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東電 事前に防げた事故だった?
中間的な意味合いなのかも知れませんが、東電が一応の総括として、福島原発放射能漏れ事故に対し、「事前に防げた事故だった」との見解を出したようです。何を今更ですが、ニュースを見てますと、普段見馴れない外国人の方が数名おられました。この方逹は一体誰なのでしょうか?国連か?何かから派遣され、調べに来られた方なのでしょうか?それで改めて発覚し、「事前に防げた事故だった」と言わざるを得なかったのでしょうか?
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防げたはずの事故を起こしてしまった。 それを認めるのは、一見、謙虚で勇気あることのように見えます。 原発への糾弾のようにも思えちゃいます。 でも、この結論こそ原発続行に不可欠である、ということを 推進論者も気づいてしまった、というだけのように私には思えます。 つまり、人事を尽くしても事故が不可避なら、恐ろしくて(そして経済的にも リスクを負いきれませんから)原発は稼働できないことになります。 ですから、東電としては「過去の罪」を認めてでも、「やりようで原発は安全に稼働できるのだ」 という主張の方はどうしても死守したかったのでしょう。 もしかすると、こうしたロジックを、質問者さまが注目した外国人の識者たちが 開陳した可能性はおおいにあると思います。 良くも悪くも、向こうの人たちは合目的的。その点、日本人は情緒的です。 財界は経済的な理由で原発再稼働せよと主張しています。 もし本気でそう考えるなら、財界身内意識で東電をかばうのではなく、 事故直後から、東電を締め上げてでも事故原因の究明と秘密の開示を 財界挙げて追求すべきでした。本当の事故原因が分からなければ、 再発防止の道も分からず、いつまでたっても再稼働できないからです。 「防げた事故」という後知恵・後講釈が、 つぎの想定外(の惨事)の種にならなければよいのですが。
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彼らは国際原子力発電監視委員会の人達です。 東電福島一原子力発電所5号機と6号機の電源を1~4号機の電源に接続する計画、貞観地震の実績から防潮堤を10m高にする事など当時の東電のトップ経営者が拒絶してなければ、地震や津波の被害を最小に防げ爆発事故は防げました。 と調査の結果を発表しています。
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ありがとうございます。やはり高さは相当の問題ですね。
- fict923ikayoma
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:原発事故は常に軽微な事故で大事故がおきると想定されていませんでした。老朽化した原発の解体も老朽化するまでに、方法を確立するしていましたが、研究できていませんでした。ですから防げたという意見は仮想であって、無理だと思います。使用済み核燃料棒の後始末もできないのですから、御用学者の無責任な計画です。福島産の農産物の売れ行きが顕著に落ちています。事故直後は売れていたものが、のど元過ぎれば暑さ忘れる。関西のスーパーには全く置いてないそうです。すべてがこれから始まろうとしています。
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ありがとうございます。そうかも知れませんね。何一つ片付いていません。
- OKW911
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>東電 事前に防げた事故だった? 回答: 事故は天災でなく人災である(2年前から指摘している)、故に事前に備えをしていれば「防げた事故」であった。 ** 事故の原因はI義的には未曾有の大災害ではあるが、「想定外で有った」と言えず、十分に予測される範囲で有りその対策を怠った事が、結果として大事故に繋がった。 第2に地震、津波による外部電源遮断に対する、対処に過誤があった、其の1、東電本社と福一所長 その2、首相官邸と原子力保安院 これらのスタッフが沈着冷静に対応していれば、これ程の「放射能拡散に依る汚染事故」は、十分防げたはずである。 ** 何故、菅直人総理と官邸、東電会長、社長、福一所長らは、人災事故、放射線拡散汚染の危険性を十分認識して居りながら、何故それを躊躇し、緊急処置を施す為の決断をせず、徒に時間を浪費し続けたのか? 答えは明白である。 「廃炉」を恐れたからである。 初期の段階で思い切って「海水を注入し」早期に冷却を開始していれば、放射能拡散事故は極僅かな周辺部だけで済んだ筈である。 ** 「思い切って廃炉を決断しなかった」・・・全ての判断ミスはこの一点に有る。 ** 「国会事故調査委員会」は既に同じ事をキチンと指摘している筈である。 ** 当初一貫して「事故は不可抗力、想定外」として、当事者の判断ミスを否定し続けて置きながら、今頃に成って180度 意見を変えるのは、「原発再開」を強行する為の詭弁に他ならない。東電はウソの上に再びウソを塗り固めようとしている。 ** 国と東電は何故素直に過去の非を認め、当時の責任者らに詰め腹を切らせ、「原発再稼働」が最良の国益である事を国民に十分に説明する努力をしないのであるか?何故姑息な責任逃ればかりするのか?国民は国と東電のその姑息な言い逃れと、ごり押しの「原発再稼働」強行に対して腹を立て、怒っているのだ。 再び言う! 福一事故は「人災」であり、「防げた」人災で有ったと。 以上
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おはようございます。ありがとうございます。先程も偶然見つけ、読んでいましたが、電事連とやらに18億円もの金を注ぎ込むつもりでいたようです。ナメてますよ、この会社。
- pusai
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> 「事前に防げた事故だった」と言わざるを得なかったのでしょうか? 他の人とは違う視点で、「何故言わざる得なかったか」に注目した回答です。 もし「事前に対策して防げるような事故ではない」と発表した場合を考えて見ましょう 「事前に対策して防げるような事故ではない」 →「いくら対策しても再度事故が再発する危険がある」 →「原発再稼動は絶対許されない」 という3段論法になるでしょう 一方「事前に防げた事故だった」と発表した場合、 「事前に防げた事故だった」 →「対策さえシッカリしておけば事故の再発の危険はない」 →「原発を再稼動しても大丈夫」 という3段論法となります さて「何故言わざる得なかったか」は見えてきましたでしょうか?
お礼
ありがとうございます。なるほど!納得できる見解ですよね。確かにこのままですと閉鎖に追い込まれても、文句一つ言えませんよね。コントロール不能なんですから。リスクを負っても言わざるを得なかった
No.6です。 チョット説明が足りなかったので、補足します。 こんなに狭い日本では、これぐらいの事故はあらかじめ「想定」して、被害を最小限にする事が必要であって、「無事故か、大事故か」の二者択一かのような論議しかできない時点で、誤っている。 未だに「原発は絶対に安心・安全にできる」と思っている、数多くの「反原発派」がいることに「驚き」。
お礼
ありがとうございます。
過去の事で「未然に防げた」などと言ったところでどうしようも無い。 一番の問題は「事故後の対処」である。 「想定外」を連発し、それでも「対処は何も間違えてなかった」。 それで、何とかなったのならば信用しても、どうにもならなかったのに信用しろとは、どう考えても「無理」。
お礼
ありがとうございます。基本が間違ってるんですよね。
- kamobedanjoh
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♯1~4の皆さん,揃って『防げるはずの事故だつた』のお立場。 私もその一人です。 「やるべきことをやらないで,大事故が起きてもやむを得ない」 この考えを法律的には『未必の故意』と言うそうです。 その意味では,政府も東電も,原発を推進してきた自公政権も,同罪と断じざるを得ません。 NHKスペシャルなどでは,アメリカでも,イギリス・フランス・ドイツの各国でも,非常に厳しい安全対策がとられ,規制委員会的な組織は政府からも独立して非常に強い権限が与えられているとか。それだけに,原発企業自体が安全には強く配慮しているようです。 東電の内部調査中間発表に,外国人技術者を参加させざるを得なかったのも,「無責任批判」の国民の声に応えざるを得なかった為でしょう。 『行け行けドンドン・アベノミクス』には,原発問題も含めて,不安が一杯です。 東電は,再稼働したければ『万全の対策実施後に』と宣言すべきです。 『活断層ではない』と言い張っているようでは,信頼出来ません。 立地調査した専門家の多くが,東電から金を受け取っています。
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ありがとうございます。犯罪者ですよね。
原子力改革監視委員会のデール・クライン委員長でしょうか? http://www.nrmc.jp/member/1.html あと、バーバラ・ジャッジさんと言う英国の女性の方も委員になってます。 NHKのニュースソース http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130329/k10013537881000.html この人たちは、基本的には東電が呼んだ人なので、原発廃止派ではありませんが、東電関係者よりは、さすがに踏み込んだ発言をしているなあと思います。 今、東電は、「福島の原発事故は、天災でどうしようもなかった。東電に過失はなかった。」と主張する一方で、「今後は、原発は安全で、事前に事故を防ぐことができるので再稼働したい。」と主張しており、ところがその裏側では「でも、安全基準は国が作って、国の言う基準に合致していれば、東電は、事故が起こっても免責させてもらいます。」と言う約束を国と交わそうとしています。 このよじれたロジックを整理して、「原発事故は防げるのか?→防げるのなら東電が事故に対しては全責任を持つ。防げないのなら、今後原発は稼働させない。」と言う筋の通った方針を打ち出してほしいですね。
- mekuriya
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津波に依る電源喪失の可能性は何年も前から福島県議会で共産党県議団から指摘されていました。私も何度も同じ回答をして「何を今更」の気分ですが。
- ks5518
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ニュースソースを見ていないので、詳しい事は分かりませんが、、、 おそらく、アメリカの原子力発電技術者でしょう。 日本においても、共産党の吉井英勝議員は、スマトラ沖の地震と津波から、過去日本で起きた原子力事故を想定し、国会で幾度となく質疑をしていますが、当時の原子力保安委員は、“事故は起きない‼”と言い続けてきました。 東京電力に関しても、耐震性上の危険性の指摘をされていながら、東海・福島第二は改修したものの、福島第一については放置していました。さらに、福島第一の現地スタッフは、今回起きた全電源喪失によるメルトダウンは想定しておらず、当然、緊急時の訓練もされていませんでした。ですから、当初の事故対応は、何の準備も無いまま、不測の事態に追い回され、結果的に対応が出来ず、未曾有の事故となったのです。 さらに、福島第一の原子炉建屋は、建設費を抑えるという意図で、地表面を削り海面に対して低い位置に建設しました。宮城県の女川原発などは、海面から高い位置に建設されていますが、それでも津波により被害を受けています。しかし、こちらは外部電源から電力供給がなされたため、事故には至らなかったのです。 付け加えて、大規模地震の起きる可能性は、宮城県沖で90%以上という数字が、事前に示されていましたし、過去の津波の規模も分かっていたのも事実です。それに、震災前日にも数回の地震は起きているのです。
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お礼
ありがとうございます。なるほど。当方の読みなどまったく深くは無かったのですが、お聞きするにつれ、なるほどと思います。当初は今のようなやり方で、通ると思っていた事が、風向きが怪しくなり、いっそ認めた上ならどうか?と言う事でしょうね。ありがとうございました。引っ掛かるとこでした。