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「させる」と「さす」という言葉づかいについて

とある文章で、京都出身の上司が、社外向けの資料で「~さすことで・・・」という文章が入った資料を作っていました。 文章の意味的には間違っていないとは思うのですが、「~させることで・・・」が自分的にはしっくりくると思い、指摘したのですが、受け入れてもらえません。 どうも方言くさい気がして、少なくとも社外向け資料としては不適切だと思うのですが、いかがでしょうか? ちなみに別の社内向け資料では「凍らせる」ことを「凍らす」と表現していましたが、こちらもご意見ください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.4

古語由来の他動詞「さす」や助動詞「さす」については次の通りです。 「さす (1)(他動詞)(方言)させる。「結婚式をさした」(2)(助動詞)(方言)させる。「結婚式を上げさす・安心さした」」(「新明解国語辞典」三省堂) 「さす 「させる」の別型。→せる(助動詞)」(「岩波 国語辞典」) 「サス (1)(動詞)させる。わてにサセとくなはれ。あいつにサシたれや。(2)動詞について、それを<させる>意になる。〔例〕寝サス。話サス。止めサス。」(牧村史陽編「大阪ことば事典」) 一方、「凍らす」の方は、いわゆる「使役動詞」と呼ばれる使役の簡略形であって、文法的に間違った形ではなく、また古語由来の上方言葉いうわけでもありません。 あくまでも使役の簡略表現で、「可能動詞」同様に口語的であり、やや俗語的なトーンが入りますから改まった場面や書き言葉は避けた方が無難でしょう。 例) 「彼は飲ますといくらも飲むぞ。」 「病人を急に動かすなよ。」 「凍らすジェット 冷凍殺虫」 http://www.earth-chem.co.jp/top01/sonota/freeze/jet.html

7-samurai
質問者

お礼

ご丁寧にご回答いただき、ありがとうございました。 大変よく分かりました。 ぜひ参考にさせていただきます。

その他の回答 (3)

回答No.3

例え文法的に不適切だったとしても、そして、それが、社外的な文書だったとしても、会社組織として、何が正しいと断言はできません。つまり、文法的に誤りであったとしても、そこに、会社として、または、その会社が醸し出す雰囲気の中で醸成された人物としての「暖かさ」や「優しさ」が窺えるとしたら、その文章は、社外的な評価になり得るわけて、それはそれで正しいということになります。 また、ちょっと「おやっ」と思わせることで、文脈全体が長く記憶して貰えるかも知れません。是非、記憶に留めて貰いたいという場合、わざとそういうことをする場合もあります。 正しいとされる文章を淡々と記載することが良いと思われるのは勝手ですが、誰が決めたのか分からない、訳の分からない文法などというものに振り回されることなく、自己の感性を信じて、そこを外さない生き方、一貫性とか、統一感とか、整合性というのは、そういうことと思います。

7-samurai
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 このような深いご回答をいただけるとは思っておりませんでした(^^; ぜひ参考にさせていただきます。

noname#196137
noname#196137
回答No.2

まあ、「~させる」「凍らせる}が、標準語としては正しいでしょう。 ただし、部下が上司に指摘して直してもらうほどのことか?というところですわねえ。 「どうも方言くさい」・・・これは不適切ですよ。 日本全国の皆さんに、冷静で正しい意見を伺うための言葉としては。

7-samurai
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 その上司の作る資料では、ほかの所は気にならないのですが、「さす」の表現が頻繁に出てきており、同僚もおかしいという意見だったので、一度こちらで聞いてみました。

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.1

作家や物書きの方が書いた原稿でも、編集者や校正者がチェックして、誤った言葉遣いなどを訂正したものが活字になっているはずです。文章を書くのが職業の人でも間違いはあるのですから、まして一般の人が語法の上の誤りをおかすのは不思議ではありません。ただし、出版物であれば専門家がチェックして勝手に修正することもできますが、会社の上司と部下という立場であると、事情は異なるかもしれません。聞く耳を持たぬとか、誤りを認めたくないとか、そういう要素が入るとなると、「正しい」 か 「誤り」 かだけではどうにもならないことがあるかもしれません。 7-samurai さんのいっておられることは正しいと思います。「・・・ さす」 は古語の表現をひきずったもので、現代の標準的な書き言葉では 「・・・ させる」 を用いるはずです。いずれも使役の働きをする助動詞です。「凍らす」 と 「凍らせる」 も同じです。 口頭であれば私も 「5時頃にA君を行かすから、よろしく」 とか、「凍らす方がいいだろうね」 などと言っているかもしれません。口頭なら、文字として残りませんから。しかし他人に読ませる文を書くのであれば、少しはきちんとした標準的な書き言葉になるように意識して書くかと思います (それでもうっかりすることはありそうですが)。 社外向け資料の文章のチェックをする専門の人がいて、その人が権限を持っているというシステムになっていれば理想的でしょうけれども、そうでない場合には、なかなか思うようにはいかない場合もあるかもしれないですね。 ただし、上に書いたことはあくまでも私の 「意見」 です。

7-samurai
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 つたない質問だったのに、上司の性格まで見抜かれてしまわれましたね(^^; 言い方の問題もあったかも知れないし、基本的に人というか部下の言うことを聞かない人ですし、私自身もどっちが正しいかの明確な根拠や説得材料を持っていなかったことも原因でした。 個人的な見解とは言え、同意していただいて少しすっきりしました。

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