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人口転換について!
『人口転換』とは、社会の近代化に伴い、人口動態が多産多死から多産少死を経て少産少死に変化すること。 だそうですが・・・現在の先進国の少子化、途上国の人口増加という状態も、『人口転換』なのですか?? 調べてみても、イマイチ分からないので。。。詳しく教えてください!!お願いします!
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人口問題は専門に勉強していませんので不足があるかもしれませんが、人口転換は18~19世紀のヨーロッパの情勢を元にした理論です。人口における空前の変化を「人口革命」、変化の過程を「人口転換」とします。詳しい説明は端折りますがこれには以下の段階があります。 第一段階 死亡・出生率とも高いため人口増加率は低い。 第二段階 出生率は変わらずとも死亡率が下がり結果的に人口が増加。 第三段階 人口が増えることにより出生が抑制される。減少傾向。 第四段階 出生率低下、死亡率低下しつつも人口安定。 このようなことから途上国での人口問題はこの第二段階であり、先進国の高齢化は第四段階の延長線に属するものと考えることができます。 参考「社会学小辞典」有斐閣,1999
お礼
第四段階もあるとは知りませんでした; とても参考になりました! ありがとうございました^^