風邪のワクチンは無いのに新型コロナのワクチンとは？

質問

最近、新型コロナのワクチンが１２月頃までにできるとか、それを全員が無料で摂取できるようにするかどうかっていうニュースが散見されます。

今まで風邪と言われる症状が毎年毎年世界中で猛威を振るってきましたが、治療方法は、熱さましとか抗生物質とか処方されて「安静にしてください」くらいの感じでした。
熱さましはつらすぎる熱の症状を緩和させる薬。
抗生物質はすでにかかってる身体のなかで菌を殺す薬。
ワクチンは、事前に接種して身体に抗体をつくり、軽くかかるので、今後重くかからないようにできる薬。
という認識です。

風邪と言われる症状に対して、ワクチンを真面目に研究している人はいなかったのか、ワクチンでは感染防止が不可能だからできなかったの？

似たような（または同じ）仕組みの新型コロナに対して、ワクチンっていう形での防止策が成り立つの？

と疑問に思います。詳しい方、少しヒントをいただければと思います。

回答No.6

sailor

風邪という病気がないからです。まぁ、言い換えると感冒症ですが、この中には流行性感冒（いわゆるインフルエンザ）も含まれますしねぇ。通常たんに風邪と言っている症状の中にはレトロウイルスの感染によるウイルス感染症ももちろん含まれますが、この種のウイルスは感染力も特に高くはないですし、ほとんどの場合は免疫作用で治癒可能なうえ、非常に種類が多いので、あえてその種類に合わせた多数のワクチンを作る必要もないというところでしょう。まぁ、風邪だと思っていたものが危険な病気である可能性はあるのですが、そのような物はあらかたワクチンなり治療薬なりがあるでしょう。

風邪というのは鼻水や咳、発熱などの一連の症状を伴う症状を指すもので病名ではないので、そのためのワクチンなどという物があること自体がおかしいということです。風邪の症状を呈する原因にはウイルス以外にも細菌もありますし、細菌ならワクチンではなく抗生物質のような物のほうが有効ですしね。ちなみにインフルエンザ菌という細菌もあるんですよ。これはインフルエンザに似たような症状を表すためにインフルエンザの原因と勘違いされた細菌でインフルエンザの原因ではありません。このように風邪と言っても原因は多種多様で、細菌によるものウイルスによるもの、その他の化学物質によるもの等で原因自体が一つではないんですよ。なのでワクチンで治る物、抗生物質で治る物、原因の蚊家具物質などを取り除く必要がある物など、対応する方法も全く異なります。なので、風邪のワクチンなどという物は存在しないのです。

お礼

風邪っていう病気はない。そうなんですよね。
だから風邪のワクチンなどない。そうなんですよね。
だから疑問に思ってね、質問しました。
インフルエンザに似た症状だからそんな名前をつけられた細菌のことは、存じませんでした。
新しいことを知ることができました。ありがとうございます。