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ジャガーのネコアシ

ジャガーの足周りのしなやかさを、ネコ(猫)アシ(足・脚)と表現する例を良く見かけます。 生産国であるイギリスや主要マーケットであるアメリカでも ネコアシと言うのでしょうか。 また、英語でネコアシは何という語があてはまるのでしょうか? 英語のサイトをいろいろ見てみたのですが、 見つけることができませんでした。 ひょっとしたら、日本の自動車評論家が言い出したのではないかという気がしています。

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  • LB05
  • ベストアンサー率52% (593/1121)
回答No.5

 ジャガーを『ネコ足』と評するのは、古いモデル(専らXJ系)ですね。 ※御指摘通り、『ネコ足』と言ったらフランス車よりもジャガーですよね。  昔のジャガーを御存知無いヒトは聞いたことがないでしょうが・・・XJ時代のジャガーのサスペンション・チューニングは、タップリとしたストロークでゆっくり動き、BMWなどいうに及ばずメルセデスよりも優れていたと思いますね。 ※元々、'60年代に入ってからの英車では、ロータス社が先鞭を付けた『ソフトなばねと強力なダンパの組み合わせ』という、しなやかにタップリ動くサスペンションチューニングが流行りました。  どのくらいソフトだったか?と言うと・・・ちょっと数字の話をしましょうか。  自動車のばねを決定する要素の一つに、『ばね上共振周波数』というモノがあります。計算方法の説明は面倒くさいのでハショりますが、この時代のロータスやジャガーのばね上共振周波数は前後ともおよそ1.2Hz台、これは'50年代の『ブヨブヨでグラグラの』巨大なアメ車に匹敵するほどの柔らかさです。  このタルタルのばねに、特に伸び側が強力なダンパを組み合わせたのが、当時の高級英車のサスチューンの傾向でした。 ※そんな英車達の中でも、特にジャガーが『ネコ足』と言われたのは、ネコ科の動物が日向でうずくまっている様な優雅なデザインが多かったジャガー各車(XJの前のXKシリーズのデザインは特に顕著)が、もともと英国で『Big Cat』と呼ばれていたことに由来している様です。Big Catのしなやかな足=ネコ足、ということなんでしょう。 ※さて英語ですが・・・北米はよく判りませんが、少なくとも英国ではネコ足と呼ばれていた様です。  当時の英国の雑誌の記事に、『cats suspension』『cat legs』という記述がありました。これ、まさに『ネコ足』ですね。 ※さてついでに、フランス車のネコ足について。  最初にフランス車をネコ足と言ったのはCGではないかと思いますが・・・英車全盛の時代のフランス車のサスは、それほど優れていたという印象はありませんねぇ。シートは他国のクルマでは到底考えられない、すごい作りでしたが。(ワタシ個人としては、ドイツ車のシート=つまりレカロ製シートよりこの時代のフランス車のシートの方が優れていた、とさえ思います。)  それより、日本に於けるフランス車のネコ足の由来は、シトロエンかな?と言う気がします。  シトロエンのDS、SMなど往年の『ハイドロ』シリーズは、サスに金属ばねを持たず、エンジンを止めると油圧が下がり文字通り『シャコタン』になります。で、次にエンジンをかけるとサスの油圧が立ち上がって車高が戻るんですが、この戻りの速度に前後サスで微妙なズレがあり、まるでうずくまっていたネコが『伸び』をする様に見えます。  この動きを指して『ネコのよう』と雑誌などに書かれました。評論家がこぞって『往年のフランス車=ネコ足』などと言い出したのは、これより後だった様な気がします。(プジョーの初代205が出た当時は、サスが意外にしっかりしていて左右の荷重移動が速く、良い意味で『ネコ足』とはちょっと違うな、という印象を持ちましたが、しかし評論家連中に言わせると『ネコ足』とか。それなら、当時既に型遅れとなっていた古いルノー5=サンクの方が、モッサリとロールしてよっぽどネコ足っぽかったと思いますが。ヒョーロン家の評論にも、流行があるのかもしれませんねぇ、ってか、ヒョーロン家どもが正しく評論出来ているのかどうか判りませんが。)

airbus380
質問者

お礼

LB05 さんこんばんは ジャガー自体が電子制御サスペンションにcats(Computer Active Technology Suspension)と 名づけるものですから、英語サイトを検索しても こちらのcatsばかりがヒットしていて目的のものが探せずにいました。 仰る通り、1960年代の後半あたりから 英語圏でもネコアシに相当する表現を用いている事が確認できました。 有難うございます。大変参考になりました。

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その他の回答 (4)

  • yotani0425
  • ベストアンサー率30% (1185/3898)
回答No.4

No2です。「お礼」拝見いたしました。webCGもお調べになったのですね、 言葉尻云々かもしれませんが、徳大寺さんのことば、「俗に「ネコ足」と呼ぶようになったのだが・・」の部分ですが、これは「初代XJで、(俺たちが、)今俗にいわれている「ネコ足」と(俺たちが)呼ぶようになったのだが・・・」ともとれるような気はするのですが・・。 確かに推測の限りではありますが、当時(もう30年ちょっと前ですか)のCGの記事ではXJ6の足回りは絶賛でして、確かに「ひたひたと凸凹をいなす「ネコ足のよう」」との表現があったような記憶はあります(うろ覚えではありますが)。 ただ、当時の大事な車のインプレッションは確か小林編集長が大半だったはずです。当時、徳大寺さんはCGにインプレッション記事は投稿していませんでしたね。 CGも初版からかなり保管してはいたのですが多くなりすぎて、10数年前に処分してしまい、証拠はありません。 もしできるのであれば、webCGの質問コーナーか、新CGへでも質問してみてはいかがでしょうかね、もしかしたら言いだしっぺは小林さんかもしれませんよ。

airbus380
質問者

お礼

yotani0425 さん こんばんは 重ねての投稿有難うございます。 私も徳大寺さんではなく、小林彰太郎さんが最初に使ったのではないかという気がします。 初版のCGをお持ちだった大先達の方から ご回答をいただき光栄の限りです。

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  • tutan-desu
  • ベストアンサー率21% (1009/4652)
回答No.3

ねこ足という表現はジャグアーよりもプジョーやシトロエンといった、フランス車の足回りの表現に使われると思います。おっしゃる通り、自動車専門誌の記者が猫の足のようにしなやかだという表現で、使い始めた言葉でしょう。フランスは日本よりも道路事情が悪く、凸凹道や石畳の道が多いので、必然的にストロークの長いサスペンションの車が作られてきました。逆に日本では石畳の道路はほとんど見かけませんし、未舗装路でもほぼ平坦ですから、サスペンションもオーバークオリティではなく少しでもコストを削ろうとします。イギリスも石畳の道はありますが、フランスほど酷くないですし、車の乗り心地に求める国民性の違いも大きいと思います。

airbus380
質問者

お礼

tutan-desu さん こんばんは #1の方へのお礼にも書きましたが、シトロエンの足回りをねこ足と表現するとは知りませんでした。 フランスでもねこ足に相当する語で呼ばれているのでしょうか。 いろいろ調べてみようと思います。

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  • yotani0425
  • ベストアンサー率30% (1185/3898)
回答No.2

記憶の限りですが、ジャガーの猫足表現はXJ-6が日本で走り始めたときから、ちょっと遅れてプジョーの205にも使われていましたね、当時の「カーグラフィック」のインプレッション記事でよく見かけました。 推測の限りですが、カーグラの日本の評論家・執筆者が言い始めたのではないでしょうかね。

airbus380
質問者

お礼

yotani0425 さん こんばんは 下記URLの3枚目の写真の右側の記事に 「初代「XJ」のしなやかな足まわりを俗に「ネコ足」と呼ぶようになった」と記載があります。 http://www.webcg.net/WEBCG/impressions/i0000022799.html?pg=2 俺が・CGがではなく「俗に」と言っているので 徳大寺氏でもCGでもないのでしょうか。 ますます謎が深まってきました。

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回答No.1

回答ではありませんが、、。 ジャガーがネコ足? 普通はフランス車、シトロエン、ルノーあたりの足回りをネコ足と言います(エアサスやニューマチックサスペンションなどしなやかさを追求)が、ジャガーは聞いたことがなかったですが、、、。 ジャガーの足回りに定評があるとは、、、チョット疑問ですが、、、。

airbus380
質問者

お礼

apiapi_2006 さん こんばんは 日本車以外ではドイツ車と英国車しか持った事がないので フランス車については全く無知なのですが シトロエンやルノーの足回りをネコ足と言うとは初めて聞きました。 プジョーについては聞いた事があります。 ジャガーもライオン(プジョーのマスコット)も猫科なので ネコを用いているのだと思っていました。

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