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DCブラシレスモータの起動電流
DCブラシレスモータの起動電流について、DC12Vでコイル抵抗が0.2オームのモータがあった場合、理論上は起動電流は60A(12/0.2)となります。実際には、電流制限等である一定の電流以上は入らなくなると思うのですが、電流制限がない場合は60A入力できるのでしょうか? 実際にモータで確認したところ、電流制限がない場合でも60Aは入力できないような気がするのですが、何か考え方に間違いがあるのでしょうか?
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- moto21
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実際のモータの構成によると思いますが 電源とコイルの間にドライブ回路があります。 そこにあるトランジスタの電圧降下Vce(sat)とかFETのON抵抗があるので12vがそのままコイルに掛からなかったり、抵抗がコイル抵抗だけではないと言う現実があると思います。 また少し時間が経つと電流によるコイルの温度上昇がありコイル抵抗が上がり電流が徐々に減っていきます。 短い時間の問題であればコイルのインダクタンスで徐々に電流が上がる現象はあるかもしれません。
- fujiyama32
- ベストアンサー率43% (2298/5278)
直流電源の内部にも内部抵抗があります。また、接続する電線にも僅かながら 抵抗があります。 電源内部抵抗値+電線抵抗(往復分)+モータコイルの抵抗値=抵抗値の合計 になると考えれば良いと思います。 また、コイルにはリアクタンス分がありますので、電源を入れても起動電流が 抑制されることになります。 更にDCブラシレスモータと言いましても、種類が多くあり、制御回路(電子回路) により半導体素子の構成も種々あると考えられます。 素子にも抵抗分がありますのでこれらについても考慮する必要があると考えます。 また、電流の大きさを観測した測定器にも特性(応答性、精度など)があります ので、起動電流を測定するに相応しい測定器(電流波形を記録できるレコーダ) を使用する必要かあります。
補足
早速の回答ありがとうございます。 その内容について、更に教えていただきたいのですが (1)直流安定化電源を使用した場合、電源の内部抵抗に関係なく、一定の電圧がモータ(回路部)に出力されるので、内部抵抗を考慮する必要はないと思っていました。(取説にも内部抵抗値の項目はありません) 電源の内部抵抗についてはバッテリー等の電源を使用する場合は必要である。この考え方は間違っていますか? (2)リアクタンス分で起動電流が抑制される点についてもう少し詳しく教えていただけないでしょうか? インピーダンスについても考慮したのですが、起動電流の場合、回転数はω=0と考えるとL分は考慮してはいけないと考えていました。 この考え方について、おかしなところについて教えてください。