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中国共産党の正当性について

中国は、中国共産党の一党独裁支配体制です。 中国共産党の支配の根拠は、日本軍を撃退したことになっています。 でも、本当は、日本軍が戦った相手は、国民党軍です。 スターリンの戦略で、日本軍と国民党軍を戦わせ、両方を疲弊させて、中国共産党は、漁夫の利を得たわけです。 戦後も、毛沢東が、訪中した日本の政治家に、「日本のおかげで、国民党に勝てた」と感謝しています。 日本軍を撃退したのが、国民党で、中国共産党でないとしたら、現在の中国共産党の支配の正統性は、失われます。 日本軍を撃退したのは、中国共産党でなく、国民党だということが、中国人民に広まった場合、中国は、崩壊するでしょうか?

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  • m-twingo
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回答No.2

>日本軍を撃退したのが、国民党で、中国共産党でないとしたら、現在の中国共産党の支配の正統性は、失われます。 >日本軍を撃退したのは、中国共産党でなく、国民党だということが、中国人民に広まった場合、中国は、崩壊するでしょうか? なんで? 日中戦争中に日本軍と直接対峙したのが国民党軍だったなんてのは中国国民もみんな知ってますよ。 でも、その国民党を国共内戦で中国本土から駆逐したのは今の中国共産党だってのもみんな知ってます。 それこそ天安門事件だって知っている。実際私は会社の同僚に「天安門事件を知っているか?」と聞いたら殆どの人が「知ってる」と言ってましたから。ただ、それ以上のことは話したがりません。やはり政治的な話はタブーになっているからです。 だから、そんなことで中華人民共和国が崩壊するなってことはありまえませんよ。 もし現在の中国共産党政権が崩壊するとしたら、今の中国バブルがはじけて経済格差が今よりもさらに広がり、裸官が国外逃亡をはじめたらでしょうね。 ちなみに私は今上海に住んでますが、こちらのテレビでは毎晩抗日ドラマをやってますよ。 まぁはっきり言って内容的には笑ってしまうような内容ですが。(なぜか日本陸軍に女の将校がいて、軍服を着て前線で部隊を指揮してる。狙撃兵はなぜか全員将校。将校は全員冬衣なのに兵は全員夏衣など) 感覚的に言ったら60年代くらいにアメリカで盛んに作られた戦争映画みたいに勧善懲悪的な低レベルの物(アメリカ軍=正義の味方。ドイツ軍=悪の枢軸みたいな物)ばかりです。で、それに出てくる中国側は国民党の兵士や軍人ばかりなんですよ。つまり、日本と戦ったのは国民党、その後共産党が中国の政権を受け継いだと都合よく解釈しているのだと思います。

mt53s6e
質問者

お礼

ありがとうございました。 中国共産党の正当性は、国民党を破ったことなんですね?

その他の回答 (3)

  • mekuriya
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回答No.4

中国人民は中国共産党の抗日神話など元々信じていない。信じている振りをするのが好都合だからそうしているだけです。 これでも戦前の中華民国時代よりははるかにましなのです。中華民国とは名ばかりで軍閥が割拠し、政府が乱立し、土匪、匪賊、馬賊、山賊が蔓延る無法地帯で農民は途端の苦しみを味わった。蒋介石は国民党軍に応募すれば今までの罪は許されると声明して土匪、匪賊、馬賊、山賊を集めた。それが国民党軍です。しかし集めたところで所詮は土匪、匪賊、馬賊、山賊ですからチンピラばかりですから、農民から略奪することだけ熱心だった。 現代の中国人民は、そういう時代に戻りたくないから中国共産党の抗日神話を信じている振りをしているのです。

mt53s6e
質問者

お礼

そうだったんですか?

  • sayuliy
  • ベストアンサー率16% (207/1282)
回答No.3

こんにちは。 元々正当性はありません。 共産党が崩壊しても中国は崩壊しません。

mt53s6e
質問者

お礼

すると、国民を暴力で支配しているわけですね? 思想は、関係ないとしたら。

  • lions-123
  • ベストアンサー率41% (4360/10497)
回答No.1

>中国共産党の正当性について 日本軍を撃退したのが、国民党で、中国共産党でないとしたら、現在の中国共産党の支配の正統性は、失われます。 日本軍を撃退したのは、中国共産党でなく、国民党だということが、中国人民に広まった場合、中国は、崩壊するでしょうか?      ↓ 1924年~1927年 第一次国共合作 1937年~1945年 第二次国共合作  で国民党+共産党が双方の打算と疑心暗鬼も含め、内紛や抗争をしながらも抗日統一戦線を展開していた。 当初は国民党の優勢(軍事力や実効支配地域)なものが、戦争の継続中に国民党や地主の汚職構造や金権腐敗、下層国民や農民への差別弾圧もあって、急速に農民、商工業者の反発を招いた。 さらに、長征以降に地方・農村部から、ロシアの支援も含め共産党の勢力が強まり、共通の敵である日本の敗戦により、中国国内での支配を巡り国共内戦を経て国民党の敗走が続きアメリカの支援も限界となり、台湾に亡命逃亡し国民党政府:中華民国を設立し、大陸反攻を目指すが、徐々に中国大陸での共産国家の成立と発展により、国際社会の中での発言力も主導権を握られ現在に至る。 正統性の定義は難しいが、国家や王朝の政党背が勝者によって浮くられる事からも→抗日戦線の主役や戦勝国が共産党だけではないが、その後に国共内戦に勝利し様々な苦難と危機を乗り越えて中華人民共和国として存在、国連の常任理事国と成っているのは事実である。 また、多くの共産党員並びにシンパが築いた国であり、民族・思想・宗教・格差等による不満はあっても、政権の正統性(日本軍を撃退して解放した)だけで、GDP世界第2位の国力・政治は1党独裁、経済は市場経済という独自システムの中で発達してきた現在の暮らしや生活基盤を崩壊させるまでのエネルギーは起こらないと思います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%85%B1%E5%90%88%E4%BD%9C

mt53s6e
質問者

お礼

確かに、そうですね。

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