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自然な日本語に添削していただけないでしょうか
日本語を勉強中の中国人です。裁判所の判決書を中国語から日本語に訳しています。とても不自然に感じる文があります。自然な日本語に添削していただけないでしょうか。 「以上の証拠はどれも法廷で読み上げる、対質尋問などの法廷の調査手続きにより事実と判明した。証拠は確実で十分であることは、本裁判所が確認した。」 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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#3です。 >法廷で【証拠】を読む」ことを指します。「読み上げ」という言葉はおかしいでしょうか。「読み上げられ」にする必要があるでしょうか。 :「読み上げる」はどこにも掛かっていないということですね。 「読み上げ」に準ずる法律用語があるかどうかはわかりませんが、国語的には「読み上げられ」であれば意味は通じますし、自然です。 以上の証拠はどれも、法廷で読み上げ【られ】、対質尋問などの法廷の調査手続き【を経て】事実と判明した。 《よって、この》【証拠の信頼性は十分に担保されているものと】、本裁判所は認める。
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- hakobulu
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#1です。 > 「読み上げる」も法廷の調査手続きの1つです。ですから、この言葉は省略できません。次のようにしてよろしいでしょうか。 「以上の証拠はどれも、法廷で行なった読み上げる、対質尋問などの法廷の調査手続きを経て事実と判明した。よって、この証拠の信頼性は十分に担保されているものと、本裁判所は認める。」 :「読み上げる」がどこに掛かるのかよくわかりません。 『「対質尋問」を読み上げる』のであれば不自然なので、#1のように添削しました。 「対質尋問」に関しては下記「6.尋問の順序(6)対質尋問」の項に、 『審判長は、証言や供述が食い違う場合など、必要と認めたときは、証人相互、当事者相互又は当事者と証人との対質を命じることができる。』 とあります。 http://www.jpo.go.jp/iken/pdf/iken_kaitei_11/35-04.pdf ただ、「1.呼上げ、点呼。」 という項もあります。 この「呼上げ=読み上げ」であれば、 「以上の証拠はどれも、法廷での呼上げ、対質尋問など、法廷の調査手順を経て事実と判明した。よって、この証拠の信頼性は十分に担保されているものと、本裁判所は認める。」 などのように添削できるかもしれません。 いずれにせよ、「読み上げる」の対象が何を指すのか、によって違ってきます。 >また、「担保されているもの」の「もの」はどういう意味でしょうか。 :http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/192614/m1u/%E3%82%82%E3%81%AE/ [四]の(4)(「…ものと思われる」などの形で)判断を強調する。 に該当すると思います。
お礼
再びありがとうございます。「対質尋問」はまさにそういう意味なのです。
補足
>いずれにせよ、「読み上げる」の対象が何を指すのか、によって違ってきます。 「1.呼上げ、点呼。」という項に該当しません。「法廷で【証拠】を読む」ことを指します。「読み上げ」という言葉はおかしいでしょうか。「読み上げられ」にする必要があるでしょうか。
法廷の調査手続き、を「法廷で行なった調査手続き」と言い換えることが出来ます。つまり、同じ意味を二度述べていることになります。 よって 以上の証拠はどれも、読み上げ・対質尋問などの法廷での調査手続を経て、事実と判明した…。 といった表現の方が、日本語としては自然です。
お礼
早速のご回答をいただきありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
国語的には以下のようであれば自然に思えます。 以上の証拠はどれも、法廷で【行なった】対質尋問などの法廷の調査手続き【を経て】事実と判明した。 《よって、この》【証拠の信頼性は十分に担保されているものと】、本裁判所は認める。
お礼
ご親切に回答していただきありがとうございます。大変助かりました。
補足
「読み上げる」も法廷の調査手続きの1つです。ですから、この言葉は省略できません。次のようにしてよろしいでしょうか。また、「担保されているもの」の「もの」はどういう意味でしょうか。 「以上の証拠はどれも、法廷で行なった読み上げる、対質尋問などの法廷の調査手続きを経て事実と判明した。よって、この証拠の信頼性は十分に担保されているものと、本裁判所は認める。」
お礼
何度もご親切に回答していただき誠にありがとうございました。大変助かりました。