時代劇の切腹シーン、歴史監修の点では…?

このQ&Aのポイント
  • 朝日放送と松竹が放送した連続テレビドラマ「新必殺仕事人」の切腹シーンは、歴史監修の点で間違いがなかった。
  • テレビ朝日と東映制作の連続ドラマ「吉宗評判記暴れん坊将軍」の切腹シーンでは、介錯人がいない設定で、首を切らずに正座したまま前に倒れ込むシーンがあった。
  • 問題の切腹シーンは、歴史監修の点で実際の切腹方法とは異なっている可能性がある。
回答を見る
  • ベストアンサー

この時代劇の切腹シーン、歴史監修の点では…?

時代劇の切腹シーンですが、朝日放送と松竹(京都映画、現在の松竹撮影所)が、昭和56年(1981年)前後に本放送してた、連続テレビドラマの時代劇番組、「新必殺仕事人」で、「主水金魚の世話する」と、言う題名の回。 「金魚を、悪用した金儲けで、被害者夫婦を、自殺に追い込んだ悪の一味のボスである、一人の旗本の男を、藤田まことさん(故人)扮する、主人公の中村主水は、仕事人として、始末する事になった。 ある日の夜、悪のボスである、旗本の自宅に乗り込んで、「居間で、逆さ屏風や、裏返した畳を、用意する」等、切腹を利用した手口で、その旗本が逆ギレした所を、始末した…」回に、ついて… 「切腹のシーン、歴史監修の点から、どうなのか?」的な内容で、私は以前質問しました。 すると、「問題のシーンですが、概ね歴史監修の点では、間違いありません」的な内容で、回答は頂きました。 (詳しい内容は、質問履歴を見て貰うと分かると、思います。) つい先日、同じ再放送番組として見た、テレビ朝日と東映制作による、連続ドラマとしての時代劇番組、「吉宗評判記暴れん坊将軍(暴れん坊将軍第1シリーズ)」で、題名が、「お七里飛脚は鬼より怖い」と言って、主なストーリーが… 「現在の島根県松江市方面を、主な領地とした、松江藩をモデルにした藩は、江戸と領地の間を、七里に分けた、お七里飛脚と言う役所を、置いてた。 担当者であり、悪のボスである、宮口二郎さん(故人)扮する一人の侍は、このお七里飛脚を利用して、準ボスである、天津敏さん扮する米問屋の主人と、手を組み、飛脚としての部下を利用して、大阪(大坂)の米相場を悪用する事で、金儲けしてたが、これを知った一人の町人の男から、脅された。 宮口さん扮する、悪のボスは、飛脚として時々動く事あるから、藩の江戸屋敷から、呼び出された場所に走って出向いて、問題の男が、別の女性とトラブルになってた事から、その女性を犯人にする為、あらかじめ盗み出した、女性のかんざしを使って、問題の男を刺し殺してから、再び走って、江戸屋敷に戻った。 つまり、「飛脚による、足の速さと、アリバイ工作を、悪用した」殺人事件を、起こした事になる。 その後は、犯人にされた女性の知合いだった、め組の面々から、新之助として相談を受けた、松平健さん扮する、主人公の徳川吉宗は、横内正さん扮する、南町奉行の大岡忠相と共に、裏付け捜査した上で、 悪の一味の関係箇所である、米問屋の主人の別荘に乗り込んで、集まってた悪の一味を、成敗した。 問題の犯人である、ボス含めて、悪の一味は全員、南町奉行所に捕まって、結局ボスと準ボスの米問屋の主人は、死罪になった…」と言う回が、放送されてました。 問題なのは、ほぼ最後に登場した… 「悪の一味のボスの上司だった、藩の江戸留守居役は、「部下への監督不行き届きによる、責任を取る為」として、藩邸内で切腹したが、首は切られてなかったので、 介錯人は無しで、 自分だけで切腹したかして、正座座りの状態で、前に倒れ込む事で、死んでた…」シーンに、なります。 そこで、質問したいのは… 「問題の切腹シーン、介錯人は無しの設定かして、切腹した人は、首を切られずに、正座座りのままで、前に倒れ込む様に、死んでた。 介錯人無しによる、この様な切腹シーンだが、歴史監修の点から見て、実際にはどうなのか…?」に、なります。

  • 歴史
  • 回答数3
  • ありがとう数2

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#224207
noname#224207
回答No.3

>介錯人無しによる、この様な切腹シーンだが、歴史監修の点から見て、実際にはどうなのか…? 史実の記録としては一人で切腹する場合も多々あったようです。 ドラマで主水がやったように儀式化されて介錯人がつくようになったのは江戸時代以降です。 戦国時代には敵に捕らえられたり、追い詰められたりした場合に自刃していて、その際に腹部を切るいわゆる割腹という手段が取られていたようです。 実際は腹部を損傷しても即死はしません。 多くは失血性ショックや腹膜刺激症状で失神してその後出血多量で亡くなっていたのだろうと言われています。 ドラマのように時間が経ったあとで見つかればあり得るということになります。 蛇足 >金魚を、悪用した金儲け 金魚が中国から伝えられたのは鎌倉時代とされていますが、繁殖させて大量に出回るようになったのは江戸時代からですが、あくまでも贅沢品でした。 庶民に広がるのは文化文政期以降です。 中村主水をどの時代と設定するかという問題だけです。 鬼平の時代の前後とすれば大金になっていてもおかしくはありません。 >このお七里飛脚を利用して、準ボスである、天津敏さん扮する米問屋の主人と、手を組み、飛脚としての部下を利用して、大阪(大坂)の米相場を悪用する事で、金儲けしてたが 松前藩の七里飛脚は、藩の公用の通信手段でしたので、大阪の蔵屋敷の裁量範囲である米の値段を時々刻々知らせることはなかったかと思います。 あくまでも公文書の運搬係ですので、公文書の内容は盗み見でもしない限りは知りません。 公文書は封印がしてありますので、空ければ即刻首です。 米相場を悪用して利益を享受していたのと、悪事を働く際に足が速いことを利用したのとを分けて考えませんと無理があるかと思います。 >大阪(大坂)の米相場を悪用する事で、金儲けしてたが 米相場で利益を上げていたのは、いわゆる青田買いと呼ばれる先物相場でした。 現在世界中で行われている商品先物相場は大阪の堂島が発祥の地です。 御説明の米問屋というのがよく分かりませんが、江戸で大阪の米相場の情報を必要としていたのは、藩が指定した蔵前の札差です。 札差は武家相手の一種の金融機関でした。 この札差とのやり取りは勘定方の担当ですので、藩の外交官である留守居役の部下は関与できません。 藩幕制というのはこの官僚の所掌範囲というのは極めて厳重に運用されていました。 藩の公金である米を扱う札差を引きこんで私腹を肥やすには相当に大掛かりな手順が必要になります。 札差にすれば、用立てた金を返せ、という方が優先でしょう。 どこの藩の借金も莫大な額でしたので、米相場を利用した差額など知れたものです。 藩を脅した方が遥かに利益になります。 米相場の連絡に飛脚を使っていたのは江戸初期です。 暴れん坊将軍こと吉宗公の在位のころは、前半は飛脚又は狼煙で後半は手旗信号になっていたと思われます。 江戸時代中期以降明治末に電信が開通するまでは、大型の手旗信号で伝えられていました。 米相場早移、遠見、気色見などと呼ばれていました。 大阪ー江戸間で2時間程度と言われていました。 大正に入って利用されなくなりました。 夜間は松明が使われていました。 参考 旗振り通信 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/旗振り通信

80568410
質問者

お礼

詳しい回答、有難うございます。 「一口メモ的な内容込みで、詳しく回答して頂いたので、BAにしたい」と、思います。 又、質問した時は、よろしくお願い致します…。

その他の回答 (2)

回答No.2

いつも質問の前に、あまり質問と直接関係のないあらすじ紹介はどうかと思いますが。 さて、その留守居役ですが、自分で切腹したのか、切腹を命じられたのか、どちらでしょうか? 本来の切腹は、腹を切ったあと、その刀を本人が自分の首に当て、頸動脈を切る形で死にます(川路莫明が幕末に切腹した時は、腹を切った後、拳銃で自分を撃って死んでいます)。つまり、腹を切るだけでは死にきれないので、頸動脈を切って死ぬ。 ただ、これだと死にきれずに苦しむことがあるので、介錯人を依頼し、腹を切った後、苦しまずに死ねるように首を落としてもらいます。 ここまでが自分で腹を切る場合。『暴れん坊将軍』でも、留守居役が自分で切腹を選んだのなら、質問の死に方で問題はありません。、 一方、武士に対する死刑の一種として切腹があります。これは、形式上「責任を取って自分で死ぬ」という形を取っていますが、実際には死刑です。 ですので、腹に刀を突き立てた瞬間とか、三方に載せてある刀に手を伸ばした時とかに首を切って殺します。時代も進むと、刀ではなく、扇子を用意して、それに手を伸ばせば首を斬る、「扇子腹」というのまで生まれます。 こちらは目的が殺すこと、首を斬ることなので、必ず首を切ります。(例外として幕末の武智半平太がいます。この時は腹を三段に切った武智がうずくまって、首が斬れないということもあり、介錯人が脇腹を刺して止めとしています)。 留守居役が刑罰として切腹を命じられたのなら、介錯人がいないのはおかしい、となります。

noname#219804
noname#219804
回答No.1

映画ならともかく、テレビドラマで「首をはねる」「首なしの切腹遺体を見せる」という描写ができないので、制作サイドも「実際にはあり得ないこと」を承知で敢えて史実を曲げることがあるそうです。

関連するQ&A

  • 時代劇による、歴史監修

    朝日放送と、松竹(京都映画、現在の松竹撮影所)が、昭和56年(1981年)前後に、制作して本放送した、連続テレビドラマとしての時代劇、「新必殺仕事人」。 このシリーズで、もうすぐ、最終回となる頃に、放送された、「主水金魚の世話する」と、言う題名の回で… 「この回は、世相反映重視型として、「個人が、飼育する高級の金魚を、金儲けの手段として、悪用した、悪の一味が、登場した」回で、ある。 必殺シリーズには、必ずある、クライマックスシーン。 藤田さん扮する、主水は、悪の一味である、永野辰弥さん扮する悪の旗本を、始末する事になった。 主水は、悪の旗本宅に行った。 そして、「居間に、明かりを付けてから、畳を2枚裏返したり、居間にあった屏風を、ひっくり返す、「探さ屏風」にした後、ひっくり返した畳に、紙を敷いた三宝を置いて、刃が出たままの脇差しを、1本置く」体制により、あらかじめ準備した。 その後、誰も居ないはずの居間が、明るくて、音がしたのに、不審に思った悪の旗本は、居間を見回したら、出て来た主水に対して、「お前は、何者だ…?」的な内容で、言った。 すると、主水は、「切腹の介錯しに、参りました」と、返事した為、悪の旗本は、逆ギレした。 そして、三宝にあった脇差しで、主水を襲った。 しかし、結局は、その脇差しを、主水に、取り上げられた挙げ句、刺し殺されて、切腹で死んだ姿に、見せかけられる事で、始末された」シーンが、登場してました。 そこで、「日本史に、詳しい」方に、質問したいのは… 「新必殺仕事人で、問題の回の問題のシーン。 「居間で、畳をひっくり返したり、逆さ屏風にする。 そして、紙を敷いた三宝に、脇差しと言った刃物を、載せて置く…」部分だが、歴史監修の点から見れば、本当の話なのか?」に、なります。

  • 時代劇による、歴史監修その2

    私は、先日、近くの本屋さんによる、DVDのレンタルコーナーで、ソフトとして、借りた、朝日放送・テレビ朝日・松竹(松竹撮影所)が、合同で制作した、連続ドラマとしての時代劇「必殺仕事人2009」を、自宅のテレビで、見た回に、なります。 私が見た、問題の回は… 「東山紀之さんが、扮する、主人公の渡辺小五郎から見れば、剣の師匠だった、勝野洋さん扮する、御家人。 幕府であった、ある出来事から、切腹せざるを、得なくなり、どこかの屋敷の庭に、作られた、場所で、切腹した。 この御家人の介錯を、東山さん扮する、小五郎が、行った。 だが、この切腹は、悪の一味が、仕向けた…」最終回より、1~2回、手前の回に、なります。 質問したいのは、問題の回で… 「勝野さん扮する、御家人が、切腹する、どこかの屋敷の庭に、白い布で、被せた畳が、敷いていて、同じ様に、白い布で、被せた屏風が、立てていた」シーンに、なります。 ただ、他にも、登場した、「敷いた紙に、切腹用の刀を、置いた三宝が、置いてたのと、勝野さんが、扮する御家人は、切腹する時の白い着物を、着てた」シーンは、時代劇の切腹シーンとしては、良く見るシーンなので、すぐに、分かります。 そこで、質問したいのは… 「必殺仕事人2009で、問題の回に、登場した、問題のシーン。 歴史監修の点から見れば、どうなのか?」に、なります。

  • 江戸時代の切腹:本当に切るの切らないのか誰が決める。

     江戸時代の切腹は、江戸初期では実際にお腹を切っていましたが、江戸中期になると刀や扇子を腹に当てるだけで介錯人が首を落としてお腹は切らないのが一般的だったと聞きました。江戸末期になると、またちゃんとお腹を切る切腹が一般化した様で、堺事件や神戸事件の時など、外国人の前で立派にお腹を切っています。  そこで質問ですが、切腹が行なわれる際に(ただし、自分で勝手に切腹する場合ではなく、藩など、上から申し付けられての切腹の儀式での場合で)、実際にどれ位お腹を切るか、切らせるかは、誰が決めるのでしょうか。切腹を申し付けた方が、または切腹人を預かった方が、切腹の儀式の段取りの中で、決めてしまったのでしょうか。あるいは、切腹する人が、「見苦しくないよう、早めに首切って。」とか、「せめて最後は武士らしく死にたいので、介錯はぎりぎりまで待って。」などの指定が出来たのでしょうか。

  • 時代劇で登場する、剣道のシーン、歴史的には…?

    今回の質問は、「スポーツとして、武道の剣道を、段位取得にせよヤっていて、歴史的にも分かる人なら、多少は分かる」と、思います。 再放送番組ですが、日本テレビ系列による、「桃太郎侍」や、テレビ朝日系列による、「暴れん坊将軍・吉宗評判記暴れん坊将軍」シリーズと、朝日放送制作による、「必殺仕事人」シリーズ等、民放テレビ局と、東映か松竹(京都映画、現在の松竹撮影所)が、共同制作してる、連続ドラマとしての時代劇番組で、剣道の流派が、関係する回が、放送される場合。 関係するシーンとして、「被害者側か、悪の一味側かや、クライマックスシーンで等、どの辺りで登場かは別でだが、剣道の流派の道場が、登場する」シーンが、入った 回が、大抵は放送されてます。 大阪で、私が住む地域含めて、兵庫県がメインのサンテレビで、 毎週金曜日、午前5時50分から、「朝の時代劇」として、「桃太郎侍」が、再放送されてます。 一番最近となる、4月8日再放送分では、第53話「じゃじゃ馬剣法」と言う回が、再放送されました。 この「じゃじゃ馬剣法」と言う回、主なストーリーは… 「高橋英樹さん扮する、主人公の桃太郎の知合い、有川博さん(故人)扮する、師範代が所属する、ある被害者側の剣道の流派で、有川さん扮する、門下生でもある師範代の師匠である師範が、 幕府内での剣道の師範つまり、先生になる事が、幕府からの任命により、決まった。 これに対して、「自分達の流派から、師範を出す事で、小遣い稼ぎする」等の悪事を、企んでた、江見俊太郎さん(故人)扮する、対立してる流派の師範や、西山嘉孝さん扮する、「剣道の師範を、誰にするか決める立場の役所に、勤務してる」幕府での知合い等、悪の一味達は、反感を持った。 この為、被害者側の流派で、小遣いに困ってた、宮城幸生さん扮する門下生を、裏切らせて、流派の極意、つまり決まりを書いた巻物を、盗み出させた。 これを知った、問題の被害者側の流派の師範が、自分達のアジトである、悪の流派の道場兼師範の自宅に乗り込んだ所を、悪の一味達は、門下生等の手下達に、斬り殺させる事で、「被害者が、自分達の流派を、道場破りする為、乗り込む不法侵入された事により、無礼射ち的に斬り殺したが、不法侵入による刑罰として、被害者の遺体を獄門にする様に仕向ける」等により、道場破りを悪用した。 クライマックスシーンとして、「江見さん扮する、悪の流派の師範が、候補者が死んだ事による、後任の師範になるのが、ほぼ決まった」等、ほぼ悪事が達成と言う事で、悪の一味達は喜んでから、今後の方針について、江見さん扮する師範の自宅でもある、悪の流派の道場の練習場的な場所で、会議してた。 これを、三つ葉葵の門が入った、着流しに翁の面姿による、お決まりの姿に扮した、高橋さん扮する桃太郎に、乗り込まれて、鬼退治として、全員が斬り殺される事で、成敗された…」的な内容に、なります。 この問題の回では、被害者側の流派と、悪の一味の流派の道場共に… 「師範か、師範代の自宅でもある道場にある、練習場的な場所の真正面に、「香取大明神」と、「鹿島大明神(鹿嶋大明神)」と、書いた2枚の掛け軸を、真後ろにした神棚が、設置してる」シーンが、登場してました。 同じ様なシーンは、他の時代劇番組でも、先に出した様に、剣道の流派が関係する回であれば、結構多く登場してる様に、思います。 この為、「歴史的に見れば、時代劇番組で、剣道の流派の道場が、関係するシーンが登場すれば、半分は架空だが、もう半分は、歴史的にも一応、実在してる」と、思います。 そこで、「段位取得済にせよ、スポーツとしての剣道と、歴史面から見た剣道、両方が分かる」人に、質問したいのは… 「時代劇番組で、剣道が関係する回あれば、被害者側か悪の一味側は別にせよ、1つの流派の道場にある練習場的な場所で、真正面に向かって、「香取大明神」と、「鹿島大明神(鹿嶋大明神)」を、書いた2枚の掛け軸が、神棚の真後ろに、飾られてるが、時代劇番組の歴史監修の点から見たら、どうなのか? 又、現在実在する剣道の流派の道場でも、時代劇番組で登場した、問題のシーンの様に、飾ってるのか?」に、なります。 そこで、「時代劇の歴史監修と、スポーツとしての剣道」

  • なぜ、山流し流しと、言うのか…?

    「日本テレビ系列による、「桃太郎侍」等、幾つかの番組で、同じ様なシーンを、何回か見たが、そのセリフ中心に、質問したい」と、思います。 問題のシーンは… 「戻って来た、江戸の自分の自宅か、勤務先の近くにある役宅で、 現在の山梨県甲府市にある、甲府勤番と言う、幕府の出先の役所に勤務してる、勤番自身等の幹部である、悪の一味のボス。 酒を飲みながら、同席してる、悪の一味としての部下か、準ボスである商人に対して、「上様(幕府)め、このワシを、良くも山流しにしてくれたなぁ、この恨み忘れないわ…!?」等、 今で言えば、左遷された事を恨んで、報復としての悪事の実行か仕上げを命令したり、準ボスの商人からは、「小遣いか、出世用の工作資金」として、千両箱によるワイロを、貰ったりしてた…」シーンに、なります。 この後は、何れの時代劇も… 「正義の味方が、乗り込んで、正体を明かして、犯した悪事を指摘して、成敗するのを知らせるか、切腹する様に、追って来るが、これに逆ギレして、頭に来た悪の一味ボスが、「出会え、出会え」と、手下達を呼び出して、正義の味方の斬り捨てを命じるが、結局は暫くして、手下達を全て成敗した正義の味方に、 逆に成敗される…」お決まりのシーンに、なります。 そこで、質問したいのは… 「甲府勤番での勤務が、山流しと言うのは、どう言う意味なのか?」に、なります。

  • 商人が、幕府の役人へのワイロが、犬だと…?

    「幕府の役人が、例えば、「甲府勤番から、勘定奉行」等、出世と金儲け出来る為、知合いの役人に対して渡す、ワイロ」について、私は以前に何回か、質問してます。 今回は、「商人が、何かの制度を悪用しての金儲けする為、幕府や諸藩での知合いの役人へ、渡すワイロについて、テレビの連続ドラマとしての時代劇番組のワンシーンから、質問したい」と、思います。 問題の番組は、約40年前の昭和53年(1978年)前後から、約3~4年前後に、テレビ朝日系列で本放送してた 、「長七郎天下ご免(里見浩太朗さん主演)」で、ある回のワンシーンから、質問します。 問題のシーンは…。 「抜け荷を働いてた、土田早苗さん扮する、海船問屋の女主人(以降女主人)の部下だった、松本朝夫さん扮する番頭(以降番頭)は、現在の石川県加賀市の一部を領地にした、大聖寺藩の家老か勘定奉行だった、山本昌平さん扮する悪のボス(以降悪のボス又は、ボス)と、ボス自身の役宅で、ちょっとした密談をした。 密談の主な内容は、「女主人が、抜け荷つまり、密貿易を手伝うのを止める方針を、言い出したので、それをさせない様にする為、女主人を別れた娘共々、誘拐し口封じとして殺害してから、番頭自身が主人として、海船問屋を乗っ取るのを、相談且つ打合せする」内容だった。 この時、悪のボスは、立ったまま自分が、狆と言う中国の犬を抱っこしながら、番頭と会話した、つまり番頭が悪の準ボスだった…」的な内容のシーンに、なります。 言う迄も無いが、問題の回の最後は、「山本さん扮する、悪のボス等の悪の一味が、土田さん扮する女主人と、誘拐した別れてた娘を、河川の大川の港付近で、口封じとして殺そうとしたら、里見さん扮する主人公の松平長七郎に、二人の密偵兼護衛と共に乗り込まれて、悪の一味は全員、成敗される…」お決まりのパターンで、終わりました。 因みに、「抜け荷が絡んだにせよ、商人が何かのワイロを、ボスに渡す」同じ様なシーンがある、幾つかの他の連続ドラマとしての時代劇番組で、問題のシーンを見た所、例えば大体の番組で…。 「知合いの商人や客へ、準ボスの商人が、密貿易の品物を売って得た金を、例えば「一万両を稼いだら、儲け兼ワイロとして、半分の五千両」等、儲けの半分を、幕府の役人なり諸藩の幹部である、悪のボスへ渡す」的な内容によるシーンが、結構多い様に思います。 それから、「犬の狆を、ワイロ代わりに登場した」シーンある、連続ドラマとしての時代劇番組は、長七郎天下ご免以外にも、幾つか見てるには、見てます。 そこで、質問したいのは…。 「商人が、ワイロを渡す事自体は、田沼意次が、世に広めさせてしまったのは、良く話に聞くが、商人が悪用した金儲け出来る様に、幕府の役人や諸藩の幹部である、知合いに対して渡す、儲け兼ワイロ。 例えば、抜け荷で一万両前後を稼いだら、商人から儲け兼ワイロとして、知合いへ渡すのが、半分の五千両前後と言うのは、時代劇番組の歴史監修の点から、良くあったか? 又、犬の狆がワイロ代わりだと、同じ時代劇番組の歴史監修の点から、実際にあり得たか? そして、あり得たなら、狆自体は当時と現在の金額でなら、それぞれ幾ら位のワイロに、なり得るのか?」に、なります。

  • 旗本の領地

     江戸時代の旗本には、領地を持っている人と領地を持たずに米で禄をもらっていた人がいると聞いていますが、実施には、どのくらいの割合の人が実際に領地を持っていたのでしょうか?  また、大名の領地の支配機構を「藩」と言いますが、旗本の領地の支配機構には、「藩」と同様の呼び名はあるのでしょうか?

  • 江戸時代の無礼討ち、この時代劇で、このシーンが…?

    連続テレビドラマとしての時代劇番組では、「町人が、旗本つまり侍に対して、邪魔になる行為や言動すれば、その侍は、無礼討ちとして、その町人を斬り捨てる」シーンが、入った回ある番組、結構多い様に思います。 ただ、これらの番組では、「単に、侍が町人を、斬り捨てただけの様に思うので、言わゆる「むやみやたらに…?」で、斬り捨ててるだけなのでは…?」と、私は思いました。 以前、再放送番組として見た事ありますが、「無礼討ちを、悪用した殺人事件を、旗本が犯した」回として、 TBSテレビ系列の時代劇番組、「大岡越前」の第7部で、「仇討ち夫婦駕籠」と言う回があって、そのワンシーンから、質問します。 少し長いですが、問題のシーンは…。 「ある日の夜中、ある川の側で、岡部正純さん扮する、手下のヤクザ銀次(以降、基本的に銀次)と行動してた、船戸順さん扮する旗本稲葉(以降、基本的に稲葉)が、着てた着物の裾を洗ってた。 そこを、住吉正博さん扮する駕籠屋の駕籠かき亀吉(以降、基本的に亀吉)が、通り掛かって目撃してしまったので、稲葉は、問題の亀吉を斬り捨ててから、銀次に対して、持ってた酒入りの瓢箪から、亀吉の遺体に、酒を振り掛けさせる事で、「亀吉が、酒に酔っぱらって、稲葉の旦那に絡んだので、無礼討ちとして、稲葉の旦那が斬り捨てた」感じに、見える様に小細工した。 そこへ、 パトロールして来た、南町奉行所の担当同心と、同行した岡っ引きだった、和田浩治さん(故人)扮する風間と、高橋元太郎さん扮する辰三の二人に対して、稲葉は同行の銀次経由で、声を掛けてから、「この駕籠かきの男(亀吉)が、酔っぱらって絡んだので、無礼討ちとして、斬り捨てたが、この事については、俺の方から、目付に報告する」旨を、自分の身元と合わせて、申し出た。 銀次の方も、「この駕籠かきが、酔っぱらって、余りにも無茶な状況で、絡んで来たので、ウチの稲葉の旦那が斬り捨てたのを、確かに見た」旨、申し出た。 所が後で、風間は、 工藤堅太郎さん扮する、亀吉の相棒、六助(以降、基本的に六助)の自宅での亀吉の通夜の席で、一応事情聴取した所。 六助から、「ウチの亀吉は、奈良漬を一切れ食べても、酔っぱらってしまう程、酒は飲めない身体なのに、酔っぱらって、無礼討ちされるのは、不審じゃないか…?」的な内容で、申し出た。 風間から、報告を受けた、加藤剛さん扮する、主人公の南町奉行大岡忠相は、自らも不審に思い、 部下達に指示するなり自らも、更なる捜査した結果。 「問題の稲葉が、遊ぶ金を貸りてた質屋へ、手下の銀次と一緒に行って、秋山勝利さん扮する、質屋の主人の惣助を、「利息込みで、膨れ上がった借金を、返さなくて良い様に、借用証文と有り金を、奪う為」として、斬り殺して、自分の借用証文と、千両箱的な保管容器に入ってた有り金に、付近にあった、酒入りの瓢箪を奪って逃げた時。 惣助を、斬り殺した時の血が、着てた着物に付いてたのに、手下の銀次が気づいたので、近くの川の側で洗ってたのを、亀吉に目撃されたので、「惣助を、斬り殺して、金を奪って逃げた所を、目撃された」と、判断して、亀吉を斬り殺してから、銀次に命令する事で、無礼討ちに見せ掛ける小細工したのが、結局は判明した…」シーンに、なります。 私は、問題のシーンを見て…。 「江戸時代の無礼討ちだが、他の時代劇番組で、登場するシーンあれば、「片っ端から、侍が町人を斬り捨てて、それだけで終わる」回しか、登場して無い番組しか、見た事は無い。 ただ、分かる範囲で調べたら、幕府では、「無礼討ちと言っても、斬り捨てた侍にせよ、現場の関係者が、その旨を目付に届けるのが、義務付けられていて、その目付側の担当者が、一応捜査する事になってる。 その捜査の結果、「無礼討ちとしては、正当な状況だった」と、判断されればなら、言わゆる「正当防衛による、無罪」として、罪には問われない。 しかし逆に、「無礼討ちとしては、間違っていて、違法な行為である」と、判断されればなら、何らかの罪に問われる事も、あったと言う…」 制度として、定めてた様に、聞いた事あるが…?」と、思いました。 そこで、質問したいのは…。 「江戸時代、侍が町人を無礼討ちとして、実際に斬り捨てた場合。 私が、大岡越前の問題の回で見た、「船戸さん扮する、旗本の稲葉が、取ってた行動」の様に、目付に届け出るのが、義務付けられてたか?」に、なります。

  • 江戸の貨幣流通

    昔の貨幣や経済について質問なのですが、おそらくこの分野は日本史を勉強した方は苦手な方が多いと思います。 さて質問ですが、 (1)江戸までの貨幣の変化について知りたいです。どのように変化したか (2)江戸の貨幣には金貨・銀貨・銭貨だったと思いますが、これらはそれぞれどのように使われていたのでしょうか?当時の武士の給料は米でしたよね?? (3)米の流通ですが、まず農村→藩→蔵屋敷→問屋→小売→庶民と流れていくと思うのですが、まず農村が自分達で作った米を藩にわたしますよね?そこで藩はなぜ蔵屋敷にもっていくのでしょうか?直接小売に持っていくことはできないのでしょうか? また蔵屋敷は具体的にどのようなことを行っているのでしょうか?(問屋も)ここら辺はまったく解らないので、お願いします。

  • 旗本の家臣の月給は、どれ位の 金額か?

    今回は、「テレビ朝日系列による、連続ドラマとしての時代劇番組、「暴れん坊将軍」シリーズで、お決まりとして、必ずあるクライマックスシーンの内、ある悪役俳優さんが、悪のボス役の回の問題のシーンから、質問したい」と、思います。 その回は、「悪のボス役として、久冨椎晴さんが、ゲスト出演した回のクライマックスシーンで、久冨さん扮する悪のボスが、会話した」シーンからに、なります。 ある回で登場した、問題のシーンは…。 「久冨さん扮する、悪の一味のボスは、幕府内では以前、「XX奉行」と言った、何かの役職に就いていて、現在は離任してるが、「○○奉行」等、別の役職への着任の辞令が、幕府から出るかも知れないので、一応待機職として、「旗本寄合席」と言う、役職に就いてる。 所が、「準ボスである商人と、手を組んで、幕府で出世して、金儲けが出来る役職に就く為、幕府での知合いに対して、準ボスから貰った賄賂を、バラ巻く等した」悪事。 これが、「裏付け捜査した、お庭番から報告を受けた」等、お決まりのパターンでだが、松平健さん扮する主人公の徳川吉宗、即ち徳田新之助にバレてしまって、自分の自宅に乗り込まれた。 そして、「お前の悪事は、全て分かったから、観念して切腹しろ」的な内容で、指摘された。 言う迄も無いが、久冨さん扮する悪のボスは、松平さん扮する吉宗(新之助)の指摘に対して逆ギレして、自分の家臣(部下)と、同席してた、準ボスの商人が雇ってる、手下のヤクザと浪人達を呼び出して、「吉宗を、乱心者と見なして、斬り捨て」を、命じた」シーンに、なります。 問題のシーンで、久冨さん扮する悪のボスは…。 「自分の家臣や、準ボスである商人が雇ってる、手下の内の浪人に対して、「吉宗を、乱心者と見なして、斬り捨て」を、命令した時。 「浪人は新規召し抱え(新規採用)、家臣は給料倍額だ」等、吉宗を斬り捨てた者には、何かの褒美を与える的な内容でも、命令した 」シーンが、登場してました。 同じ様なシーンは、暴れん坊将軍シリーズでは、久冨さんが悪のボス役の回であれば、度々は登場してました。 ある回では、久冨さん扮する悪のボスは、「浪人は新規召し抱え、家臣は報償金を取らせる」的な内容でも、セリフとしては多少異なるが、同じ様なパターンで、家臣や準ボスが雇ってる浪人に対して、命令を兼ねて指示してました。 そこで、質問したいのは…。 「幕府で就いてるのが、「旗本寄合席」と言う旗本に、家臣つまり、部下として仕えてる侍だと、当時の月給で言えば、大体幾ら位、現在のお金で言えば、幾ら位は貰ってるか? 暴れん坊将軍シリーズでは、久冨さんは、悪役でゲストした回では、ボスとして家臣に対して、「給料を倍額にする」的な内容か、「報償金を取らせる」的な内容で、命令してた回が、度々登場してた。 この内、「給料を倍額にする」だが、正当な仕事して、出世した時なら、あり得るか? それと、もう1つ登場してる、「報償金を取らせる」だが、これも正当な仕事してなのは、言う迄も無いが、大体1回辺り幾ら位、現在のお金でなら幾ら位が、支給されるのが、当時では普通だったのか?」に、なります。