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中和滴定によるPHの算定
0.1Mの酢酸100mlを0,1mlの水産化ナトリウムで滴定するとき、水産化ナトリウムを100ml加えた点での溶液のpHを算定せよ。酢酸の電離解定数は1.8×(10の5乗) という問題なんですが、分りません。わかる方いましたら、教えてください。
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- nious
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回答No.1
同濃度を同体積加えるから、中和点では0.1/2=0.05MのCH3COONaが生じます。 ところで空気は0.03%のCO2を含む為、大気圧が1atmに於けるCO2の飽和濃度は[CO2]=10^(-5)になります。 のんびりした滴定の最中にCO2が溶けて飽和してしまった場合、プロトン均衡式から、 [H^+]+[CH3COOH]=[HCO3^-]+2[CO3^2-]+[OH^-] → [H^+]+{0.05[H^+]/([H^+]+Ka)}=(K1[CO2]/[H^+])+(2K1K2[CO2]/[H^+]^2)+(Kw/[H^+]) この[H^+]の方程式を解くと中和点では pH=7.4になります。 もちろんスピーディーに滴定を行った場合はこの限りではありません。