卵巣摘出による生き方の見失いと今後の目標について

質問

• 私は卵巣嚢腫茎捻転により卵巣を摘出し、子供を授かることができない身体になってしまった。
• 今後の目標や生き方について悩んでいる私。
• これまでの経験や自分自身の成長を通じて、新たな目標を見つけることが必要。

回答No.4

177019

６６歳男性です。私は小さい時から、将来は結婚して子供を産ませて立派な家庭を築き、良き父親になりたいと思っていました。小学５年生の時に、兄の許婚が年下の男と不倫し、それまで何の波風も立たなかった我が家が一転し、家族皆それぞれに押し黙っていました。私の一番尊敬し最愛の母も一転し鬼のような女と変貌をとげ毎日仕事から帰ってくる許婚をお納戸に入れてビンタを繰り返しました。親族会議があって許婚は遠い町の工場に住み込みで働く事が決まり、我が家を出て行きました。この最後の夜、遠洋漁業から帰って来た兄の前で母に促されて許婚は「堪忍して下さい」と頭を下げました。あの温厚な兄が「お前みたいもん出て行け！」と怒鳴って下げた許婚の頭を足で蹴り上げたのでありました。その時、許婚が罪人である事を子供ながらに感じたのでした。１８歳で自衛隊に入隊した私は自分の性に対して違和感がある事を感じていました。衛生課であった私は医官から、子供はどうして出きるかの教育を受けた時、完全に自分には精子が無いのだと実感しました。除隊したのち医科大学病院泌尿器科有名教授に手紙を出した処、外来でしかも局部麻酔で精嚢を切開して検査をする事にしました。検査結果の第一声は「何か小さい頃ショックがありましたか？例えばその現場を目撃したとか？」、完全に兄の許婚の事件が原因と知らされた。私が描いた良き父親、暖かいマイホームの夢もこの教授の言葉で消された。私は土日を利用して旅に出た、岡山で一泊してあくる朝、広島行きの電車に乗っていた。そこへ娘と母親らしき親子が乗ってきて世間話をし始めた。その時この母親が「因縁を自覚せんとねえ」との何気ない言葉に私は両手を顔に当てて号泣したのでした。「病気」とは前世から持って生まれた「業」とその業によって形成された心の状態が病気の原因になる事もあります。私達の生命には本来、自然治癒力があります。その力を手助けするために医療があります。又皆、それぞれに幸せ感は違います。こんな私でも一度は結婚し別れましたが６年前に養子をもらい、その養子に小学２年生の女の子がいます。可愛い孫です。私の仕事の関係で離れて暮らしていますが、そんな小さな幸せに満足している私です。貴方の心は病んでいると思います。あの時の私の広島行きは自殺への旅だったのです。あの言葉を聴いていなければ今の私は無かった。

お礼

ご自身のお辛い体験を打ち明けてくださり、ありがとうございます。

他人事とは思えません。

未婚のうちから子孫が残せないという喪失感は、埋めがたい辛さがあると思います。

自分に欠陥があると予めわかってしまうと、結婚どころか恋愛もしてはいけないような気持ちになってしまうし、他人に話して解決どころかすっきりする話でもなく、一人で長い間抱えていく重圧に今は耐え難いものを感じています。

回答者様がおっしゃっている、『業』もなんとなくわかります。

私は子供の頃から婦人科の病気をともない、家族関係も複雑で、暖かい家庭を築くと心に誓った矢先に子供が産めなくなる、全てが繋がっている気がします。

今は、そんな自分の宿命を抱えて生きる自信がありません。

もっと人に優しく、強くなりたいと思います。

ありがとうございます。