天皇「制度」？

質問

よく、天皇制度反対!!なんて言うのを、目にしますが、

皇室は　「制度」でできたものではないと思うのですが、、、。

天皇制度、、、って　呼び方、変じゃないでしょうか？

皇室に、たいして反対意見の方が、わざと　「制度」という呼び方をしてるだけの

ような気がします。

「制度」という、呼び方をすれば、制度なら改革できる、、みたいに

イメージの操作をしてるのかな？　と私は思ってますが？

回答No.3

key00001

そもそも余り「天皇制度」とは言わないんじゃないですか？
どちらかと言うと「皇室制度」の方が一般的でしょう。

「天皇制」と、「天皇制度（皇室制度）」とか「象徴天皇制」は違いますよ。
正反対に近いと言っても良いです。

天皇制は、No.1回答者さんの言う通りで、そもそもは共産党用語で、その由来はマスクス主義者が打倒すべき「君主制」から作られた造語です。
従い「天皇制」の場合は、ほぼ漏れなく「廃止」や「批判」と続くと考えれば良いです。

違う言い方をしますと、日本は国民主権の憲法であるにも関わらず、天皇が存在すれば「（立憲）君主制」であり、「天皇（制）は廃止すべきである」と言う理屈です。

一方の「天皇制度（皇室制度）」と言う言い方は、国民主権の現行憲法下でも、「天皇は民主主義的に作られた制度」であり、容認されると言う立場になります。

確かに質問文の通り「制度なら改革できる」で、着眼点は非常にするどいです。

しかし「天皇制」を「制度」とするのは、「制度だから容認される」「制度だから民主的」「制度だから問題は無い」と言う、天皇賛成派・擁護派の考え方ですよ。

また、実際には「天皇制度反対!!なんて言うのを、目にし」ないと思いますよ。
サヨクがそんな横断幕を書いてたら、ちょっとバカっぽいです。
制度であれば、制定される前なら「反対！」ですが、制定されているモノは、今更「反対！」しても無意味で、「改正！」「廃止！」と言うべきですから。

それと「天皇制度」とも言いますが、「天皇制」を類推するせいか、賛成派・擁護派は、普段は主に「皇室制度」を使う様に思います。
「天皇制度」と言うのは、どちらかと言うと憲法学者などじゃないでしょうか？

「天皇制度」を更に進めた考え方が「象徴天皇制」と言って良いかと思います。
我が国は、いわゆる「立憲君主制」では無く、日本独自の「象徴天皇制である」と言うものです。
現在の憲法下でも象徴天皇（形式君主）の存在は、何ら問題は無いとする考え方です。

お礼

回答　ありがとうございました。

お礼が遅くなりました。

key00001さんの解説　勉強になりました、

[
象徴天皇制、日本独自のものですよね、たしかに。

ありがとうございました。