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コイルばねのねじりモーメント

コイルばねのねじりモーメント(トルク)の導出の手順を教えていただきたく思います。 コイルばねは半径Rで、圧縮荷重Wを受けています。 手元の資料にはどれを見てもトルクT=WRと書いてありますが、 自分で試しに計算してみるとT=WR/2になってしまい困っています。 自分で行った計算の手順は以下の通りです。 T=GθIp (Gは横弾性係数、θは比ねじれ角、Ipは断面2次極モーメント) ここでG=τ/γ(τはせん断応力、γはせん断ひずみ)、またγ=Rθより、 T=τIp/R を得ました。 τ=W/πR^2 Ip=(π/2)*R^4 より、 T=WR/2 T=WRを導く正しい手順、あるいは私の行った手順の誤りについて ご教示いただければ幸いです。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

回答No.1

こんばんは。 これは、絵がないと、なかなか問題が理解されないでしょうね。 で、回答ですが、 γ=Rθ がおかしいです。γ=2Rθ のはずです。 Wが着力している位置がRの位置とすると、それを捻りで受けている「断面」はーRの位置にあるからです。なので、比ねじり角;θは原点からと考えてはいけない。 これが、係数”1/2”が後々まで計算に残ってしまっている原因でしょう。

logspike
質問者

お礼

お礼が遅くなり申し訳ありません。 質問に不備がありましたことはご指摘の通りです。たまたま手元の資料が皆同じ図、記号を使っていたため、これが標準なのだと思い込んで詳細を省いてしまいました。すみません。適当な図をリンクできないかと探しているのですが、今のところまだ見つかっていません。 そんな中で回答頂き、たいへん助かりました。 比ねじれ角の考え方に誤りがあったのですね。確かに原点からの変位しか考えていませんでした。 そこまでは理解できたのですが、単純にγ=2Rθを代入してもT=WRにならず、むしろT=WR/4とより小さくなってしまいました。 勉強不足ですみません。もう少し考えてみます。 丁寧に回答頂き、ありがとうございました。

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