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古典・・・・

こんにちは。。 早速なんですが、 格助詞「に」と断定の助動詞「なり」の連用形「に」とナリ活用の連用形の語尾「に」 この3つの「に」の区別がつきません。 どうすればいいんでしょうか?? たとえば、上下の語を見て見分けようとしても格助詞「に」と断定の「に」はどちらとも体言(連体形)に接続するので見分けられません。。文脈で見分けるしかないのでしょうか?

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回答No.2

回答させてください。 (1)格助詞「に」 (2)断定の助動詞「なり」の連用形「に」 (3)形容動詞の活用語尾の「に」 とします。 まず(3)はその上に来ている語が主語になりえない語(ぶっちゃけ、形容動詞!)です。これで(3)はクリア。 (1)と(2)は難しい(ともに連体形と体言に接続)のですが、No.1さんのお答えどおり、 (2)は下に「あり・さぶらふ・はべり」などをともなうことが多いです。 上記の二条件からはずれたものが(1)ですね。 ちなみに「に」は (4)完了の助動詞「ぬ」の連用形 (5)接続助詞 (6)ナ変動詞(死・往・去)の連用形活用語尾 (7)副詞の一部 があります。また不明な点が出てきたら、質問してみてください。

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質問者

お礼

返信ありがとうございました。。 本当にためになります。補足ですが・・・・ (4)は接続を見ればわかりますね。 (5)はたしかにわかり図らいですね・・・・どうすればいいのでしょうか?? (6)これは大丈夫だと思います (7)具体的にどんなのがあるんですか?

その他の回答 (3)

  • shangyan
  • ベストアンサー率41% (117/284)
回答No.4

この違いは、形式的なこともそうですが、意味の違いを考えるのが一番だと思います。 まず、 形容動詞ナリ活用の連用形「に」ですが、 連用形の名前の通り、用言を修飾します。副詞と同じです。 ですから、動詞・形容詞の程度や様子を描写するものです。 格助詞の「に」ですが、現代語とかなり同じで、ほとんど「に」と訳せます。 時間+に(動作が行われる時間) 場所+に(このときは「~に~あり」と言っても、「~に~がいる」という意味です。存在を表します) 相手+に(人に会ふ) 受動態の動作主+に(~に-らる) 使役態の動作主+に(~に-さす) など。 格って名詞と述語がどういう関係にあるのかを示すものです。 問題は、断定の助動詞とされる「に」ですが、これは現代語の「です」「である」の「で」にあたるとされます。「あり、候ふ、おはす」などと供に「=」の意味を表します。 「にあり」「に候ふ」「におはす」は全部、現代語で「です」です。「にあり」の「i」がとれて「なり」になったのですから。 あと「にやあらむ」のように、「に」と「あり」の間に、「ぞ、なむ、や、か、て、して、は、も」などをともなう場合があります。 私は学校文法のおかしな説明の一つだと思っています。 文法的には「名詞+断定の助動詞「なり」の連用形「に」+動詞」というようにうまくい説明できたのでしょうが、意味的には、「にあり」が「なり」の元なのに、そこに「なり」が含まれているとなりおかしい話になっています。名詞と述語「あり」を結ぶのだから、格助詞と言ってもいいのではないかと思うのですが。 話が脱線しましたが、 とにかく「に」の違いは前を見るより、後ろを見る方がいいと言うことはいえます。

回答No.3

No.2です。たびたびすいません。 (4)~(7)ですが、 (4)はおっしゃるとおり、連用形接続なのですぐに判別できます。 (5)は連体形にのみ接続し、体言には接続しないので、体言を接続させてみて「こりゃ変だ!」と思ったら、(5)です。 (6)は覚えるだけ。 (7)は「つひに」「まさに」などですね。活用せず、下に用言(動詞)がきますね。 参考になれば幸いです。

  • minopooh
  • ベストアンサー率33% (19/56)
回答No.1

この2つの区別って難しいですよね。私が学校で「断定の助動詞のなりの連用形『に』は下に(すぐ下でなくても、3字くらい離れていてもOK)『あり』『侍り』『候ふ』の『あ』『侍』『候』(語尾は活用されているかもしれないから)があることが多い」と習いました。 これ以外の判別方法はわかりません。。。

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