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覚醒剤は倫理的に問題があるのか?

moto_koukouseiの回答

回答No.8

> 覚醒剤は倫理的に問題があるのか? 「倫理= 道徳 = 社会慣習として成立している行為規範」と考える場合に、「法で規制され、違反すると罰すると決められている」のを無視するのは、倫理違反となると思います。 「法律的には罰せられるのだから、覚醒剤使用は倫理的に問題がある」とするのは、「倫理= 道徳 = 社会慣習として成立している行為規範」と考える場合には自然なことと思います。 しかし、私は「倫理= 道徳 = 社会慣習として成立している行為規範」というのはおかしいと思っています。「法で決められている=倫理である」という考えもおかしいと私は思います。 他人に危害を加える恐れは医療でもありますし、刑罰の行使、行政処分も対象者にとっては危害そのものです。 倫理を「法の規制」「社会慣習として成立している行為規範」で考えることに、私はおかしさを感じます。 私は「倫理:人として守り行うべき道と本人が思い突き詰めたもの/何となく本人が自己規制の基準としているもの。善悪・正邪の判断において本人が本人にとっての普遍的な規準となるものとしているもの」と考えるので、「社会一般や習慣、法の制定改正で定まるようなものは、倫理ではない」と思います。 倫理を守り通すと、世間的に幸福が達成できる、世間で徳のあるヒトとみなされるなとというものではないと、私は思います。 ただ、そのように倫理を考える人は多くはなくて、教育基本法を改正し道徳教育で教え習得させるべき内容が変われば倫理は変わるとか、社会状況が変わって人々の正義感などが変わればそれによって倫理の目指すものや内容は変わるとする人が多く、そうした人が倫理教育、道徳教育、法の遵守の大切さを説いています。 そうした社会情勢では、「倫理= 道徳 = 社会慣習として成立している行為規範 ≒ 法で勧められている行為をするように努め、法ではやらないように書かれていることはやらないように努め、法で処罰されることはやらないこと、遵法は倫理であると考えること」という考えの方が多いのでしょう。 覚醒剤は医療でも使いますから、その医療で使う使い方として法で認められる使い方なら倫理的、法で規制されている使い方は倫理的にマズイということでしょう。 覚醒剤に類似した効果をもたらす化学物質は結構多いですから、法で規制されていなくても、アルコール、カフェイン、ニコチン、アセチルコリンなどに関係しているものは、出来るだけ避ける方が倫理的には良いという見方もあるでしょうし、異常に興奮を高め易いイベントへの参加、狂信的狂騒的になりやすいスポーツや勝負ごと賭け事も、のめりこまないように注意することが倫理的によいということになると思います。 仕事にのめり込むのも、恋愛にのめり込むのも、差別的扱いを昂進させ、周囲に迷惑を掛ける・法的に問題を起こしやすくなる・倫理的に問題が起きる危険が高まるので、避けた方がイイということになると思います。 大麻・マリファナに関しては、国によって法規制の状況が変わります。倫理を法にも絡めて解釈するなら、大麻・マリファナに関しては国によって若干倫理が違っている現状があり、時間軸を数十年、数百年というスパンで眺めれば、どの社会でも倫理の内容は違う、民族や文化によって倫理は違うということになります。  (私は、倫理は個人のものと思うので、人によって異なる倫理を持っているのは自然なことであり、同じ人間も何かの考えや社会体験で倫理の内容や方向を変えるのが多いと思っています) 倫理で何かを考え、社会的にああしろこうしろと提言しようとするのは、おかしなことだと私は思います。

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