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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:国選弁護の費用の捻出はどういう仕組みなのですか?)
国選弁護の費用の捻出はどういう仕組みなのですか?
このQ&Aのポイント
- 国選弁護人の費用はどういう仕組みで捻出されるのでしょうか?弁護士事務所が所属する弁護士会から支出されるとしたら、その費用を集める方法は?国選弁護料が足りなくなる可能性もある。
- 国選弁護料の支払いは起訴前段階ではケースにより6~10万円くらいだが、起訴後や控訴後、上告後でも追加の費用が支払われるのか?
- 6~10万円の国選弁護料だけでは弁護士事務所の経営は可能か?不起訴釈放の場合でも仕事量は少ないが、十分な収入となるのか。
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質問者が選んだベストアンサー
国選弁護ですから、最終的に、国が出します。 各弁護士会に日弁連経由で、法務省から、 国選弁護の時、裁判所の手続き諸経費用の活動資金が預けられ、 弁護報酬は、一審判決後(もしくは不起訴処分)に一度清算されます。 控訴上告で追加は、いただけますが、微々たるものです。 ちなみに年間50億程度の予算が準備されてますが、 これは一件当たり約8万円で、一審判決まで、まかなえということです。 事実関係の争い無く、酌量で寛大な判決ねがうだけなら、いいですが、 冤罪を訴えられ、現場調査、証人さがしとかなると、赤字です。 開業まもない若手なら、事務所の家賃捻出のため、はりきりますが、 企業の顧問報酬で、毎月数十万入るベテラン先生は、敬遠して、 自分が当番表に名前乗っていて、若手に恩ぎせがましく、たらい回ししたりします。 弁護士は、 悪事働いて、御縄になるとき以外は、 国家権力に頼らず、自治を貫かなくてはいけないという原則があるので、 日弁連と各地の弁護士会という、ギルドに必ず所属します。 (弁護士会の処分で、除名されると、法曹資格あっても、仕事できません) 弁護士法人・大手法律事務所の雇われ弁護士も、給料から天引きで 月数万円の弁護士会費を払っています。 会費という上納金で、弁護士会は経営されてます。
お礼
こんにちは。 有難うございます。 2,3十年前は弁護士、医師といったら高給取りの代名詞でしたが・・・ 昨今(10年位前)は弁護士は資産家の民事・刑事での私弁でないと 国選でやっていけてるのか・・と思っていました。 お話を聞くとかなり経済的、激務で厳しい職業ですね。 当方も 逮捕後、2,3回の面会で不起訴 釈放なら黒字ですが 事件が複雑だと、赤字だと思っていました。 殺人事件なども国選でできますが、 これほどの重罪ですと、どれほどの赤字になってしまうのでしょうか・・・ 医師は7割の健康保険負担がありますが、 それに比べて、弁護士は国からの援助が少ないように思います、 これでは「一審に不服で控訴したい」と言われると弁護士側は困ってしまいますし、 正当な三審制が受けられなくなるかと・・・ むろん、50万円以上の資産がある人は国選はできませんが、 資力申告の虚偽は多数あると思います。