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イラクでの空襲について。
SCNKの回答
- SCNK
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・パリ講和会談の間違いでした。 ・ここら辺はあまり自信はありませんが、確定した賠償を、援助という形で実施したと聞いています。 ・現状以上の請求をする権利は消滅し、講和において合意した請求は確定するということであると考えます。 そもそもイラクの上空を多国籍軍の航空機が飛行する事自体、通常であれば主権侵害です。それではなぜ飛行するのかといえば、イラクに設定された飛行禁止空域が占領と同じようなものだからでしょう。その中で対敵行動を取られれば自衛をするのはむしろ当然なことです。ここで自衛の問題はむしろ末節の話しであって、そもそも占領と同様の状態に置かれていること自体が戦争状態であるということです。講和というのは両者が納得して、争いを終わらせることですから、占領的な行動や武装解除のための監視を継続していることこそ戦争目的を遂行する行為そのものであり、そこには両者が和解の意思を持っている状況はありません。 安保理決議678で認められていた戦争目的はもしかしたら逸脱しているかもしれません。しかし多国籍軍とイラク軍の間で取り交わされた停戦合意でそれ以上のことを多国籍軍が要求したことは十分に考えられるでしょう。そもそも678は武力攻撃容認決議であり、政治的な合意は単にクウェートの国境線までイラク軍が撤退するという内容でしょうが、軍事技術的な追加の合意があったのではないかと思われます。あくまでも国境線の安全を確保するというのが目的であり、本来の合意の付随としての位置付けではないかと推測します。 ところでレーダー照射ですが、マスコミには照射としてしか表記されないのであいまいですけれども、単に探知の為にビームが当たったことを照射といったのか、追随レーダーが自動追尾する、いわゆるロックオンをしたのかで意味がまったく異なります。もし前者であれば、めちゃくちゃな話しで、「おれを探したら殺す」といっているのと同じことで、自衛とは言えないものです。しかしロックオンとなれば照準を付けて銃口を付きつけている状態と同じですから、当然自衛といえるでしょう。 確かに678の目的を逸脱している疑いは否定できないけれども、両者で合意の意思(元の国境線へ引き上げること以外に)が成立していないのですから、講和していない状況といえるでしょう。
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