今の日本のパンはフランスのパンより美味しいですか？

質問

1960年代に伊丹十三さんが書いたエッセイに、「フランスに行ってショックだったのは、パンが美味しかったことだ」と書いてありました。
つまり1960年代に日本で売られていたパンは美味しいものではなかったのだけれど、日本に住んでいるとパンの味とはそんなものと思っていて、フランスに来て本当のパンの美味しさを知ってショックだった、というわけです。
確かにきっとその通りだと思うのですが、現在、日本のパンは1960年代に比べて格段に進歩していると思います。日本で自分の店でパンと焼いている店舗だと、パンはとても美味しいです。
フランスは1960年代に比べて、日本ほどパンの味が進化していないのではないでしょうか？もちろん私はフランスに行ってパンを食べていないからそうであるかどうかは分かりません。
今の日本のパンは今のフランスのパンより美味しいですか？
知っている人がいたら教えて下さい。

回答No.3

iBook 2001（@iBook-2001）

はじめまして♪

　１９６０年代、、、第二次世界地戦で日本は敗戦しアメリカの統治下にあった時代。食糧難だった日本にアメリカから小麦を提供されてパンが日本に広く提供された。。。っていう時代背景も。

当然ですが、敗戦によって占領したみたいな食糧事情には、より美味しいパン、、とかじゃ無かったと考えて良いでしょう。（食べられる物があるだけでも。。？？）

まだまだ、普通の人が海外に出られなかった時代。劣化して家畜の餌になるような小麦じゃないし、パンを主食としている地域で食べたパン。。そりゃあ、とっても美味しい。って感じたとおもいますね。

現代では、伝統的なフランスパンとは違う、日本独自のパンというバリエーションが豊富になっていて、逆にフランス人が日本に来て「こんなに美味しいパンは初めて」という事例もある。

こんなのは、いかがでしょう？
https://www.youtube.com/watch?v=dHvjRGtrKcA

回答No.2

AlexJenifer

わたしは「より美味しい」とは思わないです。でもこれは好みかな。

私も伊丹さんのその話を読んだ記憶がうっすらありますが、伊丹さんが日本で食べていたのは、フィリップ・ビゴさんという職人がフランスからドンクに来る前後でしょうから、そうでしょうね。当時の日本のパンは、フランスパンと名乗っていてすら、粉と塩と水だけで作るものでもなかったし、今のように個人が原料にこだわって種から作っている店もあまりなかったので。

バゲットのような、日本人が「フランスパン」と呼ぶ種類のパンは、フランスでは目に見えた進化はしていません。何故なら、1960年代には既に完成していたから。その後、フランスでも大量生産の時代が来て、一度パンの味が（平均すれば）落ちた事がありました。慌てて政府があれやこれやと施策をして、10年もしないうちに個人の店が焼く美味しいパンが復活したのですが。

それでも「日本の（フランス）パンがフランスより美味しい」とは思わないですね。個人店で頑張っている店の一部は、パリの人気店と比べても遜色ないと思いますね。クロワッサンはまだまだだけど（というより、日本人が好むクロワッサンというものがあるのでしょう）。

日本のパンの凄いところはそのバラエティですね。最近、私が住んでいる国や、英国でも、日本のパン屋に並んでいるようなのを売る店ができてますけど、ああいう発想で、パンの世界を広げたのは日本人の手柄かもしれません。それには日本に行くたびに感心します。

回答No.1

bio999

旨い不味いは人の感性の話なので客観評価が難しいでしょう。