柳井正は忙しい、何故?金持ちなら遊べば良いのに
柳井正って居るじゃん。ユニクロの社長です。コイツはめっちゃ金持ちで、贅沢三昧で一生遊んで暮らすに十分な金を持て余しています。
その一方、コイツは人並みに忙しいそうです。月200時間労働とか。まー、結構な労働時間ですが、電通の新人に比べれば楽かも、そんな感じですかね。
ただ、柳井は何したいのでしょう?金儲けが目的とは考えにくいですよね。だって、既に金を持て余してるんだもん。仕事する時間があれば、キャビアをツマミにワイン飲んで映画見てゆっくり過ごせば良いのに。
庶民ならともかく、指折りの金持ちが面倒な労働に月200時間も費やすとは。。。
軽くても丈夫な新合成繊維の研究開発とかなら、立派な労働意欲なんですけどね。だけど、柳井の仕事とは違う気がする。
ユニクロで働く大多数の従業員は、柳井と違って必死だと思うよ。月150時間働いて20万円とか、そんな感じだったりするのでは。しかも、「本業専念」を社内規則で定めていて、副業すると懲戒だとか。
柳井の意思でユニクロがこうなってるのわけなのですが、こんなことして柳井は得するのでしょうか?ユニクロ以外の多くの企業にも共通する経営手法なのでしょうが、経営者の目的を教えて下さい。何か魂胆があるのかしら?
ユニクロには、小さい労働組合があるそうです。しかし、「ストライキするぞ!給料上げろ!」と言っても、「ストライキ?やれるもんならやってみろ」みたいな感じかしら。経営者側は、やはり強い。
柳井の経営理念は、「世界中の人々に幸せや喜びを伝える」だそうです。しかし、これは建前であり、建前なんだからキレイ事に決まっています。では、本音の経営理念は何でしょう?「安月給奴隷と自己都合退職者の人数を増やしていく」でしょうか?奴隷人数で、柳井は他社と競争しているのでしょうか?これが柳井の狙いならば、ユニクロがそうなっているのも納得です。
ってことは、格差社会の原因は、柳井みたいな経営者でしょ。柳井は金持ち、大多数の従業員は貧乏、ユニクロをこうしたのは柳井なんだもん。楽天なら三木谷、ソフトバンクなら孫、日産ならカルロスゴーン、東京都なら石原とか猪瀬とか舛添とか。こういう組織体のトップが自分の意思で、自分の裁量で、組織員の給料を低く定めているから格差が出るんです。
ユニクロの給料体系は、柳井をトップとするピラミッドになってます。だけど、柳井が心を入れ替えて、給料体系をフラットにすると、ユニクロは好印象の企業になるのかと思いました。ドーかしら?しまむらに比べてユニクロが好業績ならば、従業員全員がフラットに昇給します。ユニクロ人は皆組織人であり、全員が運命共同体、業績悪化なら減給当然。だから、チームワークでユニクロの業績を上げていくんです。楽天も同様、三木谷ピラミッドを平らにし、チーム一丸営業で売り上げて、従業員全員の給料を上げていくんです。
これだと働き者も怠け者も同じ給料ですが、柳井は怠け者を優遇したり、働き者を奴隷にしていると思う。誰を優遇して誰を冷遇するか、それは柳井の勝手な判断でしょうから。