったよね。 まず3は不適当だと思います。さらに正しいものがひとつしかなく、出題に間違いがないとすれば、1と2のいずれかが間違いということになります。 そこでお尋ねしたいのですが、この問題は作問時の検討不十分(この用法が載っていない辞書もある)で正解がふたつあると判断するべきなのでしょうか、それとも「以前に引き替え」は誤用なのでしょうか(「引き替え」という言葉で以前と比較するのは不適当なのでしょうか)。 我ながら「日本語に弱い日本人だ」と思わざるを得ませんが、恥を忍んでお尋ねしていますので、真摯なご回答をお願いします。

  • ~던가요  の使い方がわかりません。

    ~しましたか? /~でしたか? /~しましたっけ? と  過去の経験について聞く、ということはわかるのですが、 本に例文が少なく過去形を使うもの、語幹につくものの 違いがわかりません。 A.그 사람 바쁘던가요?  …忙しかったですか?  누가 갔던가? …誰が行ったっけ? B.그 애는 회사에 잘 다니던가요? …ちゃんと通ってましたか?  그때 누가 계산했던가요? …誰が払いましたっけ? 特に、Bの2つの文の違いがわかりません。 (教材の練習問題の解答です) 日本語から韓国語になおすとき、なにか意味の違いが あるのでしょうか? 다녔던가요? /계산하던가요? としない訳… 辞典にも例文が少なくてよくわからないので、教えていただきたいと思います。 よろしくお願いいたします。

  • 「どちら」「どっち」「どこ」

    日本語教師を目指している者です。 「どちら」「どっち」「どこ」についての質問です。 ①「どこ(whrere)」 ②「どちら(どこ where の丁寧形)」  ③「どちら(which way , which one)」 ④「どっち(which way , which one)」「どちら」のふつう形 ※④「どっち」は「どこ where」も表すのでしょうか。 例文① 話し手、聞き手、どちらもトイレが見えないシチュエーションで。  A:お手洗いは どちら/どっち(どこ)ですか?  B:入口の 近くですよ。 例文② A:お正月、どちら/×どっちに(どこ)行きますか? B:AUSに行きます。 例文③  A:会社は どちら/×どっち(どこ)ですか。 B:東京です。 例文①は「どこ」の意味として「どっち」を使えるような気がするのですが、②③は不自然だと思います。 これは、どんな違いがあるのでしょうか。 どなたかご教授いただければ幸いです<m(__)m>

  • 対偶に関する問題です。

    問題)正の整数a,bに対して、a^2+b^2>50ならば、aまたはbは5より大きい。 このことを、この命題の対偶を考えることにより証明せよ。この命題の対偶が、 テキストの模範解答には 「正の数a,bに対して、a≦5かつb≦5→a^2+b^2≦50」となっています。 しかし、ある指導者の解答では 「aかつbが5以下→a^2+b^2≦50」となっていました。 どちらも正しいでしょうか? また 以下の命題の対偶の書き方は成り立つでしょうか? 「(a∪b)≦5→a^2+b^2≦50」 よろしくお願いします。

  • 大学の代数の問題です

    テストで (a,b)=1 n>0 ⇒ (a^n,b^n)=1 になることを証明しなさい という問題が出ました。明らかに言えますが周りも皆証明できなくて わからないままです どなたか模範解答を教えてもらえませんか? とてももやもやしています

  • logの問題です。

    1<logab<2 1/2<1/logab<1 と、模範解答ではなっていたのですが、今ひとつ どういう計算をしたのかわかりません。 2で割ったのかな?と、思ったのですが、、 どうして、logの部分が分母に行ったのでしょう? 教えてください ※logabは、aが底でbが真数です  わかりにくくてすみません