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不動産鑑定士
不動産鑑定士は世の中に必要な職業なのですか？ 価格は需給バランスが一致したところで決まりますが、それは不動産も例外ではないのではないでしょうか？ 不動産は唯一無二のものではあって、価格の算出は難しいかもしれません。 しかし仮に不動産鑑定士なる者がある土地に10億円の価格を算出したとしても、買い手が1億円と判断したらその土地は1億円の価値しかないと思うのですが違いますか？
- 宅地建物取引主任者（宅建）
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確かに不動産価格も需要と供給によって価格が決まるものです。経済が低迷している時に特に高価な物は算定通りの価格は通用しないのが流通価格と言うものです。鑑定士がいろいろな基準に基づいて算出された不動産の価格は適正価格であって、流通価格ではありません。売り手がいくら適正価格で売却を希望しても買い手がなければ当然価格は下がるものです。不動産鑑定士の価格はあくまでも目安であって、絶対的なものではありません。相続物件で税務署が査定した価格よりも鑑定士が算出した価格が低い場合もあります。この場合は鑑定士が算出した価格を認めるケースもあります。 よって、不動産鑑定士は適正な価格を算出することが業務ですが、需要は少なく鑑定業務のみでは利益は少なく、他の不動産仲介業と併営していかなければ難しい仕事です。
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お礼
難関資格に数えられる不動産鑑定士の実状は厳しいものがあるようですね。 ただ、上手く使えば美味しい資格かも、と思えてきます。 不動産業界そのものが胡散臭い中で、なんと言っても難関国家資格の信頼性は抜群です。 ご回答ありがとうございます！