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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:商人が、幕府の役人へのワイロが、犬だと…?)

商人のワイロと狆について

このQ&Aのポイント
  • 商人が悪用した金儲け方法として、幕府の役人や諸藩の幹部にワイロを渡すことがありました。
  • 時代劇番組では、ワイロとしての金額は抜け荷での儲けの半分とされることが多かったようです。
  • 犬の狆がワイロの代わりに登場するシーンもありましたが、実際には現金として渡されることはなかったようです。

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回答No.2

こんにちは。 >>金額的に 言えば、犬の狆の値段は、ワイロとしては、有り得た金額でしょうか? まずは、あなたへの回答から先に述べますと、 当然、あり得た金額だったと考えます。 これは、先にも述べましたが、 例えば、「公方さま付き御年寄り」と呼ばれる者は、表の「老中」に匹敵する権力を持っていましたので、この「公方さま付き御年寄り」に密かに「願い事」をするとすれば、そんじゃそこらの10両とか20両では、現代で言えば10円?20円?の「子どもだまし」のようなもの。 当然、それ相応の金額ともなれば、やはり、100両や200両は下らないでしょうね。 従って、輸入物でしかも珍しい狆の価値である200~300両は、当然と言えば当然の金銭的価値はあったと思いますよ。 また、表の幕閣(老中とか若年寄etc)への賄賂だとしても、10両や20両では済まないでしょうから、狆の価値である200~300両は「至極当たり前の金銭的価値」であったと考えます。 そして、私は、当時の物価等を鑑みて、現代では2,000~3,000万円と算出してみました。

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質問者

お礼

2回も詳しい回答、有難うございます。 又、質問した時は、よろしくお願い致します…。

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回答No.1

こんにちは。 私は、自称「歴史作家」です。また、「歴史考証家」でもあります。 (1)抜け荷で稼いだら折半か。 ★確かに「賄賂」は存在しました。 ★しかし、そのような「悪事」の記録、と言うものは、後世に伝えるべきではない。という理由から、露見して処罰されても、一時的な「裁判記録」は作成されますが、例えば、田沼時代が終わると99%の確率で焼却されてしまうため、現存する史料からは「推測の域」でしか判断できません。 ★まずは、「折半はあり得なかった」と考えます。 ★なぜなら、例えば、賄賂が露見することなく、代官が昇進したとすると、代官は別の役職となり、悪徳商人の管轄外となります。そして、新しい代官が就任したとします。 ★となると、その後も「抜け荷」が続けられるかどうかは分かりません。 ★悪徳商人が新しい代官を抱き込もうとしても、あるいは、抱き込もうとしなくても、新しい代官は正義感に燃えて、悪徳商人が抜け荷を続けていた場合、摘発するかもしれません。 ★そうすると、悪徳商人は抜け荷をやめざるを得ない。→ 「儲け」=「収入」はガタ落ちとなります。 ★多分に、悪徳商人は「抜け目」がないでしょうから、そうしたことも予測して、計算ずくで、帳面を操作して「折半」と言いながらも、実際には8:2、または、9:1、位、あるいは、もっと少ない賄賂しか差し出していないのではないかと考えます。 ★つまりは、悪徳商人は「備蓄」する必要があった、と考えます。 ★5代将軍綱吉の時代に、紀伊国屋文左衛門という商人がいましたが、彼は、当時の幕閣である柳沢吉保、阿部正武、荻原重秀、などに賄賂を贈り、上野寛永寺根本中堂の造営を一手に任され、2000万両とも3000万両ともいわれる巨利を得ましたが、幕閣などへの賄賂は、せいぜい1000両位であったと言われています。 ★「長七郎天下御免」にしても、「あばれん坊将軍」にしても、また、その他の時代劇にしても、「史実」としては「全く価値のないもの」であり、大げさに騒いで、その後に「悪」を成敗する、というパターンですので、「時代考証」などが入り込む余地はありません。 (2)狆について。 ★これは、まあまあ、「あり得る」かも知れません。 ★徳川幕府も安定期に入ると、大奥では猫や犬、特に「座敷犬」と呼ばれる屋内で飼う動物が「愛玩」の対象となりました。 ★ご存じのように、御台所さまや側室以外には、男を知りませんから、はっきり言って「暇潰し」として上級お女中の間では盛んになりました。 ★上級お女中の飼っている猫や犬に子どもが生まれると、それを下級お女中に分け与えて、自らの権力の拡大を図ったのです。 ★また、「御年寄り」と呼ばれる地位の者、特に、「公方さま付き御年寄り」と呼ばれる者は、「表」の「老中」に匹敵する権力を有していました。大奥の「老中」とも呼ばれていました。 ★この「公方さま付き御年寄り」に接近をして、「表」では言えない、例えば、「加増」「人事異動」などを密かにお願いをすると、場合によっては、その願いが叶うこともありました。 ★この時、「賄賂」として贈られる物としては、当然ながら「小判」はもとより、「猫」「犬」などがありましたが、普通の「のら猫」や「のら犬」では、もちろん、「論外」。 ★「猫」であれば、立派な毛並みをした「三毛猫」など、そして、「犬」であれば、珍しい輸入物の「狆」などもあったかも知れません。 ★そう言う意味では、「時代考証的」には「有り」だった、と言えるかも知れません。 ★13代将軍家定の継々室であった、天璋院篤姫などは、己日(きにち)と呼ばれる代々の将軍の命日には、公方さまも大奥も全てが「精進料理」となりましたが、天璋院は飼っている猫の餌のためだけに「ドジョウ」、「鰹節」などを買い求めたましたが、1年間に25両(約300万円)余りかかったという記録も残されています。 ★「狆」の値段・・・そうですねぇ、200~300両位の価値はあったかも知れませんね。 ★現代の金銭に換算すると、時代にもよりますが、およそ、2,000~3,000万円位といったところかも知れませんね。

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質問者

補足

回答、有難うございます。 儲け兼ワイロの部分では、確かに幾つかの時代劇番組では、「侍や役人である、悪のボスが、「儲けの7割は、ワシの取り分にせい」等、自分の取り分を多くする様に、商人である準ボスに対して、指示する」シーンが入った番組は、結構多い様に思います。 後、犬の狆をワイロにした部分は、「現金による、ワイロでなら、金額的に有り得たワイロか?」の意味で、質問しました。 金額的に 言えば、犬の狆の値段は、ワイロとしては、有り得た金額でしょうか?

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