• ベストアンサー

簿記 一級 減損会計と臨時償却の違いについて

簿記の勉強をしていてよく分からないところがあったので質問させてもらいます。 固定資産の臨時償却と減損会計の違いが呑み込めません、 臨時償却・・・外的な事象により機能的に著しく減価⇒償却 減損会計・・・固定資産の利用により得られる収益が当初の予想よりも低下した場合、帳簿価額を減額。 まず臨時償却が求められる場合の機能的減価とは商品に例えて言うと相対的に見て陳腐化したといった認識を持っています。 それと減損会計との違いは何なのでしょうか? そして減損会計の認識が帳簿価額と割引前CFとの比較というのもあまりよく分かりません。どうかご教授お願いします。

  • 簿記
  • 回答数4
  • ありがとう数13

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • minosennin
  • ベストアンサー率71% (1366/1910)
回答No.1

ある固定資産の陳腐化という事象に対して、臨時償却と減損会計の両方が同時に該当するケースもあるのではないでしょうか。それでは臨時償却と減損会計とでどこかどう違うのかということになりますが、これは固定資産に生じた事象によって、この場合は臨時償却、別の場合は減損会計という使い分けするのではないように思うのです。 両者の違いで気づいたものを挙げてみると 1.処理の根拠となる規定が違うこと。臨時償却は「連続意見書」、減損会計は「固定資産の減損に係る会計基準」 2.臨時償却は個別資産を対象、減損会計は独立したキャッシュフローを生み出す資産グループを対象 3.臨時償却は減価償却資産を対象、減損会計は非減価償却資産である土地も対象 というような違いはあります。 後段のご質問、「減損会計の認識が帳簿価額と割引前CFとの比較」が、割引後CFでなく割引前CFを用いるのはなぜかという意味でしたら、その理由は、減損の認識をより慎重に行うためと説明されています。金額の大きな割引前CFでさえ簿価を下回るのなら減損認識もやむなしということでしょう。

yomisuke
質問者

お礼

いつもいつもありがとうございます。 臨時償却は固定資産自体の価値に、 減損会計は固定資産により生み出されるCFに視点を向けたものだったのですね。 後、割引後CF<割引前CFなので割引前Cfと帳簿価額を比較する理由も呑み込めました。

その他の回答 (3)

  • minosennin
  • ベストアンサー率71% (1366/1910)
回答No.4

会計処理の順番は、減損会計意見書に規定されており(下記)、お書きのとおり減損処理が先です。 ・・減損損失を認識するかどうかの判定は、減価償却の見直しに先立って行う(減損会計意見書 四 2.(2)(1)参照)

yomisuke
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • tappara
  • ベストアンサー率37% (260/694)
回答No.3

臨時償却と減損損失の認識を両方行う場合ですが、会計処理つまりその順番・・・むずかしいですね。(ー_ー)!! 昔会計審議会かなんかの議事録で取り上げられていた記憶もあるんですが良く覚えていません。(臨時償却使えば税務上損金もありえるが減損だと不算入になるとかそんな記事でした) 理屈から言えば減損は期末簿価と比較して行うものであり、期末簿価とは償却による配賦処理後の簿価ですから減価償却計算及び臨時償却後ってことになりそうですがどうでしょうか? 減価償却による期間費用配賦→修正である臨時償却→期末簿価とCF比較である減損でしょうか。 あくまで私見ですので参考までにお願いします。

yomisuke
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • tappara
  • ベストアンサー率37% (260/694)
回答No.2

臨時償却は外的要因によってこれまで行っていた償却費の期間配分が合理的でなくなったってことに起因する臨時的な差額償却と考えればいいと思います。 一方減損は帳簿価額が回収CFよりも高い=投資の失敗(設備投資額が回収できない)ことによる固定資産の回収可能額までの切り下げです。 (つまり減損にはそれまでの償却計算の期間配分が間違っていたって意味合いはありません。) ですから臨時償却と減損を両方行うことも可能です。 1000円のものを10年で償却していて3年後簿価700円があと5年しか使えない→陳腐化で臨時償却200円 簿価500円 この簿価500円の設備で100円しか稼げない→減損400円 みたいな。 割引前CF使うのはいちいち割引計算して認識判定たら大変だって実務的な側面も強かったりします。 (ちなみにIFRSでは割引CF使って認識判定するってなっています。)

yomisuke
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 畢竟どちらも簿価を切り下げることには他ならないが、その認識の基準が全く違うのですね。 よくわかりました。

yomisuke
質問者

補足

下の回答者様も提言して下さっているので、合わせてお聞きしたい事があります。 臨時償却と減損損失の認識を両方行う場合ですが、会計処理つまりその順番はどうなるのでしょうか? (1)減損処理を行う 《決算整理》 (2)減損処理後の未償却残高(定額法なら残存価格を除く)と残存耐用年数(機能的減価により耐用年数変更後のもの)に基づき臨時償却 (3)当期の減価償却 と今のところたぶんこうだろうなと思うのですが、何か間違っていればご指摘お願いします。

関連するQ&A

  • 減損処理と 臨時償却の違いについて質問です。

    減損処理と 臨時償却の違いについて質問します。 理屈では 減損処理は将来の収益性の低下に着目した会計 臨時償却は機能的な減価に着目した会計とは 理解していますし、その会計処理方法も理解しているつもりです。 しかし機能的な減価は将来の収益性の低下を招きますよね。 イコールではないかと思ってしまうのです。 例えばあるメーカーが製造現場に産業用ロボットを導入したとして 新しい産業ロボット・技術の開発や業界の事情や法律改正によって、 せっかくのロボットの機能が陳腐化したら、 機能的な減価を発生させますが、同時に 当初将来見込まれていた収益=キャッシュ・フローも著しく減じますよね。 結局、どちらの処理にするのかはどういう判断なのか、が 理解できないのです。 あと機能的な減価による臨時償却で、 耐用年数を減じて会計処理されますが、 「この機械はもう流行おくれで陳腐化しているから 耐用年数は短くなった」などという判断は 実務上、どのように下されるのでしょう。 また減損処理では将来の収益性低下ばかりが着目されますが、 実際はいろんな要因が含まれているはずで、 それを企業の主観による判断に任されいているのはどうなのかと 思ってしまいます。 受験勉強なのだから、問題文の指示に従えばいいのですが、 性分で突っ込んで知りたくなってしまうのです。 この分では試験日までに勉強が終わるかどうか不安です (余計な話ですみませんが、理論的にしか覚えられません) それではどなたかよろしくお願いいたします。

  • 減損会計てなんですか?

    減損会計てなんですか? 資産の収益性が低下して投資額の回収が見込めなくなった場合、当該資産の帳簿価額にその価値の下落を反映させる手続きをいう。 と見ましたが、よくわかりません。 何をしたいのか? 何を、どのようにして実行するのか? などが知りたいです。 よろしくお願いいたします。

  • 減損の認識

    減損会計について 割引前将来キャッシュ・フロー(※)と 固定資産の帳簿価額とを比較し、 減損損失を認識する。 質問 ※なぜ「割引後・・」ではないのですか? 「割引後・・」ならば、現在価値なので 固定資産の帳簿価格と比較しやすいのでは?

  • 会計~減価償却~

    会計的配分と価値評価の点から観た場合の 正規の減価償却と臨時償却、減損会計の違いを教えてくださいm(__)m

  • 減価償却資産95%償却 1年に満たない会計期間

    減価償却資産を旧定額法、残存価額10%で減価償却をしていき、 取得価額×0.9×旧定額法償却率>期首帳簿価額-取得価額×5%に到達した当期の会計期間が1年に満たない場合、 仮に当期の会期が3ヵ月しかないとしたとき、 償却額(期首帳簿価額-取得価額×5%)のうち3/12を当期に、翌期に9/12を配分するのか、それとも全額当期に計上するのかどちらが正しいのでしょうか?

  • 臨時償却じゃないの?

    下記の簿記の問題で解答解説では理解できないので、ここで質問です。 この問題では資料2の注2を見ると、臨時償却をするように見えますが、解答解説では「過年度修正は行わずに当期首簿価を残存使用期間2年で償却を行う」として臨時償却せずに減価償却費計上しています。その理由と解答をお教えいただけますか?よろしくお願い致します。 <問題> 当期の会計期間は平成23年4月1日から平成24年3月31日までである。 決算整理後残高試算表を作成しなさい。 <資料1> 決算整理前残高試算表(単位:円) (借方)機械 2,000,000  (貸方)減価償却累計額(各自推算) <資料2> 機械の償却方法は定額法、耐用年数は8年、取得年月日は平成21年4月1日。 下記、注1~3も考慮せよ。 (注1) 過去の償却は適正に行われている。 (注2) 当期首に当初予測できなかった著しい陳腐化が生じたため、当期末において耐年数を短縮し、使用期間を平成25年3月31日までとした。 (注3)平成19年3月31日以前に取得した固定資産は残存価額を取得原価の10%として価償却費を計算し、平成19年4月1日以後に取得した固定資産は残存価額をゼロして減価償却費を計算する。 <解答欄> 決算整理後残高試算表(単位:円) 機械 2,000,000 減価償却費 (   ) 減価償却累計額 (   )

  • 減損会計の仕訳 及び 今後の税務面

    減損会計を今期に採用します。 固定資産について長期遊休の為、将来のキャッシュフロー や 売却可能額がゼロと判明した為、仕訳をするのですが、廃棄の時の仕訳と同様の以下の通りでよろしいでしょうか? 帳簿価格は、もちろんゼロにする仕訳です。 (減価償却累計額) 60 (固定資産)100 (減損損失)     40  また、減損損失額は税務上損金不算入ですが、これらは1年以上遊休なので、評価損の計上が認められます。今後は会計上では簿価が無いので、税務面のみ償却部分を加算していく方法でよろしいでしょうか?

  • 固定資産減損後の減価償却費

    例えば、不良化した有形固定資産を減損処理したとします。定額法で減価償却していた場合、減損後の減価償却費は同様に減額されるということで宜しいのでしょうか?(以下例) それとも年間の減価償却費は変わらず耐用年数が短縮されるのでしょうか? (前提条件) 取得原価:1,000 耐用年数:20年 残存価値:10% ⇒550まで減価償却が進んだ時点で、減損処理し200とした 減価償却費(年間) 減損前 :45 (=1,000 x 90% / 20年) 減損後 :??

  • 減損会計に関して

    上場企業などは2006年3月期から減損会計の適用が義務付けられていますが、各企業は減損会計適用のパッケージソフト等を探しているのでしょうか。 固定資産のアプリケーションも減損用に修正作業に着手しているのでしょうか。 減損会計の動向を調査しているのですが、固定資産で減損対応しているパッケージがあれば教えてください。

  • 減価償却?

    おはようございます☆ 今回お聞きしたいのは、備品の減価償却費に関してです! 以下の問題です。ちなみに仕訳の問題です。 直接法で記帳されていた備品(取得原価¥200,000、帳簿価額90,000)を\50,000で売却した。 売却代金は小切手で受け取り、ただちに当座預金口座に預け入れた。 参考書を読んでいて頭がパニックになってしまいました。。。 まず、この備品というのは減価償却は行っているんでしょうか?? 参考書に、以下のことがかかれていました。 減価償却を行わない固定資産を売却した場合には、売却した固定資産の帳簿価額と売却価額とを比較し、その差額を次のように処理する。 1.(売却価額)>(帳簿価額):貸方に固定資産売却益勘定をセット 2.(売却価額)<(帳簿価額):借方に固定資産売却損勘定をセット 減価償却を行っていないと仮定して話を進めると、 今回の問題は、2の借方に固定資産売却損勘定をセットするケースになりますよね? そうすると、仕訳は (借方)当座預金\50,000   (貸方)備品\90,000     固定資産売却損\40,000 という仕訳でいいのでしょうか? 長く、わかりにくい文章で非常に申し訳ありませんが、 どなたかよろしくお願いします!

専門家に質問してみよう