- ベストアンサー
これからの天皇制度
生前退位が時の問題となっています。 まぁ今上陛下のご苦労は分かります。 天皇制というのを廃止するのは反対ではないが賛成はしない。 国家という形態からは存続させていくのだろう。 まぁ一条もよくいっている、”日本国と日本国民統合の象徴”とは。 これは必要でしょう。統治の権能はなくても国事行為や国賓等の接遇は必要でしょう。 ではこれから天皇制ってどうあるべきなのだろう。 http://digital.asahi.com/articles/DA3S12606481.html?rm=150 皆さんのご意見を承りたい。よろしくお願い致します。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「天皇制」という言葉は戦中に日本共産党の理論家、神山茂夫が「天皇制に関する理論的諸問題」で、初めて使ったもので、それ以前に、「天皇制」という言葉はありません。 天皇がいるから、「天皇制」ではないのです。 天皇がいることと「天皇制」は別です、それを混同しないように。 神山茂夫が「天皇制」と言った時、その意味するものは「明治憲法」の体制を指していったものです。 天皇を頂点とする、家父長制と、大地主制度、そして天皇を「現人神」とする天皇制国家観を、家族的国家観を、指していったものです。 しかし、戦後、家父長制は明治憲法に代わって日本国憲法になると否定され、大地主制度と小作制度も否定され、天皇も「現人神」から人間宣言されると、天皇制国家観・家族国家観は否定されるに至りました。 そして現在は天皇がいるだけです。 戦前のような「天皇制」は存在しません。 まあ、戦前の教育を受けた年寄りには、まだその「天皇制」に対するノスタルジアとか、洗脳が残っているかもしれませんが、若い人たちには、その種の「信仰」はありません。 天皇が「象徴」であるのは、今に始まったものではなく、古代を除けば、何ら政治的実権を有せず、「飾り」に過ぎなかった。 今でも、天皇は国家にとっての、「飾り」です。 なんで日本国民は天皇を必要とするのか、それは謎で、不可解ですが、太平洋戦争の終戦に当たって、天皇の一言で、それが出来たことを思うと、いざという時のために温存しておくことは、意味がないとも言えません。 私個人としては200億円もの税金を費やしても、天皇家を存続させることに、それほどの意味はないから、廃止すればいいと思っていますが、でも、200億円で済めば安いものだという見解もあると思います。
その他の回答 (2)
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
能や歌舞伎のように、伝統を公的に保護している例は いくらでもある。(宗教法人は非課税だし) 天皇も実は、神道に基づく祭祀を連日行っている。 そうした宗教行事や外国からの賓客の接待の業務委託 として報酬を算定すれば、伝統行事の保存としての 天皇制を維持するぐらいの予算にはなる。
お礼
ありがとうございました。 仰せの通りですね。 それでこれからの天皇、象徴のあり方について考えているのです。 権威の源泉ということになりますかね。 それは今上陛下は意識が薄弱ですね、なにかとても身近ですものね。 ある機関に在職していた時、お迎えとお送りの職員の役でしたが、まぁ権威ではない。でも独特の雰囲気ですね。 御気を使われていますので、気の毒です。
- kurinal
- ベストアンサー率10% (128/1195)
krya1998様、こんにちは。 とりあえず 「君臨すれども、統治せず」、ですよね?
お礼
第1条 大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス 第2条 皇位ハ皇室典範ノ定ムル所ニ依リ皇男子孫之ヲ継承ス 第4条 天皇ハ国ノ元首ニシテ統治権ヲ総攬シ此ノ憲法ノ条規ニ依リ之ヲ行フ と定める大日本帝国憲法も、原則的には「天皇は君臨すれども統治せず」でしたね。 二二六事件や終戦の時などを除いて。 昭和天皇も立憲制を重んじ、絶対王政は埒外でしたからね。 「天皇は君臨すれども統治せず」 権威の源泉ということになりますかね。 それは今上陛下は意識が薄弱ですね、なにかとても身近ですものね。 ある機関に在職していた時、お迎えとお送りの職員の役でしたがまぁ権威ではない。 でも独特の雰囲気ですね。御気を使われていますので、気の毒です。 まぁもうご苦労様っていいたい。でもこれからの方の時代はどうあるべきかなと、一国民として考えているんです。
お礼
ありがとうございました。 仰せの通りですね。 それでこれからの天皇、象徴のあり方について考えているのです。 権威の源泉ということになりますかね。 それは今上陛下は意識が薄弱ですね、なにかとても身近ですものね。 ある機関に在職していた時、お迎えとお送りの職員の役でしたが、まぁ権威ではない。でも独特の雰囲気ですね。 御気を使われていますので、気の毒です。