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エコブームなんかクソ喰らえ!

pullmandsgの回答

回答No.13

 冗長気味の回答しっかり読んでいただきありがとうございます。  今回は簡潔にいきたいところですが。 >学会の無言である人を肯定と同じとするのも良い考えとも思えませんし。  この問題については、「学会に参加される人はどこかしらで論文を書いている人が多く、その論文を意見表明とみなすことができる」というものでういいかと思います。中小大学の紀要(大学で発行しているその大学の先生なら誰でも乗せられる論文雑誌)まで調べた事がないので本当にそうかといわれれば返答に詰まりますが、温暖化そのものを否定する論文、温暖化否定を前提とした論文を書く人は極めて少ないです。勿論、「日本政府の温暖化政策否定論」は星の数ほどあります。  また、例えば別の問題、「温暖化対策の為には原発を増やすべきか否か」という問題に関しては、「温暖化対策は必要だが、それを原発で行うのは間違い」という主張を、自分の地位を失うリスクをかえりみず主張している研究者は大勢いるので、温暖化を否定すると地位や立場に影響するから黙っているという人は少ないのではと思います(私は原発は必要悪かと思いますが、そういう活動を行う研究者の姿勢は尊敬します)。温暖化否定論というのは、そういった研究と比べると「政治的に無害なので研究の世界では無視されるだけで弾圧されるわけでもない、単なる売名行為」で、人生を賭す価値のある言説とはみなされていないように感じます。 >また異論を唱え始めるのは最初は1人かもしれません。例えば10年前の否定論者と現在の否定論者の >増加率はどうなのか?  前提が、温暖化肯定論が先にありき、という感じになってますが、実際には逆で、30~40年前は温暖化否定論(というか無関心)が中心だったわけです。そこに問題点を力説した研究者がいて、彼らの長年の努力により、その主張が受け入れられるようになったわけです。今権威と言われている学者でも、その頃は自説が受け入れられない上、公害問題で政府を批判したりするので、なかなか助手から上に上がれなかった、というような人は多かったようです。今温暖化否定論を唱える人は、学問的継承性はないとはおもいますが、そういった時代の主流派の最後の生き残りといえるかもしれません。 >ツバル  ツバルの危機には温暖化は大きく関わっています。「水没」というのを文字通り島が海中に没して椰子の木の上半分だけ海面から顔を出しているという構図で描写する事が混乱の原因なのですが。  IPCCの報告書によれば今後50年の海水面変動は10cm程度で、地盤沈下の影響と比べてどうかという話になるわけですが、その他の問題として、温暖化による台風の増加/巨大化にともなった高潮被害、海岸浸食の問題があります。絵に書けるような水没はともかくとして、巨大台風により島の土を半分もっていかれ、残った土地も水浸しで居住不能になるといった事は早期に起こりえます。「水没」というのはこのことで、「何だ、10cmじゃん」と解釈するのが誤解のもとなわけです。同様の問題が気温の上昇にも言え、数度の気温上昇は体が感じる温度としてはたいしたものではありませんが、これにより病原虫は数百キロ北上し、それによる健康被害は結構なものになりえます。 >ですから、私は啓発活動は好きではありません。啓発活動とは一歩間違えれば >宗教です、それを悪意に利用されたら?ですので、あまり良い物だと思っておりません。  このあたりはちょっと方向性は違うのですが同意です。  「声ばかり大きくなって、実態は全然すすんでいない、むしろここ数十年で環境技術は大きく後退した」というのが私の認識です。日本の環境政策の基本方針は自主努力、すなわち「企業も個人も環境問題の重要さを認識して、お互い啓発して環境負荷を減らそうね」というものなのです。実際にこんなものが上手くいくわけがなく、極端な話、中途半端な啓発活動で環境問題への関心を潰しやりたい事をやるための企業の陰謀では、と思ったりもします(自主努力を提唱したのは経済界)。 >pullmandsgさんはどの様な未来に向かって行くのが正しいと認識されますか?   長くなってきたので簡単にまとめますが、最初の書き込みで書いたように、環境問題に取り組むことの清廉なイメージを捨てることかなあ。単に欧米の外圧と、自らの生存のためにやらざるをえないという感じで。そうすれば、啓発なんて押し付けがましいこともなくなるし、政府も自主努力なんかで出来るわけないから、環境税とか、税金だしあまりイメージは良くないけど効果はある政策を実行できるようになるかと思います。メディアも冷静になるでしょう。

noname#69428
質問者

お礼

pullmandsgさん再度の回答ありがとうございます。 温暖化否定論の話等々非常に参考になりました。 前回のお礼の時に、お礼は1000字以内の規制がありますので書けない事が 多々ありました今回も書けない部分もあると思いますが…。 かなり前ですが東京大学気候システム研究センター教授の高藪縁さんの話をTVで見たことがあり この人は気象で雲の移り変わりなども研究している人で過去の温度変化グラフと 現在を照らし合わせると人為的な影響と言えると言っていました。本当の事だと思います。 私が思うに環境問題と言うのは実際の所誰も正解が分からない物だと思っています。 私の個人的意見ですが現時点で地球が様々な要因により温暖化しているのは確かでしょう。 それには勿論、人為的影響もあると思います。「蝶が羽ばたけば気候が変わる」 というように全てはリンクしていると思いますので人為的影響が無いとするのは 無理があるでしょうし逆に何処まで人為的影響なのか明確に立証することも 現代科学では不可能だと思います。また温暖化がどの様な悪影響があるのかも 一概に言える人なんて現代科学では存在しないと思います。 また、温暖化しているからといって、その対策についても本当に具体的な対策に 何があるのかなど言える人など居ないと思います。 バイオ燃料が環境に良いとするなら、それらが取れる物を量産したとするなら それを好む虫の分布は変化してしまうでしょう。 海底の珊瑚がCO2を排出しすぎると思って海底の珊瑚を死滅させれば そこに住む生物の生態系は変化せざるを得ないでしょう。 人の文明もまたしかり、木を植えようが何をしようが、既にあるテクノロジーを無視して 全世界の人が生きられる訳ではありません。化石燃料を使うのは良くないと言っても 化石燃料が地球上から無くなる寸前まで世界のどこかの誰かが使い続けるでしょう。 色々な要因について、1人1人が考え答えを人それぞれ持つ物だと思います。 それを、現在の様に、事実では無い可能性の高い情報を一方的に流すのは 何の為でしょうか?誰の為でしょうか? 書籍を含め民主主義のメディアは、国民の目であり国民の耳であり国民の口で あるべきだと思います。なので環境問題に取り組むことの清廉なイメージを捨てることと言うのも 非常に納得出来ます。

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