風邪のワクチンは無いのに新型コロナのワクチンとは？

質問

最近、新型コロナのワクチンが１２月頃までにできるとか、それを全員が無料で摂取できるようにするかどうかっていうニュースが散見されます。

今まで風邪と言われる症状が毎年毎年世界中で猛威を振るってきましたが、治療方法は、熱さましとか抗生物質とか処方されて「安静にしてください」くらいの感じでした。
熱さましはつらすぎる熱の症状を緩和させる薬。
抗生物質はすでにかかってる身体のなかで菌を殺す薬。
ワクチンは、事前に接種して身体に抗体をつくり、軽くかかるので、今後重くかからないようにできる薬。
という認識です。

風邪と言われる症状に対して、ワクチンを真面目に研究している人はいなかったのか、ワクチンでは感染防止が不可能だからできなかったの？

似たような（または同じ）仕組みの新型コロナに対して、ワクチンっていう形での防止策が成り立つの？

と疑問に思います。詳しい方、少しヒントをいただければと思います。

回答No.3

SPROCKETER

あれは抗体ワクチンと呼ばれているもので、免疫抗体の移植とでも呼ぶべきものです。一時的な効果しか無くて、何年も免疫効果が持続するワクチンとは別種のもののようです。新型コロナウイルスでは免疫が出来ないので、免疫が出来ている患者から抗体を取り出し、免疫が無い患者に移植して治そうというものです。免疫そのものが出来るワクチンでは無いので、一時的な効果しか無いわけです。

　インフルエンザワクチンのように持続効果があるものとは別種のもので、重症になるのを防ぐ効果しか期待出来ないものですし、副作用の問題が解決出来なくて、ワクチンの使用に不安があるとも言われます。

　トランプ大統領が接種を受けたのが抗体ワクチンでしょうが、即効性がある反面で持続効果が長くないという問題もあるようです。

お礼

ご回答ありがとうございます。

トランプさんがマスクはずして執務するのって、医療が脆弱なアメリカではものすごい迷惑な話だと思うんですけど、辛くて歩けないということもないところについては驚きました。
いったいどういうプロセスで治る薬なのかと思えば、抗体を移すというものだったんですね。そう思ってニュースを読み直すと確かに抗体と書いてある。

副作用は次にかかったときは重くなるかもしれないという種類の副作用ですか。きついですねー。
不幸にもかかってしまった人の一部にはきつい闘病のあと後遺症が辛いという形で課題も残るとも聞いています。
そのあたりも含めてもうちょっと研究が必要で、それまでは強めの防疫を続けるといいと思うのですが。けっこう人が出歩いているような感じがありますね。