• 締切済み

今さら疑問ですが、どなたかお教え下さいませんか?

素朴な疑問、何となく想像は出来るんですが、納得する答えが見つからない・・・ そんなモヤモヤとした疑問について、簡単に説明お教え願えませんでしょうか? (1)「保守」と「革新」の意味が逆&違って来ているのでは・・・ 多様な政治的なテーマーや政策スタンスがあるのだろうが、重要な憲法についてタブー視し頑迷に護憲と言う美名で、議論も思考停止している政党が「革新」、自主憲法や時代&環境にアジャストする憲法改正や加憲を標榜する政党を「保守」って意味スタンスが逆では? (2)改憲勢力「自民・公明・大阪維新・こころ」という括り方は乱暴な決めつけでは? 当該政党の議員全体が政策協定や憲法改定の発議や共同提案をしてるのか? 本来は議員個々の信条や見識、憲法観によるものであり、党議拘束を払い、個人の理念や政治哲学により、その合意形成で政党や綱領が構成されるのでは・・・ 個々の条文に対して都度、条文ごとに衆参両院で2/3以上の賛成を以て改定法案を発議し→採決され→最終的に国民投票で多薄決を得なければならない。 さらに、国民投票法案で方法が決められるまでは改定や加筆抹消の手続きも投票者の定義もされずであり、憲法改正について、我が国では一度も国民投票どころか国会での発議すらされていない。 http://www.soumu.go.jp/senkyo/kokumin_touhyou/ まさに不磨の大典、神聖な絶対的&一切の誤謬なしとされ、初めから改正や変更が想定されず、現実が多党化の中に、実際には憲法改正はタブー視扱いて放任放擲されているようにも思える。 従って、その憲法へのスタンスや改正を目指す条項や内容も優先順位も政党も議員も様々に分かれているのに、所属政党の分類だけで改憲勢力とか護憲勢力と区別し、憲法の全面改正が拙速に当該政党の議席数で始まるような意見や報道記事は矛盾であり、憲法をより遠くに、神学論的な存在にしたり、大切な研究や議論を忌避してることに他ならないのでは・・・。 (3)1票の格差問題からの違憲・選挙無効の訴え、再選挙を望む&どうすれば良いという提案は? 確かに1票の格差があり、不公平な側面もある。 しかし、10増10減の定数変更、合区の導入等の曲がりなりにも改善が為され、莫大な費用と手間で大規模な選挙が行われた直後に・・・ これって、司法の越権行為、特定弁護士の売名パフォーマンスでは、具体的な代替案やビジョンがあるのだろうか? 個人的には、都道府県と言う帰属意識、アイデンティティにも関わり、中には過疎や高齢化問題も含めて地域事情&住民感情、追貝議員んとしての国政(外交・経済・教育政策等の立法)への関与と共に選挙区ごとのインフラや財政の差異等の懸案事項や緊急性や優先順に差異とその窓口であり代弁者と言う側面があると思う。 国土の均衡的発展の中での地域代表としての位置づけもあり、弁護士や特定団体だけが訴訟し司法の場で決めることかな・・・ むろん、パフォーマンスではないと信じたいが、根本的な参院廃止や大幅な議員削減や選挙制度の見直しの方が優先するのでは、1票の格差を都度、憲法違反かどうかで争い立法府を超えて司法が裁決するテーマーかとの思いがある・・・ 違憲状態だから憲法改正や選挙制度法案のリフォームやリストラが必要なのでは・・・

みんなの回答

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7194/21844)
回答No.5

重要な憲法についてタブー視し頑迷に護憲と言う美名で、 議論も思考停止している政党が「革新」、 自主憲法や時代&環境にアジャストする憲法改正や 加憲を標榜する政党を「保守」って意味スタンスが逆では?    ↑ 革新というのは、かつての啓蒙主義から来る もので、人間の理性を信じる、というのが 根本的考え方です。 これに対して、保守、というのは理性など 信用できないのは、社会主義の失敗で明らかだ。 そんなモノよりも、試行錯誤の結果である 伝統、慣習、常識などの方が信用できる という考え方です。 だから、伝統、慣習、常識などを大切に守っていこう、 ということで、保守、と称されているわけです。 伝統、慣習、常識などはその国、民族特有もモノで 従って保守は民族主義と強い整合性があります。 今の憲法は、占領下で米国が作ったものを 翻訳して出来たものです。 これは民族主義に反します。 だから、変えよう、というのが保守になるわけです。 革新というのは社会主義がその代表ですが、 社会主義を越えて共産主義に到るのが理想なわけです。 そして、共産主義に到れば国家は否定されます。 国家など解体して、世界中の人が仲良くやっていこう という考え方を持っています。 だから、国家を守る軍隊とは相容れません。 その意味で、今の憲法は革新にとって都合が良いのです。 以上のような理由で保守が改憲、革新が護憲 になっているのです。

lions-123
質問者

お礼

詳細に丁寧なご回答を賜りまして誠にありがとうございます。 革新というのは、かつての啓蒙主義から来る もので、人間の理性を信じる、というのが 根本的考え方です。 これに対して、保守、というのは理性など 信用できないのは、社会主義の失敗で明らかだ。 そんなモノよりも、試行錯誤の結果である 伝統、慣習、常識などの方が信用できる という考え方です。 だから、伝統、慣習、常識などを大切に守っていこう、 ということで、保守、と称されているわけです。 伝統、慣習、常識などはその国、民族特有もモノで 従って保守は民族主義と強い整合性があります。 今の憲法は、占領下で米国が作ったものを 翻訳して出来たものです。 これは民族主義に反します。 だから、変えよう、というのが保守になるわけです。 革新というのは社会主義がその代表ですが、 社会主義を越えて共産主義に到るのが理想なわけです。 そして、共産主義に到れば国家は否定されます。 国家など解体して、世界中の人が仲良くやっていこう という考え方を持っています。 だから、国家を守る軍隊とは相容れません。 その意味で、今の憲法は革新にとって都合が良いのです。 以上のような理由で保守が改憲、革新が護憲 になっているのです。

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  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10529/33102)
回答No.4

1. 私も10年くらい前からそう感じていました。日本一の保守(主義主張に絶対修正を加えないという意味で)政党が社民党で、次が共産党なのではないかなと思いますね。 2. 私もそう思います。何より公明党が改憲勢力とされるのが甚だ疑問です。というのも、池田大作氏は「何があっても憲法9条だけは変えてはだめだ」と昔から公言していましたし、何より創価学会の教祖ともいうべき戸田城聖氏が戦争中は治安維持法違反で政治思想犯として獄中にいたわけです。公明党の山口代表は明確な態度をしておらず、9条改正があったとしても公明党も賛成に回ることを否定していないのですが、もしそんなことをしたら学会員にどう説明するのかなと思います。でも、その問題に斬り込める人は池上彰さんくらいじゃないかなと思いますよ。 一方、民進党には自民党よりよっぽど過激な超絶右派がいます。その人たちが反対票を投じるとも思えず、もし本当に憲法9条改正が動議されたら、民進党は民主党以来の伝統である内ゲバがまた始まると思います。 憲法9条に関しては、自民党でも左派(9条改正反対派)がいますので政党で分けるのはあんま意味ないと思いますね。ただそれをニュースで丁寧に説明しようとすると「難しいこたァよく分からねえんだよ」って視聴者には理解できない話になるので、しょうがない部分もあるかなと思います。 3. いわゆる「一票の格差」が解消されてしまうと、都市部選出の議員で国会も埋め尽くされてしまい、地方の声というのは潰されてしまいます。そもそも東京という都市が地方から人間も含めて資源を搾取することで繁栄をしていることを考えると、国の形をより歪にしてしまうことは避けられません。尤も、「その歪な形が日本の【現実】である」といわれたらそれまでですけれども。 ですから行政や政治という視点から考えると「一票の格差」が解消されてしまうことは国や自治体にとっていいことなのかどうかという議論が出てくると思うのですが、法曹界の人たちとしてはあくまで「法律家の視点からおかしいところはおかしいと指摘しないと自分たちの責任を放棄していることになる」ということなのでしょうね。法律家としては「選挙の票の重みに差があることがおかしい。地方の声が反映されなくなるというのであれば、違う形で反映されるようなシステムを作ればいい」ということなのではないでしょうか。

lions-123
質問者

お礼

詳細に丁寧なご回答を賜りまして誠にありがとうございます。 1. 私も10年くらい前からそう感じていました。日本一の保守(主義主張に絶対修正を加えないという意味で)政党が社民党で、次が共産党なのではないかなと思いますね。 2. 私もそう思います。何より公明党が改憲勢力とされるのが甚だ疑問です。というのも、池田大作氏は「何があっても憲法9条だけは変えてはだめだ」と昔から公言していましたし、何より創価学会の教祖ともいうべき戸田城聖氏が戦争中は治安維持法違反で政治思想犯として獄中にいたわけです。公明党の山口代表は明確な態度をしておらず、9条改正があったとしても公明党も賛成に回ることを否定していないのですが、もしそんなことをしたら学会員にどう説明するのかなと思います。 一方、民進党には自民党よりよっぽど過激な超絶右派がいます。その人たちが反対票を投じるとも思えず、もし本当に憲法9条改正が動議されたら、民進党は民主党以来の伝統である内ゲバがまた始まると思います。 憲法9条に関しては、自民党でも左派(9条改正反対派)がいますので政党で分けるのはあんま意味ないと思いますね。ただそれをニュースで丁寧に説明しようとすると「難しいこたァよく分からねえんだよ」って視聴者には理解できない話になるので、しょうがない部分もあるかなと思います。 3. いわゆる「一票の格差」が解消されてしまうと、都市部選出の議員で国会も埋め尽くされてしまい、地方の声というのは潰されてしまいます。そもそも東京という都市が地方から人間も含めて資源を搾取することで繁栄をしていることを考えると、国の形をより歪にしてしまうことは避けられません。尤も、「その歪な形が日本の【現実】である」といわれたらそれまでですけれども。 ですから行政や政治という視点から考えると「一票の格差」が解消されてしまうことは国や自治体にとっていいことなのかどうかという議論が出てくると思うのですが、法曹界の人たちとしてはあくまで「法律家の視点からおかしいところはおかしいと指摘しないと自分たちの責任を放棄していることになる」ということなのでしょうね。法律家としては「選挙の票の重みに差があることがおかしい。地方の声が反映されなくなるというのであれば、違う形で反映されるようなシステムを作ればいい」ということなのではないでしょうか。

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  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2706/13664)
回答No.3

(1)「保守」と「革新」の意味が逆&違って来ているのでは・・・ 本来的意味なら、この区別は意味がなくなりましたね。保守はそもそも守旧です。現在を変えたくない。今のままでいい。革新はその正反対。自民党はアベノミクスで現在を変えようとしている。民進は余計なことをしないで今のままでいいと言う。岡田代表の演説を聴いているとそうとしか思えない。憲法についてもそう。民進は憲法は一字一句変えるつもりはない。この先100年このままでいいという。自民はそれではダメだ、変えるべきと言う。自民が保守で、民進が革新とは考えられない。 (2)改憲勢力「自民・公明・大阪維新・こころ」という括り方は乱暴な決めつけでは? 憲法は政党が変えるものではありません。国民が変えるものです。でなければ国民投票など必要ない。議会の多数決で決めればいい。日本国憲法はそうなっていません。ここのところをマスコミも政党も国民も勘違いしている。だからいつまでたっても改憲が出来ない。 (3)1票の格差問題からの違憲・選挙無効の訴え、再選挙を望む&どうすれば良いという提案は? 日本の大問題は少子化による国の縮退です。それによって起きる地方の衰退です。田舎には誰も住まなくなり、この先地方の限界集落かが加速するでしょう。どうやってそれを押しとどめるか。地方の利益代表が国会議員になり、国の富や権益を地方に引っ張ってくるしかありません。票の格差大いにけっこう。いまの都会と地方の人口比率で考えると、格差は10倍ぐらいあってしかるべきです。そうすれば都市と田舎のバランスが取れて、日本はいい国になるでしょう。

lions-123
質問者

お礼

詳細に丁寧なご回答を賜りまして誠にありがとうございます。 (1)「保守」と「革新」の意味が逆&違って来ているのでは・・・ 本来的意味なら、この区別は意味がなくなりましたね。保守はそもそも守旧です。現在を変えたくない。今のままでいい。革新はその正反対。自民党はアベノミクスで現在を変えようとしている。民進は余計なことをしないで今のままでいいと言う。岡田代表の演説を聴いているとそうとしか思えない。憲法についてもそう。民進は憲法は一字一句変えるつもりはない。この先100年このままでいいという。自民はそれではダメだ、変えるべきと言う。自民が保守で、民進が革新とは考えられない。 (2)改憲勢力「自民・公明・大阪維新・こころ」という括り方は乱暴な決めつけでは? 憲法は政党が変えるものではありません。国民が変えるものです。でなければ国民投票など必要ない。議会の多数決で決めればいい。日本国憲法はそうなっていません。ここのところをマスコミも政党も国民も勘違いしている。だからいつまでたっても改憲が出来ない。 (3)1票の格差問題からの違憲・選挙無効の訴え、再選挙を望む&どうすれば良いという提案は? 日本の大問題は少子化による国の縮退です。それによって起きる地方の衰退です。田舎には誰も住まなくなり、この先地方の限界集落かが加速するでしょう。どうやってそれを押しとどめるか。地方の利益代表が国会議員になり、国の富や権益を地方に引っ張ってくるしかありません。票の格差大いにけっこう。いまの都会と地方の人口比率で考えると、格差は10倍ぐらいあってしかるべきです。そうすれば都市と田舎のバランスが取れて、日本はいい国になるでしょう。

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回答No.2

革新とは、歴史は漸進的に進化するという仮定のもと、優れた共産主義によって劣った資本主義が駆逐されるという幻想から名付けられたものです。このような妄想が全くの嘘だったことは、どの国でも共産党はファシズムと最も親近性のある主張をすることからもわかります。 アメリカ支配からの脱却を叫ぶ人たちが、日本を支配するための道具であるところの現憲法に必死でしがみついているのも滑稽ですね。 ------------------------------------ 公明は改憲勢力とは言いがたいと思います。彼らは、憲法改正したい自民党に擦り寄って影響力を行使し、特定カルトに都合の良い政策を実行するための団体と考えたほうが良いと思います。改憲勢力とは、憲法改正の発議をした際に、賛成に回る可能性のある党と考えると良いかと思います。 ご質問は報道の仕方だと思いますが、結局は内容の判断をせずに改憲の発議を阻止しようというスタンスに立ち、拙速に議論が進んでいってしまい戦争が起こる!と印象づけるようとしているのでしょう。御卓見のとおりだと思います。 ただし、その合意の過程で政治家個人の憲法観や思想信条が重要であったとしても、基本的には政党政治にあっては議員の投票行動は党に拘束されます。政党で群れることで利益を得ている個人が、特定の政策だけ都合よく賛成したり反対することは難しいでしょう。嫌なら一人でどうぞ、というのが政治です。 ------------------------------------ これに関しては、日本全体を見渡した時、潰れる田舎はしっかり潰れるべきであると私は考えます。今回、被災3県と東北で自民党が敗北しましたが、このことによりバラマキ政治が復活し、改革が遅れ、日本の国力が低下する可能性があると見ます。 ココらへんについては、三浦瑠麗の↓のブログエントリを読まれると良いかと思います。主張はご質問者様と全く逆ですが。国土の均衡的発展、とは聞こえは良いですが、これを実現するには移民政策しか無いのではと思います。 参議院選挙総括-誰が負けたのか http://lullymiura.hatenadiary.jp/entries/2016/07/11 とりとめなく書きましたが以上となります。

lions-123
質問者

お礼

詳細に丁寧なご回答を賜りまして誠にありがとうございます。 革新とは、歴史は漸進的に進化するという仮定のもと、優れた共産主義によって劣った資本主義が駆逐されるという幻想から名付けられたものです。このような妄想が全くの嘘だったことは、どの国でも共産党はファシズムと最も親近性のある主張をすることからもわかります。 アメリカ支配からの脱却を叫ぶ人たちが、日本を支配するための道具であるところの現憲法に必死でしがみついているのも滑稽ですね。 ------------------------------------ 公明は改憲勢力とは言いがたいと思います。彼らは、憲法改正したい自民党に擦り寄って影響力を行使し、特定カルトに都合の良い政策を実行するための団体と考えたほうが良いと思います。改憲勢力とは、憲法改正の発議をした際に、賛成に回る可能性のある党と考えると良いかと思います。 ご質問は報道の仕方だと思いますが、結局は内容の判断をせずに改憲の発議を阻止しようというスタンスに立ち、拙速に議論が進んでいってしまい戦争が起こる!と印象づけるようとしているのでしょう。 ただし、その合意の過程で政治家個人の憲法観や思想信条が重要であったとしても、基本的には政党政治にあっては議員の投票行動は党に拘束されます。政党で群れることで利益を得ている個人が、特定の政策だけ都合よく賛成したり反対することは難しいでしょう。嫌なら一人でどうぞ、というのが政治です。 ------------------------------------ これに関しては、日本全体を見渡した時、潰れる田舎はしっかり潰れるべきであると私は考えます。今回、被災3県と東北で自民党が敗北しましたが、このことによりバラマキ政治が復活し、改革が遅れ、日本の国力が低下する可能性があると見ます。 ココらへんについては、三浦瑠麗の ↓のブログエントリを読まれると良いかと思います。 主張はご質問者様と全く逆ですが。国土の均衡的発展、とは聞こえは良いですが、これを実現するには移民政策しか無いのではと思います。 参議院選挙総括-誰が負けたのか http://lullymiura.hatenadiary.jp/entries/2016/07/11 とりとめなく書きましたが以上となります。

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  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.1

(1) 旧憲法→現憲法、という変遷があって、 現憲法を維持したい=保守、という定義と、 旧憲法を取り戻したい=復古主義=保守、という定義と、 過去のどの時点のものを保守したいか、によって、いくらでも異なるものを「保守」と定義できてしまうから、言葉遊びがし放題になる。レッテル化による思考の単純化の弊害の典型例。 (2) 「やろうと思えばできる」という安全装置が外れているのと、「やろうと思ってもできない」という安全装置がかかっているのとでは、勢いで押し切ることができるか否かで大違い。 同調するとも言っていないが、同調しないとも言っていない状態で、いつでもカードは切れるようになってますよ、ということも言わない。一番都合がいい状態ができたわけです。 (3) 1票の格差を平等にする方策はないし、2倍以下なら合憲、という判断は最高裁という「司法府」からの「行政府」への三権分立をもとにする最低限の監視のための苦肉の策。 定数1の小選挙区をたくさん作って、大量議席と大量死に票を生んでいる「有利な選挙制度を与党が維持できる改正」を違憲とする訴えをしないところが、法曹の方々独特のセオリーで民意とは離れている、とは思います。中選挙区制にして、微妙な人口比例配分ができるようにすれば良いのに。改正理由は違憲であり、違憲な法律の改正として選挙制度の改正をする、というのがスジなのは変わりない。

lions-123
質問者

お礼

詳細に丁寧なご回答を賜りまして誠にありがとうございます。 (1) 旧憲法→現憲法、という変遷があって、 現憲法を維持したい=保守、という定義と、 旧憲法を取り戻したい=復古主義=保守、という定義と、 過去のどの時点のものを保守したいか、によって、いくらでも異なるものを「保守」と定義できてしまうから、言葉遊びがし放題になる。レッテル化による思考の単純化の弊害の典型例。 (2) 「やろうと思えばできる」という安全装置が外れているのと、「やろうと思ってもできない」という安全装置がかかっているのとでは、勢いで押し切ることができるか否かで大違い。 (3) 1票の格差を平等にする方策はないし、2倍以下なら合憲、という判断は最高裁という「司法府」からの「行政府」への三権分立をもとにする最低限の監視のための苦肉の策。 定数1の小選挙区をたくさん作って、大量議席と大量死に票を生んでいる「有利な選挙制度を与党が維持できる改正」を違憲とする訴えをしないところが、法曹の方々独特のセオリーで民意とは離れている、とは思います。中選挙区制にして、微妙な人口比例配分ができるようにすれば良いのに。改正理由は違憲であり、違憲な法律の改正として選挙制度の改正をする、というのがスジなのは変わりない。

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