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数学の証明
1、a,bが実数のときa>bならばa-b>0である。逆も正しい 2、a>b,c<0ならばac<bcである。 の2問についてですが、証明したいことの意味はわかるのですがどのようにアプローチをすればいいかわかりません。 また、これを証明するにあたって公理が4つほどかかわってくるらしいのですが、 どのような公理でしょうか?
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この問題が出てくる少し前に、 ・実数の定義 ・実数の大小関係の定義 ・実数の演算(四則)の定義 を学んだでしょ。 その定義(あなた曰く、「4つの公理」)に即して証明を記述しなさいってのが問題だから その定義がわかならいと回答できないな。 ちなみに、定義にはいろんな流儀があるから、 あなたの持っている教科書になんて載っているかがわからないと、だれも正解を回答できない。
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- kechon_
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まず、証明を理解してください。 -----------------------証明------------------------- 1、a,bが実数のときa>bならばa-b>0である。逆も正しい a>b の両辺にbの加法逆元=-bを加えると a-b>b-bよって a-b>0 また、a-b>0の両辺に-bの加法逆元bを加えると、 a-b+b>0+bよって a>b 2、a>b,c<0ならばac<bcである。 背理法 ac≧bcと仮定する。 0≧bc-ac=(b-a)c しかし、c<0であるから、b-a≧0でなければならない。 つまり、b≧aでなければならない。 しかし、a>bより矛盾。 よってac<bc --------------------------------------------- 次に使った公理を考えます。 1においては 任意の実数bにおいてb+0=0+b=bとなるような零元0が存在する。 実数bが存在するならば、b+(-b)=(-b)+b=0となる加法逆元-bが存在する。 を使いました。 また、2においては 分配律x(y+z)=xy+xz(と交換律も) 2つの実数A,Bにおいて必ず次の関係のどれかを満たす。 A>B,A=B,A<B をつかいました。 そうでなければac≦bc(ac<bc あるいは、ac=bc)を仮定し、矛盾を導いたところで、必ずしもac>bcであると言えないからです。 まとめると使った公理は (1)逆元の存在 (2)零元の存在 (3)分配律 (4)2つの実数A,Bにおいて必ず次の関係のどれかを満たす。A>B,A=B,A<B ですね。 ここまで読んでもらって申し訳ないですが、(4)は公理か知りません。(実数の勉強はしたことないです。)