- ベストアンサー
老人が被爆寿命と放射能の影響どちらで死ぬ?
narigonの回答
「気持ちが悪いから水が飲めない」と言われるとね。 どう考えても考え方が科学的じゃないので、科学的にこうだと言ってもあまり意味がない気がします。 同じだけの水を飲めば老人よりも小さな子どもの方が体に悪いので。。。 放射能と放射線とは違うのですが、水に放射能があるわけではなく、水に含まれている放射性物質(これの事を放射能と言う場合もありますが)を取り込んで、それが体に蓄積され、蓄積された放射性物質から徐々に放射線が出るためにガンになる可能性があると言うことです。 っで、関東で検出されている放射性ヨウ素-131や放射性セシウム-137等があります。 ヨウ素を経口摂取した場合、放射性の有無は関係なく、摂取した60~80%は腎臓を介して尿中に排出されたり糞便中から排泄されます。残りが吸収されてその一部が甲状腺内に蓄積され、甲状腺ホルモンの生成に供されます。普通のヨウ素も、放射性のヨウ素もヨウ素であることに変わりはなく、体内では同じように吸収され、同じように甲状腺に行きます。 甲状腺は年寄りの方が昨日が減少し、赤ん坊や子どもの方が活発です。 その為、放射性ヨウ素は甲状腺機能が活発な若者や、甲状腺の形成過程の乳幼児で最も害があると言われています。つまりお年寄りはあんまり影響されていません。 放射性ヨウ素を多量に摂取した場合は、放射性ヨウ素が取り込まれるのを防ぐために安定化ヨウ素剤という物を摂取するのですが、安定化ヨウ素剤の留意事項にも「成人では放射性ヨウ素による甲状腺がんのリスクは小さく,特に40歳以上の成人に対する安定ヨウ素剤投与の必要性はありません。」 とあります。 つまり、年寄りは放射性ヨウ素を摂取しても甲状腺がんになるリスクはほとんどないから気にしなくて良いと言うことです。 他のがんは?と思うかも知れませんが、体内にあるヨウ素(放射性ヨウ素含む)はほとんどが甲状腺にあるため他の部位はそれほど危険ではありません(他の部位がガン化するのであれば甲状腺がまずアウトでしょうね)。 セシウムは筋肉に蓄積されますがヨウ素と比べ半減期が長いけど(放射性物質は壊れるときに放射線を出します)、体内からは100日程度で排出されるためそれほどの影響は無いようです。 つまり、「現在の水道水には放射性のヨウ素やセシウムが出ているが凄く量も少ない上、セシウムはそれほど人体への影響が無く、ヨウ素は赤ちゃんや子どもには影響が強いが40歳以上にはほとんど影響が無いので、気にせず水道水を飲め」と言うことをかみ砕いて説明してください。 ホント、水を買い占めているご年輩の方がいますが、どう考えても妊婦や赤ちゃんの居る家庭に譲ってあげて欲しいですよね。 親には「あなたには放射性ヨウ素の影響は関係ないし、出る頃には他の病気になって死んでるから気にせず水道水飲んで良いよ」とぶっちゃけてます…
関連するQ&A
- ラドン温泉など放射能泉での被爆量はどれくらいでしょうか
日本では、温泉と言うと健康に良さそうで、ラドン泉やラジウム泉などの放射能泉も人気があるようです。しかし、考えてみれば、放射能泉に入るということは、わざわざ被爆(放射線を浴びること)しに行くようなものではないのかと思ってしまいます。被爆量が増えれば増えるほど、発ガンのリスクは高くなりますので、被爆は蓄積すると考えられています。人は、生きているだけで、自然界や自分の体内の放射性元素からの放射線で自然に被爆しているわけですが、放射能泉による被爆は、これらの被爆量と比べるとどの程度なのか、放射能泉にあまり入りすぎると発ガンのリスクが高まるとか、そういったことはないのでしょうか。 私は実は、医療関係者なのですが、だれに聞いても知らないと言うので、ここで聞いてみました。よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- その他(健康・病気・怪我)
- 放射能の影響は?
福島第1原発の事故について、毎日報道されていますが、放射能レベルの数値やヨウ素131の数値について、その健康被害に関する説明が非常に不足しているように思います。 例えば、「2700マイクロシーベルト/時という放射能が検出」、「50ミリシーベルトで発ガンの可能性」と報道されている場合、γ線やβ線の場合の被爆量は、積算で考えますので、18時間 原発周辺に居ると、発ガンの危険性が出てくることになるはずです。 また、周辺地域で、例えば600マイクロシーベルト/時の放射能となると、4日間その地域に居ると、発ガンの可能性が出てくるはずです。また、放射能と言ってもセシウム、ヨウ素などの原子が砂や建物などに付着し、γ線やβ線を出し続けるのではないのでしょうか。とすると、全ての外気に接しているものを洗浄し、下水管を通じて処理場にまで遠ざけて初めて、居住地では安全が確保できるのではないのでしょうか?また、処理場では放射性物質が集積するはずですから、これを何らかの方法で処理しなければ、今度は飲料水に放射性物質が混じって、住民に再配布される事になるのではないでしょうか? こういったことを考えると、じゃあどの程度の時間がたてば、セシウムやヨウ素131が安全な原子にまで崩壊するかも問題になると思われます。 さらに、「水1キログラムあたり2・5ベクレルのヨウ素と0・38ベクレルのセシウムを検出」と報道されていますが、これは外部被爆の話、1時間単位で考えた話であって、その野菜の付近に居て、外部被爆の限界はどの程度なのか、甲状腺にたまりやすいヨウ素131に関して考えると、どの程度その野菜を摂取しても安全なのか、その摂取し影響はどの程度続くのかなど、細かい情報提供を国も自治体も東京電力側もしておりません。 これらの影響について教えて下さい。
- ベストアンサー
- 化学
- 放射能の影響
原発事故について調べていると、 「放射能の影響は半永久的に続く」と耳にします。 そこで、質問です。 事故直後は、大気中に放射性物質が充満していて、 呼吸から体内に入ったり、皮膚から放射線を受けたりしますよね? 一方、事故から長期間たった場合、 「食物汚染」による内部被爆の影響が一番の問題だと聞きました。 汚染された土壌から採れた野菜を食べたり、 汚染された土壌から生えた草を餌にして育った家畜の肉や牛乳などを 摂取することによって放射性物質を体内に取り込んだり。 また、水脈も汚染を受け、飲み水が原因でもなると。 では、例えば、20年以上も前に、 チェルノブイリ原発事故がありましたよね? あの被災地では、もう空気汚染はなく、 外部被爆の心配はない、ということでしょうか? 食べ物などに気をつければ、 呼吸による取り込みや皮膚からの影響はほとんどないと 考えてよいのでしょうか? 教えて下さい。 よろしくお願いします。
- 締切済み
- 環境学・生態学
- 福島原発で被爆した作業員の退院について
福島原発で被爆した作業員が健康に問題ないということで、今月28日に退院する予定だそうです。 あれだけの放射能を含む水から被爆したのにもかかわらず、退院は早すぎるのではないですか? 放射能によって皮膚や血液、臓器に影響が出てくるのは被爆後1週間を過ぎた位からと聞きますが。
- ベストアンサー
- ニュース・時事問題
お礼
詳細にご説明いただきありがとうございました。 説得してみます! まずいから飲めないと言われるともっともだなぁと思い、それで買い占めることを責められないと感じました。 完全に思い込みですが、それはマスコミの報道が問題だと思います。