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牛刀はあるのに、なぜ豚刀や鶏刀はないのでしょうか?
牛刀と呼ばれる包丁がありますが、豚刀や鶏刀はないですよね。 そもそ名の通り、牛肉を切るのに適しているからなんでしょうか? だとすると、豚刀や鶏刀もありそうな気がするんですが…。 なぜ牛刀だけしかないんですか?
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- nagata2017
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明治以前の日本は 野獣以外の 家畜としての肉は食べていない。 明治になって外国の文化が広く受け入れられるようになってから 牛の肉が食べられるようになった。 日露戦争で兵隊の食料として 牛の大和煮の缶詰などが大量に使われるようになって 牛が不足して 豚肉に移っていったのが 1904年 明治37年 ということで 牛がはじめにきて それ用の包丁だから 「牛刀」と名付けられた。 あとから豚がきても 同じ包丁を使うので あらためて違う名前にすることはなかった。
- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 現代の私達がイメージする「牛刀」は、大元とは少し違いますが、、、 日本では非常に長い間、牛や豚等の肉を食べる事が無く、それに伴い独自の包丁(和包丁)の発展が在りました。 鎖国を解除し、西洋からさまざまな物や文化や習慣が入って来たとき、牛肉を切る西洋包丁、日本の和包丁は基本的に片側から研いだ片刃が一般的で、両側から研いだものは日本刀などダッタ事もあって、「西洋包丁/西洋ナイフ」を「牛刀包丁」とか「洋刀包丁」などと呼び、いわゆる一般家庭で使うサイズの包丁は、このスタイルを元にした改良が加えられ、三徳包丁とか、文化包丁などが産まれたそうです。 鶏は古くから日本でも食べられて来たのですが、たまたま文明開化の時代に「牛肉」を多く食べる風習が在った外国人が先に持込んで、それが広く知られる事になったので、刀と同じ様な刃を持つ包丁を「牛刀」と呼ぶように成っただけのようです。(豚肉を主に食べる外国人が先だったら? という事は有り得るかもしれません。) 今では、多くの一般家庭で使うステーキナイフとかは「牛刀」と呼ばず、主に解体業者や大きな塊肉を市販サイズにカットするという、大きめの物を「牛刀」と言うのが一般的なようです。 なお、刀に似ていても、「そり」が無い長い包丁は、柳刃包丁として、主にお魚系(おさしみ、おすしなど)の職人さんには古くから愛用されています。
- g27anato
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「牛刀」…日本で名付けた西洋包丁の呼び名。(西洋でGYUUTOUとは言わない。) 日本では食べられてなかった牛を食べる国(牛)の、日本にはない刀のような形の刃物(刀)だったから。 当事国で牛用と豚や鶏用の区別は無い筈。