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AIが経営を行なう時代は来ますか?
ホーキングが「人工知能の進化は人類の終焉を意味する」といったことを発言し話題になっています。 昨今のAI記事を読めば、第三世代AIではモデル化できるようなことはAIにすべて代替させることができるという話のようです。だとするとMBAなんて勉強しなくてもAIにMBAを学習させればそれで用足りることになります。 基本、チェス、将棋、囲碁ではAIが人間より強く、人間のチャンピオンも敗退させたとニュースになったりします。 近い将来、市場ではAIが企業経営を行い、大多数の企業経営者は経営でAIにかなわないという時代が来るのでしょうか?それともAI構想とはあり得ない作り話なのでしょうか?
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三たびえろえろさん >「実は脳は大したことはしてない、電気信号のやり取りとちょっとしたタンパク質の生成だけ」って話どう思いますか。 脳じゃなくて、神経細胞ですよね。「その神経細胞の集まりが、脳だろうが!」っていわれりゃそりゃそうなんだけど。ご指摘の通り、神経伝達は電気信号のやりとりであり、電気っつうのはオンとオフの二種類しかありません。つまり0か1なわけで、この点はコンピューターと同じです。しかし、コンピューターは0と1の集合体だからとそれが分かればインターネットが全て理解できるわけではありません。ミクロとマクロは違います。 また、神経細胞間の情報伝達は、電気信号ですがそのシナプスの部分では、神経伝達物質という化学物質でやり取りされています。つまり、本来は0と1しか情報がやりとりできない電気の情報に化学物質を使うことによって微妙なさじ加減が可能にしているのです。この点だけでもコンピューターと脳ではだいぶ違います。 質問者さん、昔ちょっと「複雑系」というのが流行ったのを覚えてらっしゃいますか。人類の学問は、事象を細分化することによって理解してきました。どんどん分解して細かくすることによって本質が見えてくると思ったのです。しかしその細分化がこれ以上は無理に近いレベルまでなってみて分かったことは、森林の葉っぱを見たから森林全体を理解することはできないということでした。 これは前回でも例えに使った天気を見れば分かりますよね。天気には地形や季節や太陽の活動、風やときには人間の文明活動によって様々な要因が絡み合って決まります。決して「AだからB」とは結論づけられません。「AとBとCとDの要因が絡み合って、さらにAとDは絡むとこういう複合効果を生むからそれも影響して・・・」となって非常に複雑ですよね。だから、「複雑系」という考え方がパラダイムチェンジを生むのではないかと期待されたのですが、まだ複雑系そのものがきちんと体系化されておらず、「複雑なものって、複雑だよね」という訳の分からないことになってしまいました。私は複雑系もちょっと齧ったのですが、非常に分かりにくいというか、「研究者も実はよく分かってないだろ」と思いましたね。この分野でアインシュタイン級の天才が出没するのを待つしかないですね。 もしたった30年先で人類の知能に匹敵するAIが作れるなら、既にゴキブリくらいは再現するAIが生まれてたっておかしくありません。だけどまだ昆虫レベルのAIだって作れてないわけでしょ?風呂敷広げるのも大概にせえよと思うのですよ、正直。 あとね、最初の回答でも問題提起したのですが、もし仮に株式市場の売買の判断のすべてがAIになったとしたらですね、取引が成立するのだろうかと思うのですよ。もしそこで使われているアプリケーションが全て同じアプリだったら、どのAIも「売り」か「買い」で一致するわけですよね。そしたら取引が成立しないじゃないですか。 ただおそらくこの20年くらいで戦争では無人戦車とか無人戦闘機なんてのが主流になってくると思いますし、遠からぬ将来に高速道路程度は自動運転の時代が来ると思います。一般道は自転車や歩行者がいますからちょっと事情は違いますけどね。介護もお風呂の介助くらいは全自動化されそうには思います。だけど「経営の判断」のような複雑な任務は想像以上に難しいと思いますよ。
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- Degi-Cat
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まあ、無理でしょう。 ルールのある世界ではAIはどんどん発展すると思います。 経営は一定のルールはありますが、ルール外のことも多く、その状況を判断して新たなルールの導入などが必要でしょう。 これには創造力が必要です。 創造力を持ったプログラムというのは、私の想像力には無いです。
補足
空想ではなく、現在のAI技術の書き込みをいただきたく質問しました。
- tokx367
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*第2信です。希望的観測でしたので、第一信は、取下げます。科学文明:アカデミック観点からは、実は、ご慧眼・明察通りなのです、”すいませたでした、改めて、お詫び申し上げます。* *ご了承を、賜りたく、何卒、宜しく、お願い申し上げます。* *ディベートをする気持ち等は、さらさら御座いません。悲しいかな、あの”ロボットクリーナーがフィールドに、商品化されて出て来た時に、ぞっとして居ります。正直な考えとしまして”まづい"を、直観しております。・・・
- eroero4649
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#6です。 私は脳科学が好きでこっち方面の本をよく読んだりするのですが、そういう人間の脳については知れば知るほど謎が深まるまさに小宇宙と呼ぶにふさわしい複雑かつ深淵なものでしてね。そんな簡単にコンピューターに越えられるのだろうかって正直思うのです。 例えば人間は0から1を作ることができます。創造という行為ですね。ひらめきです。では人間がひらめいたときに脳で何が起こっているのか。それが全く分かってないのです。コンピューターは人間にプログラミングされないと動きません。分かってないことは、プログラムなんかできないですよ。 人間は、脳のメカニズムに関しては私はまだ1%も分かっていないのではないかと思っています。人間の脳の働きは、人間が思っている以上に複雑かつ融通無碍です。AIが発達すれば、いずれ「優秀な参謀」は生まれることになるとは思います。しかし、経営者となるとリーダーです。そこの判断には不確定要素というか「ゆらぎ」があるんですよね。つまり、成功の可能性と失敗の可能性がある。例えば今ホンハイがシャープを買収しようとしていますが、それが成功するか失敗するかなんてのは誰も分からないわけです。 天気予報をみるとそれは明らかですよね。天気サイトの数日後の予想天気図を見ると、2日後の予想天気図なんてまず当日になると実際とはだいぶ違うのがほとんどです。たった2日先のことでさえ、予想より風が強く吹いたとか気温が思ったほど上がらなかったなんて理由で変わってしまうのです。「なぜ天気が予想通りに動いてくれないのか」ってことは分かりません。「なぜ風が吹くのか」さえ人間は分かっていないのです。え?地球は自転しているから風が発生するって?確かに偏西風はそうですが、だったら北半球においては東から西に風が吹くことはないはずです。しかし実際には東から西に風が吹くことはあります。 ビジネスよりはるかに「理屈通り」である天気でさえ全自動予報はできません。コンピューターが予想し、人間が修正をして発表されています。ましてやビジネスの世界となると、「人間は合理的な判断をしない」ということは経済学で明らかになっているわけですから、AIが「ここは冷静に判断すれば市場は下げ止まる」と判断しても、現実はそうならないことはよく起きると思いますよ。株価なんてパニックになって下げ止まらなくなったり過熱して上がりすぎることなんてよく起きますからね。 私が知る範囲で、脳科学研究者が「30年後に人類並みのAIが出現するだろう」といっている人は聞いたことがないです。また、AI研究と脳科学研究が融合もしていません。コンピューター技術者ばかりが大風呂敷を広げているんですよ。彼らはオタクだから、脳のごく一部しか使わなくてそれが世界の全てだと思っているのではないかなと思いますけれどもね。オタクってのはそういう傾向がありますからね・笑。 生命の歴史は約30億年。脳の原型となった神経が生まれたのがいったい何十億年前のことなのかは知りませんが、何十億年という試行錯誤の末に構築されたシステムですからね、脳というのは。そんなに簡単にコピーはできない、というのが私の見解です。 そうそう、こんな話があるのです。かつて、人間の脳はひとつの大変優秀なスーパーコンピューターだと思われていました。2001年宇宙の旅のHAL9000とかターミネーターのスカイネットがそうです。ところがスパコンの技術が上がってきて人間よりはるかに優れた演算処理能力を持ったのに、スパコンが人間を超える様子がまるでない。 そのうち脳科学の研究のほうが進み、人間の脳というのは、ひとつの巨大なスパコンではなく、脳神経細胞ひとつひとつがパソコンのようなもので、それがネットワークを築くことで高い知能を発揮するインターネットのようなものだと分かってきたのです。これはAI研究においてもコペルニクス的変換を生みました。だけど脳科学では「いつまた常識がひっくり返るか」なんてのは予想もできないのです。この分野は日々新たな発見が相次いで「科学界のゴールドラッシュ」なんて呼ばれてもいるのです。「現在の延長線上」にある限りは、まあ無理だと断言していいのではないかなーと思います。 研究にものすごいお金が投じられているのは、果たしてどこまでが本当に使われているんでしょうね。しかも使われている中身は「企業秘密」だからブラックボックスってんでしょう?そういやSTAP事件で理研が研究費を私的にだだ漏れにしていたってことが明らかになりましたよね。1000億円が投じられていたなら、そのうちの1億円が行方不明になっても誰も気づきますまい。ビートたけしさんは「大きなお金が動くビジネスは、そこから零れ落ちるお金の金額も大きくなる」といっていましたよ。
補足
「実は脳は大したことはしてない、電気信号のやり取りとちょっとしたタンパク質の生成だけ」って話どう思いますか。 つまりはフラクタル幾何学みたいなもので、一見複雑に見えて実は簡単なアルコリズムで機能しているものであり、いくつかの機能に分けるだけで脳を再現するのはそんなに難しいわけではなく時間の問題だというのです。昨今、AIの研究者たちはそう考え始めているようです。
- eroero4649
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仮に株の売買をすべてAIがやることになったとします。もし株価が過去のデータから「売りだ」となればすべてのAIトレーダーが「売り」となるので買い手がつかなくなってストップ安となって株価は暴落します。もし、すべてのAIトレーダーが「買い」となったら誰も売ろうとしないのでこれまた値段がつきません。 少なくとも株に関していえば、「今が売り」と判断する人と「今が買い」と判断する人がいるからこそ売買が成立するのです。どちらかが判断が正解で、どちらかが不正解ですがね。 さてこれが会社経営となると、不確定要素が絡んできます。分かりやすくいうと、「競馬の予想をAIにさせる」ということになります。競馬で儲けて国税局からどえらい課税をかけられたサラリーマン氏は自作のアプリを使っていたそうですが、噂ではオッズと勝率を元にしたアプリだそうですから、レースの予想とはちょと違うようです。 競馬のレースには運のような不確定要素があります。会社経営も、世界情勢の変化や為替の変動などの不確定要素に振り回されますからそこまでAIに織り込ませるのは非常に難しいと思います。 またもし仮にAIが会社経営をするようになったら、AIはそんなに奇をてらったことや予測不可能なことはしないでしょうから、その経営方針を予測するのは難しくないと思います。であるならば、AI経営の先を読んでそれを出し抜くということもできると思います。こと「騙す」ということに関していえば人間のほうがはるかに狡猾です。 先日の人間対AI将棋の対決のとき、プロ棋士は「角成らず」という手を打ちました。相手の陣地に入った角が「成らない」というのはありえません。だからその手はプログラムされておらず、プログラムされていない手を打たれたAIは状況が理解できなくなり混乱し、負けてしまいました。こういう「裏をかくこと」は人間ならではです。将棋のようなルールのある勝負は「そんなのは卑怯だ」といえますが、生き馬の目を抜くビジネスの世界では卑怯もへったくれもありません。 コンピューターが発達することで、面倒かつ単純でルーティーン化された作業はコンピューターがやってくれる時代がやってきました。そのおかげで人間は面倒な単純作業から解放されたはずでしたが、どういう時代になったかというと、コンピューターではフォローできないコミュニケーション能力が異常に求められるような時代になってしまいました。今の就職戦線はどこでもナントカの一つ覚えのようにコミュ力、コミュ力です。口下手で与えられた任務を黙々とこなす人には実に生きづらい時代となってしまいました。 AIが発達してしまうと、AIを騙せるような狡猾な人間だけが尊ばれる時代になるのではないかと危惧するのは、杞憂なのでしょうか。
補足
現在、アメリカでは人工知能のために数兆レベルの投資が行われているそうです。また研究は大部分が今後の市場化のために企業秘密となっています。 関わる研究者によれば第三世代からAIは自ら学習することが可能になっており「これから人工知能は直線的ではなく指数関数的に進歩する」と語っており、半数近くの研究者は30年ほどで人間と同レベルの人工知能が現れる可能性が高いと語っています。 また大多数の研究者は「人工知能が人間と同じレベルにまで到達した時、そこで知能の発達が止まることはない」とも考えているとのこと。 また現在進められている人工知能研究には大きく分けて3タイプがあり、・質問に正確に返答するもの・命令を忠実に実行し命令を待つもの・目的達成のために何がベストであるか判断し決定するもの、があるとのこと。 「目的達成のために何がベストであるかを判断し決定するAI」は進歩することはなく、想定する必要はないとお考えということでしょうか?
- tokx367
- ベストアンサー率10% (40/373)
人類の進歩を齎したのは、”破壊と創造の繰り返しでしょう。・・・所謂、定性・定量的な変動要因ファクターが、全て何らかの計算式で、算出出来るのなら、あながち夢物語でも無けれども、哀しいかな、インスピレーション・クリエーティブ等の、人類固有な未来志向能力の全てが、AIファンクション内部に持つ事等は、永遠に有り得ませんでしょう。・・・
補足
現在、アメリカでは人工知能のために数兆レベルの投資が行われているそうです。また研究は大部分が今後の市場化のために企業秘密となっています。 関わる研究者によれば第三世代からAIは自ら学習することが可能になっており「これから人工知能は直線的ではなく指数関数的に進歩する」と語っており、半数近くの研究者は30年ほどで人間と同レベルの人工知能が現れる可能性が高いと語っています。 また大多数の研究者は「人工知能が人間と同じレベルにまで到達した時、そこで知能の発達が止まることはない」とも考えているとのこと。 また現在進められている人工知能研究には大きく分けて3タイプがあり、・質問に正確に返答するもの・命令を忠実に実行し命令を待つもの・目的達成のために何がベストであるか判断し決定するもの、があるとのこと。 「目的達成のために何がベストであるかを判断し決定するAI」は進歩することはなく、想定する必要はないとお考えということでしょうか?
- pringlez
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あなたの言う「企業経営」という言葉が、「経営」のすべて包括的にという話ならそれは極めて難しいと思います。 例えばゲームなら「人間に勝つ」あるいは「プロに勝つ」という5文字で表現できる内容で、すべての人のコンセンサスが取れる目標を立てることができます。単純だからこそ早い段階から取り組みが始まっています。私の知る限り少なくとも30年前から試みはありました。実際にプロに勝てるようになったのは、将棋だと数年前からです。囲碁は今年1月に世界で初めてAIが勝ちニュースになりました。 株やFXの自動売買、すなわちシステムトレードも同じです。「利益の最大化」が目標なのでそれに向かってロジックを組むことは単純です。 しかし経営は、何を目指すのかを人間が考えなければなりません。その時点で完全なAIというのが不可能あるいは、囲碁に勝つ程度のAIに比べはるかに難しいのです。例えば利益の最大化なのか、株式上場なのか、上場企業なら株価の上昇なのか、顧客満足度の最大化なのか、従業員の幸せや働きやすさなのか、それを複合的にバランスよく考えるのか、そうだとしても、その重視する配分優先順位をどうするのかなど。 しかし例えば、ピンポイントで、現在も取り扱っている商品の販売価格をいくらにしたら最も利益が最大になるかという具体的な目標があれば、そのための情報を提供することはできます。現実にはそういう思考や選択の補助となる機能は今後増えていくと思います。 現在のAIはビッグデータと機械学習させるディープラーニングが主流です。一言でいえばたくさんデータを入れてあげてより良い選択肢を見つけるという感じです。そこに感情はありません。21世紀はまだその程度なのです。 上記に挙げた、利益の最大化か顧客満足度か従業員の幸せかなどという点は突き詰めれば感情的判断です。そのような部分にまでAIが入ってくることは少なくとも今のところは見通しすらありません。もし入り込んでくるとしても早くて100年先、遅ければ2000-3000年先ではないかと思います(200-300年じゃないですよ)。もしかしたら永遠に来ないかもしれません。 今「人工知能」と言っているのはまだ、計算をするのが速い箱に過ぎないのです。「人類の終焉」がもし来るとしても、今の子供も生きていないような遠い未来のことですよ。
補足
現在、アメリカでは人工知能のために数兆レベルの投資が行われているそうです。また研究は大部分が今後の市場化のために企業秘密となっています。 関わる研究者によれば第三世代からAIは自ら学習することが可能になっており「これから人工知能は直線的ではなく指数関数的に進歩する」と語っており、半数近くの研究者は30年ほどで人間と同レベルの人工知能が現れる可能性が高いと語っています。 また大多数の研究者は「人工知能が人間と同じレベルにまで到達した時、そこで知能の発達が止まることはない」とも考えているとのこと。 また現在進められている人工知能研究には大きく分けて3タイプがあり、・質問に正確に返答するもの・命令を忠実に実行し命令を待つもの・目的達成のために何がベストであるか判断し決定するもの、があるとのこと。 「目的達成のために何がベストであるかを判断し決定するAI」は進歩することはなく、想定する必要はないとお考えということでしょうか?
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
企業経営をAIで、という時代は来ると 思います。 いわゆる技術特異点問題とか2045年問題とか 言われている問題の一環です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%80%E8%A1%93%E7%9A%84%E7%89%B9%E7%95%B0%E7%82%B9 2045年には、電脳が人間を凌駕する、という 説です。 今でも小説の執筆、音楽の製作、絵画など の分野にも電脳が進出し始めています。 数字を分析し、招来有望な部門に投資し、企業を 発展させていく、なんて企業経営はAIが得意とする分野では ないですかね。 電脳が人間に追いつき、追い越すとなると そのとき人間はどうなるのですしょう。 2001年宇宙の旅の世界です。 人間は神になるのか、転生して更に発達した 生き物になるのか、ターミネータの世界になるのか。 非常に興味深いです。
補足
ネットを検索していたら、 第2世代AIの代表格であるAppleのSiriは、元々はアメリカの国防高等研究計画局が軍事利用を目的に作ったもので、それが民生用に下ろされて改良されたものなのだそうです。現在でも更なるAIの軍事利用のための研究開発は進められているとのこと。 ターミネータのような方向の話にならないことを願いたいですね。
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2125/7982)
誰もが人工知能の判断に頼る世の中になると、人間英知がもたらした発明や発見が無くなって、人工知能が全てを決めてしまう世の中になり、人間の判断が評価されなくなる面はあるでしょうね。 政治、経済、社会問題など、どんな問題も人工知能で判断するようになると、人間の判断はあてにならないと考えられるようになり、人工知能ばかり過信するようになって、人間疎外になるでしょうね。 今でも、チェス、将棋、囲碁などで、人間がコンピュータに勝てないのがわかっていて、人間の判断に頼る人はいないでしょう。どうせ負けるだけですからね。 企業経営も人工知能ソフトの性能が向上して、人間を超えるようになれば、人間の判断を信じなくなり、人工知能で経営した方が無難だと考える人が多くなるでしょう。 企業経営だけではありません。人生設計も人工知能で判断させて、人工知能が計画した人生を歩むだけの人が増えて、人工知能が神か、予言者のように扱われる時代になるかもしれません。 生まれた時から人工知能の判断で、受験、就職、結婚を決めて、人間の判断を信じない世の中になれば、人間の英知に頼っていた時代は過去のものとなり、人間は人工知能の奴隷に過ぎなくなるでしょう。 そういう時代が来る可能性はありますが、それまでの過渡的な時期が長く続き、人間の判断を補助する人工知能の利用が今後増えて来ると思います。 人工知能が全ての判断を制するには、少なくとも後30年はかかるでしょうし、実際には、さらに時間がかかるかもしれません。 パソコンの処理性能が限界に達しつつある時期ですから、人工知能の判断に全てを頼るまでには時間がかかると思いますよ。
補足
そういえばコンピュータの演算処理や記憶容量の進歩はここ数年ほとんど上がっていないようですね。 それが人工知能技術発展の足かせになってしまうのですかね。 書き込みありがとうございました。
- WhatisLOVE
- ベストアンサー率34% (391/1147)
既にほとんどそれに近い事、というかそのものが行われています。 それは株式の取引をAIに任せると言うものです。 株の上がり下がりをAIが市場のデータから判断して瞬時に取引しています。 ただまだ問題もあり、バグで全く意図しない取引をしてしまい、それに敏感に反応してその株が暴落したりということも起きるようです。 それでも株式市場も会社の経営も、社会の流れをデータとして捉え、最も利益の多い、最も損益の少ない行動をするという意味では同じなので、いづれは会社経営もAIがメインで動くのではないでしょうか。 まあでも会社経営は社会貢献などの企業イメージや、儲け重視ではなかったり、人間が関わっていく部分は残されていると思いますが。 冒頭のホーキング博士の考えは、既に何十年も前から言われていますね。 便利さもどこかでこれくらいで十分だ、と思わなければ人類はその存在が不要になります。 ですが、行くとこまで行っちう。他人より自分が優位に立ちたいと人が思う以上、この流れは止まらないでしょう。
補足
AIによる株式売買の話はちらっと聞いたりするのですが、断片的なものが多く、市場全体としてどんな影響力をもっているのか、現在どんな位置づけになっているのかなどを追った報道って観たことないんですよね。 もうちょっとマスコミと世間にこの現象を注目して欲しいですね。
補足
Googleなどの技術者サイドからの肯定的意見の記事が多い昨今で、AI技術に関わる懐疑論が聞けてとても参考になりました。 書き込みありがとうございました。