共感というのが良く分からない。

質問

共感と相手について考えるということの区別が良く分かりません。
人に解説してもらったことがあるのですが、難解であったため私には理解できません。
どうも私の場合、相手の立場などを理解することが共感だと思っていたのですが、それは考えだと言われました。

例えば津波に襲われたら溺死するので怖かったろうなあというのは共感ではなくて思考なのでしょうか？

こういうのはどうしたらいいでしょうか。

回答No.6

kanakyu- · ベストアンサー

＃３です。

＞これって要するに頭を使った思考の結果ということではありませんか。

思考プラス、相手への本物の思いやりがないと、共感として伝わらないかもしれないな、と思います。
状況や立場から来る論理的結論をすっとばしてでも、相手への思いやりが先に出ると、相手に届きやすいと私は思いますよ。

私の体験からは、私のために、何と言っていいかも分からないけれど、泣いてくれた、そういう人もいました。
私の気持ちに背中を押してくれ、その状況では無理もない、と言ってくれた人もいましたが、
なによりもそう言ってあげたいという相手のまごころから来るやさしさに感動しました。

共感する事になれない人は、最初は自分を訓練しないとできないと思うので、そういう意味では思考力をとても使うと思います。
慣れてしまうと、ほぼ条件反射になると思います。

＞例えば津波に襲われたら溺死するので怖かったろうなあというのは共感ではなくて思考なのでしょうか？

その動機しだいですね。
あと相手にきちんと思いやりの部分を伝える事です。

その想像があなたの相手への思いやりと共に示されるなら、共感と思います。
例：怖かったろうなあ。想像するだけで泣けてきそうだ。亡くなった方には心から冥福を祈ってます。

その想像があなたの論理的結論でしかなく、相手への思いやりが示されないなら、
それを相手が共感として感じられるか、感じられないかは、場合によります。
例：怖かったろうなあ。　（オレじゃなくてよかった。　オレは関係ない。）

怖かったろうなあ。だけでは、その真意が伝わりきらないときもありますから、
あと一歩踏み込んで思いやりとして示すことで共感として伝わりやすいと思います。

仏頂面でフラットな声で言われると、逆に怖いこともあります。その真意がわからなくて。

お礼

ありがとうございます。

ん？やっぱり難しい話になりますね。
相手への思いやりってやっぱり思考の事ですよね。相手のことを考えるから、何々が辛いとか分かるわけで。

慣れていないから思考力を使う・・・そうなんですか。
私は思考力を使うことが共感だとずっと思っていて相手のことをより深く考えられるようになることを、心が豊かになったんだと思っていました。
でも相手のことを考えるのにも結構訓練してきたと思います。

津波の例は動機なんですか。動機って感情じゃなくて思考の事ですよね。
でも思いやりって感情なんでしょうか。なにか思考のような気がします。

んー。私はやはり頭があまり良くないのか・・。

回答No.7

beck_ham

＞例えば津波に襲われたら溺死するので怖かったろうなあ
　というのは共感ではなくて思考なのでしょうか？

共感でも、思考でもなく、「同情」だと思います。
上記の場合は、津波の被害者の心情を推察した結果の
感情ですので「同情」となると思います。

共感とは、物事に対する他者の考え方や気持ちが、自分の
それと同じ場合に感じる感覚のことだと思います。
この場合、その感覚は推察からくるものではなく、明確に
同じものだと認識したことからくる感覚ですので、相手と
同じ経験をしたことがある、もしくは近い経験をしたことが
ある場合に、感じることがあるでしょう。

お礼

ありがとうございます。

やっぱり分からなくなりました。似ていても細部は異なるんですね。

回答No.5

tiltilmitil

「言いたいことはわかるが、やはりそれには賛成できない」というのなら「理解」していても「共感」はしていないということでは。相反するものじゃなくて、種類から違うもの。理解した上で共感するものもあり、理解しても共感できないものもあり、理解も共感も出来ないものもあり。理解できないけど共感する、っていうのは最近の放射能に対する恐怖みたいなものかな。

お礼

ありがとうございます。

共感って言い換えれば納得ということでしょうか。思考した上で意見が賛成であればそれが共感。
理解できないけど共感するというのがどういう状況かよく分かりません。放射能に対する恐怖ってある程度理解して思考しているからに思えます。

回答No.4

papanda26

思考も共感だと思います。ド素人の一意見ですが…
相手の状況を思いやって、理解しようとすることは共感でしょう。

自分だったら違うように考えると思う事でも、でもこの人はこういう人だからきっと、こう考えて辛くなっちゃったんだろうな…と思いやり、辛いよねと寄り添うことは共感でしょう。

でも、共感ってこれだけじゃないと思うんです。
よく女の子（だけじゃないけど）が、もらい泣きしたり、自分と関係ないことで怒ったりしますよね。
そういう、相手の感情をまるで自分の感情かのように重ねて感じることも共感なんだと思います。
色々考える前に、勝手に涙が出てきたり、自分が辛い思いをした訳じゃないのに辛くなったり。
そういう相手と自分を同じに感じる能力は女子にしかないそうです。男子は小さい頃に教えられたり、思考として意識しないと身につかないとか。
（私は女子ですが身についてない気がする…もらい泣きしたことない…汗）

感情に思考（無意識を含む）が伴わないことなんてないと思ってるので、共感も思考だと思います。
反射神経の問題じゃないですかね。

例えば、事故で大切な人を失った人に対して、
「急なことですぐには受け入れられないだろう…辛くて身が裂かれる思いだろう」という思考型の共感をする人もいれば
何も考えずとも、その人の状況を目にした耳にしただけで身が裂かれる思いになって涙が出るという感情型の共感をする人もいるでしょう。
でも、感情型の共感も無意識なだけで「私ならそんな状況耐えられない！可哀想！」と思考してるはずです。スピードが早いだけ。

質問者さんの場合、今から感情型の共感力を身につける事は難しいかもですが
それで「どうしたらいいか」なんて悩まなくていいと思いますよ。
思考型の共感も立派な共感で、十分に人を癒す能力として使えます。

お礼

ありがとうございます。

相手のことを思って自然に涙が出る、-例えば虐待に関する話などを読んだとき-というのは思考による現象だと思っています。
だから思考と共感が同じようなものだと言うのはなんとなく分かりやすい説明だと思います。

回答No.3

kanakyu-

相手の気持ちや立場を想像できる能力は、共感力には大変重要ですよ。
それだけでも相手にはずいぶん助けにはなると思います。
「辛かったでしょうね」「怖かったでしょうね」と。

さらに一歩踏み込んで、
実際の相手の感情を否定しないで、認める事で、しっかり排出させてあげる事が共感です。

人は辛い時、ネガティブな感情の排出を求めます。

「そんなふうに感じてはいけない」と言われて、我慢してしまうとき、
ひとはなかなか、立ち直れません。

逆に、「あなたがそう感じるのも無理はないよ」と、排出をお手伝いしてもらった時、
ネガティブな感情はより早く排出されます。

感情は本来、自然な物です。
共感により得られる物は、自然治癒力を高めるようなものだと思います。

ネガティブな感情を抱え込んでいる本人も、早い所そこから自由になりたいのですが、
排出なしに抑圧してしまうと、逆に治りが遅くなります。

「あなたの感情は自然な物です」　という感情への承認が、共感の中心にあると思います。

あなた自身が同じ立場に立ったら相手と同じように感じるかどうか、
相手の感情に賛成・反対するかは別に、相手の感情を排出するお手伝いができます。

カウンセラーさんは共感する事によって第三者の立場からお手伝いをしています。
精神的な問題の多くは、ネガティブな感情の抑圧からきているので、
ネガティブな感情の抑圧をほどくサポートは、カウンセラーさんの大事な仕事です。

似ていますが、同情とびみょうに違う点もあります。

同情心は、あなた個人の感情がもっと前に出ていて、相手への感情移入が入っています。
あなた自身がその立場に立ったら同じように感じるなど、相手の感情に「賛成」する、相手の「味方になる」場合です。

参考URL：

http://profile.allabout.co.jp/w/c-53444/

お礼

ありがとうございます。

>実際の相手の感情を否定しないで、認める事で、しっかり排出させてあげる事が共感です。

これって要するに頭を使った思考の結果ということではありませんか。

補足

オールアバウトを読んでみたのですが、
これって相手の感情を論理で考えた結果であり

「共感」を「相手のことを考える」に置き換えてもそのまま文章が通るように思えます。

回答No.2

dondoko4

共に感動する。
感情を揺さぶられる心は思考とは全く違う。感じるところが違う。いい悪いも含めて。

＞例えば津波に襲われたら溺死するので怖かったろうなあというのは共感ではなくて思考なのでしょうか
それは、同情による推測。だろうなあということは体験していない人の言い分。痛みの分かる人が感じるもの。

お礼

ありがとうございます。

うーん。友人も似たことを言っていたのですが残念ながら良く分かりません。
一般的に共感って小説や映画など、まず思考が重要なのものに使われることが多いような気がします。
頭で考えるから感情が揺さぶられると思っているのですが。

一方「この花綺麗だね」「そうだね」は思考の結果では無いので共感なのでしょうか。

回答No.1

netenjin

個人的な考えですが・・・・

共感するってのは、自分にも同じか似たような実体験
が過去にあって初めてできる事だと思います。
質問文の例の場合、恐怖を「共感」できる人は実際過去に
津波に襲われた事があるとか、海でおぼれて危険な目に
合った事がある場合に限るのかと。

実体験が無い場合は、相手の立場に立って「想像」するに
留まりますので、共感とは言えないでしょう。
質問文の言葉をそのまま使えば、「思考」って事になります。

お礼

ありがとうございます。

実体験の事を共感と言うのでしょうか。でも実体験の場合でも何かしら「何故危険なのか」という思考が根底にある気がします。