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病は気から?

病は気から? 下の(1)~(3)に似たようなことって、実際にありますか? 心理学なのか社会学?なのかよくわからないのですが、心の病と気の持ちようってどのくらい関係あるのかな?とふと思ったので質問してみました。 「その現象にはこんな名前があるよ」というのがあったらあわせて教えていただけるとうれしいです。 (1~3は架空の想定です) (1)Aはさまざまな体調不良を感じていたが、「疲れているせいだろう」と思い仕事していた。 あるとき「○○病」なるものがあることを知って、自分はこれではないか?と思った。 ほとんどの症状にあてはまるが、その時点では眠れていた。 「おかしいな?○○病なら眠れないはずだが…」と思っているうちに、本当に眠れなくなってきた。 (自分は病気のはずだと思っていたら、もとはなかった症状がでてくる) (2)「○○病」が有名になるにつれて「自分も」「自分も」と診察を受ける人が増えた。 Bは「自分の症状は人よりずっと重いだろう」と思っていた。だが処方された薬は、ネットで見た他の人よりずっと少なかった。 Bは、なんだかそれが自分のつらさを正しく理解されていないようで悔しく思った。処方された薬もあまり効かない気がした。 「俺は誰よりつらいはずだ!もっと薬が必要なはずだ!」と思っていたら本当に症状が重くなり、処方される薬も増えた。 (つらさを理解されたいと思うせいで、症状が重くなる) (3)Cは「○○病」と診断され薬を処方された。しばらく飲んでみたが、あまり効いてない気がした。 そのうち「俺は本当は病気じゃないんじゃないか?」という気がしてきた。 処方された薬を見ていたら病院が混んでいたことを思い出し、「薬を作る会社はさぞ儲かるだろうな」と思った。 そのうち「自分が病気になることで誰か儲けてる奴がいるんじゃないか?」という気がしてきた。 そう思うと何か悔しい気がして、「自力で回復してやる!」と思った。 つらくてもできる範囲で活動していたら、だんだん体調が回復してきた。 (治したいという心が体調をよくする)

みんなの回答

  • kigurumi
  • ベストアンサー率35% (988/2761)
回答No.4

プラシーボ効果ですね。 医学生の中に、病気について学ぶたびに、自分はその病気なんじゃないかと訴えている生徒がいるそうです。 その症状が出ているという。 唯一学んでもその病気じゃないかと言って来ないのは、女性しかならない病気。 ある生徒がやはり学んだあと自分はその病気じゃないかと言って来たので「子どもしかなりません」と教えた途端 症状は消失。 これは医大でよく生徒が起こすそうですが、それでも病気に対する知識が深まることには、自分はその病気ではないとわかり、学んでも最初から症状を起こさなくなるのだそうです。 人間には自己治癒力がある。 ある医者は「私たちが患者を治しているのではなく、患者本人の持つ自己治癒力が本人を治しており、その本人の力を我々はサポートしているに過ぎない」と言っている。 「我々はやれることはやった、あとは本人次第」という言葉をよく医者は言うそうだが、まさにその通り。 本人の自己治癒の能力次第。 ガン患者の意志を殺ぐのが、肉体的苦痛。 例えば放射能治療などで、本人は苦痛な目にあう。 さらに自己治癒力を阻害するので、身体は治したがっているのに、治療で妨害されている。 苦痛治療で本人の気力が衰えるわけです。 中にはガンをやっつけた人がいる。 スターウオーズのシーンをイメージして、悪をシューティングでやっつけるイメージをしていったところ、徐々にガン細胞が消えていって、余命数ヶ月だったはずなのに、どこにもガン細胞が無くなってしまったという人がいる。 暗示 つまり プラシーボ効果で自己治癒力をめいっぱい高めることができたので、がん細胞を抑える効果を発揮し、ついには全部やっつけてしまったんじゃないかと。 恐ろしく思い込みの激しい自己暗示力のすごく高い人ですね。 ということで、やる気が鍵かも。 しかし、ガンと戦うと決意した人でも、「もういいや」と思った途端、急激に容態が悪化してしまう。 気力が尽きたときが死ぬときですね。 その人はいろいろな化学療法でかなり精神的にやられていた。 気力を化学療法でそがれて、自己治癒力もお手上げにさせられてしまったってことじゃないかと。 苦痛を伴う化学療法を受ける心の体力があるかどうか、本人と周りとで話し合って、治療方針を決定した方がいいと思う。 あとはその人が暗示にかかりやすい体質かどうかも、治療方針の重要な項目になると思う。 暗示にかからない人はプラシーボ効果を期待した治療ができませんから。

回答No.3

学士程度の知識と個人的見解ですので、その点を踏まえて下さい。 まず、身体的疾患と精神的疾患に分けて考えた方が良いでしょう。 (3)のようなケースを身体的疾患としますと、(3)では a) 病名が確定する b) 薬を処方されたが、改善しない c) 医師の誤診を疑う d) 病院の混雑から、(やや論理が飛躍して)製薬会社が搾取していると感じる e) 治療を自己判断で中止して自然治癒 というような流れになると思います。 この場合、cの時点で医師とのラポート(治療上の信頼関係)が損なわれています。 加えて病気で困ることを金儲けに使うとは腹立たしい、と薬に対する信頼も損なわれています。 そして治療中止を決めた場合、自然治癒を待つか、代替療法を探すかしかなくなります。 一般にどのような疾病でも、治療者と患者との間には「疾病を治癒させる協力を行う」と いう信頼関係が築かれます(治療契約・治療同盟)。 これが損なわれますと、大抵治療は困難になります。 (3)のケースでは本人が我慢という選択をした結果、自然治癒したことになります。 世の中に溢れる「健康食品」は大抵の場合代替療法として機能していることになります。 安価に製造できるものでも、安価に売ると「ありがたみ」が薄れ、プラセボ効果が 期待できなくなるので、大抵は高額な価格設定ですね。 因みに(3)がもし精神疾患の場合、恐らく自然治癒する可能性は極めて低くなります。 古い区別ながら、日本では精神疾患とは 1.統合失調症 2.神経症(正式な医学的病名ではありませんが) 3.鬱病 に大別されますが、この内自然治癒の可能性があるのは2と3で、確率は低いです。 (1)の場合は自分の不調に類似した病名を知るものの、完全一致しないというケースですね。 心理学的には、人は世界を予測・統制したいという欲求がある前提になっていますので、 何かのその認識(認知)には根拠や理由、社会的な承認(病名があるなど)を強く求めます。 この場合は体調不良を当初は「疲労」に由来する(帰属する)ものと認知しています。 しかし、特定の疾患名を知りかつ不調がかなり当てはまる場合、自分はそちらに属すると いう強いバイアスが掛かります(疾患名が社会的に「承認」されているからです)。 しかし、典型例と完全一致しない場合、認知に矛盾(認知的不協和)が発生します。 人は心的な不協和を極めて不快に感じるため、何らかの方略を採ります。 この場合、態度変容を行い(就寝時間になっても「~の筈だ」に拘泥する)不協和を 解消していると解釈できます。 たいていの人は夜更かしは早起きよりは苦痛に感じにくい理由もあるでしょう。 ただこの場合、この人はその疾患の典型例に近いものの、不眠に関しては自ら不眠を 選択している点で、「もとになかった症状がでてくる」こととは違います。 上記のような心的方略は一般に精緻化見込みモデル(ELM)と呼ばれます。 この考察は精神疾患であるとして記述しています。 (2)の場合、大抵は鬱病(軽度)にありがちな感を受けます。 一般に、どんなに良く効く医薬品でも有効率100%ということは有り得ません。 精神科領域での処方薬の有効性(中等度以上改善)は大凡40~70%程度です。 誰にでも効きそうな睡眠薬ですら、です。 この場合では2つの要素が絡んでいると考えられます。 1つめは平たく言うと「思い込み」なのですが、この人は現在の自分のあるべき状態を 「症状の重い病人」と認知しています。 なぜそう思うかは場合に依りますが、ここでは2つめの「疾病利得」という概念が適する と考えられます。 「疾病利得」とは「病気を患うことで、周囲や社会から同情・配慮・金銭的優遇・福利厚生が 得られること」で、嫌な言い方ですが病気になってする得のことです。 そうすると、"数字で出る医薬品の成分量=重症度=周囲の理解・同情の程度"という 困った図式が成立するため、処方量が増える結果が生じ、治療の阻害と引き替えに 本人は安堵感を得られると考えられます。 (2)の場合年配の方の身体疾患にも似たようなケースが生じやすいですね。 血圧が基準値よりやや高い、程度の根拠で「自分は高齢で、体に不調がある筈だ」と 大病院の脳神経外科まで来る人も居ます。 ただ、医師はこのようなケースには慣れているので、「気分を鎮めて血圧を下げる」と 最も作用が弱い抗不安剤などを処方して満足してもらうケースが多いようです。 逆に、「何ともない」「検査の必要はない」と言い放つ医師は年配には嫌われやすい 様子です。 以上、お答えになるか分かりませんが参考になれば幸いです。

  • tpg0
  • ベストアンサー率31% (3785/11963)
回答No.2

病は気から? 確かにメンタル面の病は気の持ちようです。 私自身も仕事上の悩みで自律神経失調症になり、酷い肩凝りや不眠でうつ病気味になったり、ストレス性の十二指腸潰瘍を患いました。 自宅では何ともないのに、会社に出勤すると動悸が激しくなったり下痢したりで何度も退職を考えました。 1、私の場合は、仕事上のストレスから自律神経失調症や十二指腸潰瘍になったと診断されてましたが、負けてられないと言う気持ちで乗り越えました。 自分はダメと思ったら退職してたと思います。 2、会社の先輩がうつ病で1年間休職して職場復帰しましたが、間もなく自ら命を絶ちました。無念でしたが現実逃避をした卑怯者と腹立たしい気持ちにもなりました。私自身も精神安定剤等を処方されてましたが、薬に頼らずに現実に立ち向いました。最大の薬は先輩の自殺に対する腹立たしさと家族の笑顔でした。 3、十二指腸潰瘍の時は痛み止めの薬は有り難く服用させてもらいました。 しかし、病院や製薬会社に感謝しても、それらが儲かってるとの発想は全く起きなかったです。 痛み止めも本当に我慢出来ない痛みの時だけに限り服用してましたから、効き目はありました。 食べ物に注意して自然治癒しました。 因みに、風邪で会社を休んだ事は社会人になって約40年間、30代前半の頃に40℃近い熱が出て急性腎盂腎炎と診断された時の2日間だけです。 38℃程度の熱では解熱剤を服用して乗り越えて来ました。私に限っては「病は気から!」は大いに当て嵌まります。

KQ0061
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ご自身のご経験、とても心に沁みました。 先輩のお話は本当につらいですね。 私の周りにも精神疾患で体調の悪い方がいるので、心配しています。 心配されすぎるのも逆につらいのかなと思って、気にかけすぎない態度をとっていますが… 薬の副作用がつらいみたいで、見ていられないときもありました。 体の病気なら症状が計れますが、心の病は申告する人の心なので難しそうです。 私も拒食症だったことがあるのですが、はたから見てどう見てもやせすぎなのに本人は「病気じゃない」と思ってました^^;これがまさしく病ですね。。 Cの発想を持つあまのじゃく?な人なら心の病にかからないかもしれませんね^^; なんでこんなに病気の人が増えちゃったのかなあと思いまして… 今までつらかった方が病院にかかるようになって、薬でつらさが軽減された証拠ならいいのですが。 本人の申告でお医者さんが「病気」と判断してしまい、薬をもらったが効かない、とか残念かなと思いまして。。 環境を変えるとか自分の考え方を変えるとか、すぐには難しいとは思いますが… たくさんの方の心の健康が戻るといいなと願ってやみません。

回答No.1

これは主に精神疾患で言えるんじゃないでしょうか アメリカで24人のビリーミリガン後に多重人格(解離性人格障害)が急増したり カウンセリングの精神分析によって実在しない虐待の記憶を抱いて家族を訴えたり といったことが問題になったことが有名です。 PTSDやアダルトチルドレン、アスペルガー、ボーダーラインといった「疾患」も、 そう診断されたり自称することで、自分の不適応を周りに許容させることが出来て好都合なのでよく自称されます。 また、一般的に免疫はストレス下で産生されるコルチゾールにより抑制されて 風邪などひきやすくなります。 しかし癌など多くの疾患は気の持ちようでは治らないでしょう

KQ0061
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 たしかに身体の病気は気の持ちようだけでは難しいですよね^^; 体と同じように心にも自己治癒力?みたいのがあるのかなあ…と思ったので質問してみました。

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