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減損会計てなんですか?
減損会計てなんですか? 資産の収益性が低下して投資額の回収が見込めなくなった場合、当該資産の帳簿価額にその価値の下落を反映させる手続きをいう。 と見ましたが、よくわかりません。 何をしたいのか? 何を、どのようにして実行するのか? などが知りたいです。 よろしくお願いいたします。
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固定資産は売却することで利益を獲得するために保有しているのではありません。それを使うことで利益を獲得するために保有しているのです。ならば固定資産の本質は将来のキャッシュ獲得能力にあるといえます。そして固定資産の帳簿価格も本来なら将来キャッシュフローの割引現在価値で測定されるべきです。しかし現行の会計基準においては実現主義が採用され、仮に将来キャッシュフローの割引現在価値が取得原価あるいは未償却残高を上回っていたとしてもその差額を利益として計上することは許されません。 しかし将来キャッシュフローの割引現在価値が取得原価を下回っていた場合はどうでしょうか。そのような場合、つまり固定資産の収益性(=将来キャッシュインフロー)が低下して投資額(=取得原価ないし未償却残高)の回収が見込めなくなった状態になっているにもかかわらず、固定資産の帳簿価格をそのまま残存させておくことは将来に損失を繰り延べることになり、企業の実態を会計においては適切に反映できなくなります。 そこで過大に計上されてしまっている固定資産の帳簿価格を回収可能価格まで減額し差額を減損損失として認識する減損会計が適用されます。 ちなみにここで言っているのは減損会計についての大まかな理念であり厳密な話ではありません。
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- yuyumi789
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